1977年滋賀生まれ。お天気キャスター。的中率、夢の9割をめざす気象予報士です。 好きな言葉は「予報当たりましたね」。株式会社ウェザーマップ所属。 ツイッターでも気象情報やってます。(動画インタビュー) 前の記事:南の国を参考にして生きていこう~気象予報士増田さんに聞く > 個人サイト >ウェザーマップ・増田雅昭 >ツイッター @MasudaMasaaki >ライターwiki 想像以上の気温の上がり方だった…… 林: 今年が、平年より平均気温が2.3℃高かったというニュースで、あのグラフを見ると……あのコロナが爆発した時みたい感じになってるじゃないですか。来年もこのペースで平均気温が上がるのかなって思うと……。 2025年がカギを握るのでは?増田: どうでしょうね。去年、一昨年までのところで、これは2025年がカギを握るのかなあと思っていて……過去のグラフを見ていてもこのぴょこっと突き出

「釧路湿原にメガソーラーが建設されている」 そんな刺激的な言葉がSNSで拡散され、多くの人の怒りや不安を呼び起こしています。 しかし、調べていくと見えてくるのは、想像していたような「湿原ど真ん中にパネルが並んでいる」という光景とは違う現実です。本稿では、釧路湿原国立公園の保護区と、原野商法的な土地問題とを切り分けて整理し、冷静に考えてみたいと思います。 釧路湿原とメガソーラー設置地の関係まず大前提として、メガソーラーが設置されている場所は「釧路湿原国立公園」の外にあります。 国立公園内では自然公園法に基づき厳格な開発規制が行われており、大規模な太陽光発電施設を建てることはできません。 つまり「釧路湿原に」という言い方は誤解を招きやすく、正しくは「釧路湿原の周辺にある民有地」で事業が進められているのです。 それでも問題が生じるのは、湿原周辺の生態系は国立公園内と地続きでつながっており、タンチ


スペイン・マドリードの集合住宅の外壁に据え付けられたエアコンの室外機/PabloBlazquez Dominguez/Getty Images (CNN) 猛烈な暑さが欧州の多くの地域を襲い、何百万人もの人々が記録破りの酷暑への適応に苦慮している。暑さは夜も続き、気温が32度を下回ることがほとんどない地域もある。 一息付ける場所も少ない。欧州の家庭ではエアコンがほとんど普及しておらず、多くの住民が扇風機、氷嚢(ひょうのう)、冷水シャワーなどで、焼けつくような暑さをしのいでいるのが実情だ。 米国は歴史的に欧州よりも気温が高いが、米国の家庭の9割近くにエアコンが設置されているのに対し、欧州では2割前後にとどまり、国によっては設置率がさらに低いところもある。英国では、冷房システムが設置されている家庭は約5%に過ぎず、その多くはポータブルエアコンだ。ドイツの設置率は3%となっている。 気候変動に

牛丼チェーン「すき家」。そんなすき家での「働き方改革」が話題だ。 マネーポストWEBの記事「『時給も高くこんなにいい職場はない』 かつてのワンオペ問題を乗り越えて労働環境改善を実現させた『すき家の大改革』」では、すき家がデジタル化を進め、タッチパネル注文やセルフレジを導入してきたことや、深夜帯の時給が1600円〜1900円と他店に比べて高待遇であることを説明。「時給も高いので、こんなにいい職場はありませんよ」といった現役バイトの声も紹介し、X上で大いに拡散されることとなった。 もともと、すき家では深夜のワンオペがノーマルな状態が続いており、2010年代には、ワンオペの時間帯を狙った「ワンオペ強盗」も多発。すき家=「ブラック」というイメージが強かった。2014年には、第三者委員会による報告書によって、労働環境に対する数々の法令違反も指摘され、2019年頃から本格的な働き方改革に乗り出したとい

海外の自動車メーカーはEV転換の動きを強めている。EV一本化の流れに日本勢だけが乗れていない。政府は自動車の電動化に対して、「遅くとも2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を実現できるよう包括的な措置を講じる」としていて、「実現する」と断言できていない。 世界三大モーターショーの舞台は中国へ かつて世界には、「三大モーターショー」と呼ばれる自動車の新車モデルのお披露目を中心とした一大イベントがあった。このイベントに合わせて、世界の自動車メーカーは開発を急ぎ、プレゼン、プロモーションに力を入れてきた。 その三大モーターショーとは、ドイツの「フランクフルト・モーターショー」(奇数年)と「ハノーバー・モーターショー」(偶数年)、デトロイトの「北米国際オートショー」(毎年)、日本の「東京モーターショー」(毎年)だった。 しかし、時代は変わった。いまや、フランクフルト&ハノーバー、デ

唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ

かつてAmazonで購入したモバイルバッテリー。スマホにワイヤレス充電ができ、便利だと思い使用していたのですが、購入から数か月で膨張し、約半年が経過したことろには外装にヒビが入るほど膨張してしまいました。インターネット上で調べてみると、膨張したモバイルバッテリーは爆発の恐れがあると警告されています。 モバイルバッテリーが膨張したので…… 購入したバッテリーは中国シンセン市に本社があるMOXNICE社のもの。日本語の公式Twitterもありますが、数年前にツイート更新が止まっているので撤退したのかも? 日本国内の対応は難しい感じ……。 <モバイルバッテリーの状態> 購入して約半年のモバイルバッテリー 膨張して外装が壊れかけている 爆発したら怖い 家電量販店での回収 購入して約半年しか経過していないモバイルバッテリーですが、仕方なく廃棄を考え、家電量販店ビックカメラのサイトを調べてみました。す

はじめに 最近、新入社員の方が毎月のように入社されていて、うちの部署もにぎわってきたなーと感じています。 やっぱり、人が増えてくるといろんな方がいてコミュニケーションの大切さを実感しています。 うちの部署では、事業部で大切にしていることの一つに心理的安全性があるので、それについて考えてみたいと思います。心理的安全性とは?心理的安全性とは何でしょうか?ググってみると 「心理的安全性とは、職場で誰に何を言っても、人間関係が壊れることなく、罰を受ける心配もない状態のこと。」と出てきます。 これだけだと抽象的で、よくわかりませんね そこで心理的安全性を提唱したエイミー・C・エドモンドソン先生の「恐れのない組織」を読んでみました。本書では様々なケーススタディから組織での心理的安全性について書かれています。心理的安全性の高い組織はどういうものかざっくり要約すると 「このままではまずいのでは?」

オゾンホールフロンガスを使うことでオゾン層が破壊されて穴が空いてしまったという問題。 1987年のモントリオール議定書によってフロンガスの使用が禁止された結果、オゾンホールには縮小の兆候が見られている。 とはいえ、オゾンホールはいまだ大きく、本格的な問題解決は21世紀末になるという。 が、とりあえずは打てる手は打ったし、ということで、あまり言われなくなったのだろう。 酸性雨工場の煙などに含まれる汚染物質により、雨が酸性になって木々が枯れ、人体にも悪影響を与えるかもしれないという問題。 普通の雨はpH5.6、狭義の酸性雨はpH4.2〜4.4。 日本では80年代から現在に至るまでずっとpH4.7くらいで変わっていないようだ。 国際条約で二酸化硫黄や窒素酸化物の規制が進んだことで、それらの排出量は減少し、欧米では酸性雨は「解決」扱いになっている。 日本でも排出ガスの規制は進んでいるし、「pH4.

元東京五輪・パラリンピック担当相の桜田義孝衆院議員(71)が5日、ツイッターを更新。レジ袋有料化について新環境相に相談したと明かしている。 コンビニなどでレジ袋が有料化されたのは昨年7月。プラスチックごみ削減のため、当時の環境相だった小泉進次郎氏が導入したが、利用者からは不満の声が上がっていた。岸田内閣で小泉氏が環境相を外れ、山口壮氏が新環境相となったことで、今後の動向に注目が集まっていた。 桜田氏は「地域の皆様からの要望で、レジ袋についてのご要望を頂いております。レジ袋有料化のメリットデメリットについて、私の盟友である山口つよし環境大臣に直接ご相談をさせていただきました」とツイッターで報告した。 このツイートは1万以上の「いいね」が集まるほどの注目で、「デメリットのが大きいなら訂正して、無料に戻すべき」「毎回『レジ袋はいかがされますか?』と聞かれるのは非常にストレスです」「レジ袋元に戻し

無理。もうEVには非EV車は勝てない。内燃技術をベースにしたテクノロジーは、純粋にコスト面でEVに太刀打ちできなくなる。ICE(内燃)車もダメ。ハイブリッドもダメ。水素エンジンもダメ。内燃じゃないけどFCVもダメ。 なぜかといえば、EVは、今までのクルマよりずっとシンプルに作れるから。 まず圧倒的に部品点数が少ない。自工会予測では3万点から2万点に減る。内燃車はエンジンだけで7000点ぐらい構成部品があるけど、EVだとeアクスルというモジュールに、エンジンに相当する駆動用モーター・インバーターと、変速系に相当する減速機・デフ・ギアボックス類と、電装系に相当する回路類が全部入ってパッケージ化され、これをティア1のサプライヤーが1社で供給する。極端な話、あとは駆動系・操作系・バッテリー・充放電制御機構があれば、EVは走ってしまう。それぐらいシンプル。自工会が「EV化で雇用の大多数が失われる」と

官民で歩調の揃わない日本のEV脱炭素の社会に向けて、内燃機関からEVへのシフトが先進国を中心に行われてきている。日本政府もこのような世界の情勢を踏まえて、EVへのシフトを方針として打ち出している。それに対し、日本自動車工業会会長であり、トヨタ自動車の豊田章男社長が「EV一辺倒」に問題提起をしている。 両社の議論は、完全に平行線をいっている。外野からみていると、世の中の変化に対応しきれない日本の自動車産業がイノベーションのジレンマに陥っているようにもみえるだろう。しかし、EVに関わる事象は、そんなに単純ではない。 他の先進諸国は官民一体でEV化の準備を進めてきたそもそも論として、完成車メーカーがEVを歓迎しない理由はほとんどない。なぜなら、内燃機関よりもEVの方が歴史が古く、完成車メーカーはできるだけEV化したいという自動車開発の歴史があるためだ。1830年代には電気自動車の原型が作られ、1

生きるのつらい! 絶対殺すマン! 今日もガンガン殺していくよーっ!仕事も人生もやることがいっぱいだ…やらないとならないことばかりで一日が30時間あっても足りない…議事録打ち合わせ会議レポート…結婚…両親の世話…食事…身だしなみ…社交…… ノルマもカルマもいっぱいいっぱい…やらないといけないことばかり…“目の前のものを一つ一つ片付けていけば片付く”って言う人もいるけれども 片付くより増えていく速度の方が早いので優先順位が先のものを常に考えて片づけていかないと… うう…生きるのつらい… 生きるのつらい!絶対殺すマン! 何故ドアを壊した!? ほむほむ でもそれってさ義務感だけで生きてる状態だよね (好きな名前を入れてね)さんは何のために生きてるの? 何かしたいこととか楽しいことってないの? ええっと…しいていうと… 山登りが趣味なんですけどでも先にしないとならないこと多いし時間もないんでずっ

[要約] ナガミヒナゲシはアレロパシー活性が強く、改良FAO方式で評価した侵入後の雑草化リスクが大きい。現在日本全土に急速に分布を広げており、農地への侵入もみられます。未熟な種子からの再生も可能なので、防除には開花前の駆除が重要です。 [背景と目的] ナガミヒナゲシは1961年に世田谷区で発見された外来植物で、近年道路沿いに急速に広がっています。花が美しいので好まれ、意図的に増やされることもありますが、繁殖力が強く雑草化のおそれもあります。そこで、この植物の発見時から現在に至る分布拡大状況を明かにするとともに、化学生態的特性と雑草性リスクを調べました。 [成果の内容] ナガミヒナゲシの分布域の推移を、インターネットを利用したアンケートと全国各地の標本調査で調べた結果、1961年の発見以後、徐々に分布域が広がり、2007年現在では東北以南のほぼ日本全土に広がってきたことがわかりました(図1)
待機児童の問題なんかで、まれに「そんなに保育園入れたきゃ地方へ行け!」なんて声を耳にしますが、僕は声を大にして言いたい。 子育て中は、できるだけ子どもの多いところにいるべき と。子どもが多いという事は、それだけ子ども向けのサービスが充実しているということです。 小児科はもちろん、子どもの患者も扱ってくれる各種病院、子ども向け教室もたくさんあるし、子どもの定期検診などの、行政のサポートも手厚いんです。 地方の現実は悲惨。 山と海と、整骨院と葬儀会館と、イオンとパチンコ屋しかない。歯科医のHPなんか、入れ歯のことしか書いてない。 今日は、僕が実際に住んでみて感じた、都会と地方の子育て環境の違いについて、公園を例に紹介してみます。 全ての地方に該当するものでもありませんが、地方都市近郊のベッドタウンには多く当てはまる内容だと思います。都会の暮らしに疲れて、田舎でのんびり子育てしたい!なんて考えて

ネットを見ていたら私立保育園が周辺住民の反対を受けて開園を断念した、というニュースが目に入りました。しかも反対の理由が「子供の声がうるさいから」といったものらしく、世知辛いなぁと思ってたらTwitterでこんな意見を目にしました。 この狭くて車が ガンガン通る道に保育園は 危ないでしょっていう反対が なぜか子供の声が騒音の為 反対ってなってて 非常に納得がいかないわけですが(;´・ω・) pic.twitter.com/y1hQP8JjVm— ハムスターの銀次(写真集第2弾発売中) (@kawanabesatou) 2016年4月12日 @kawanabesatou 実際 説明会のときに 子供の声がうるさいって保育園を作る理事の方に言った人がいますが その一人の声を住民の総意とされてるのが不思議なので(;´・ω・)— ハムスターの銀次(写真集第2弾発売中) (@kawanabesatou)


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