鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) この記事の写真をすべて見る 正社員として務めていた会社がコロナ禍で倒産し、現在はパートとして働いているはやてさん(45)。同世代の友人と比較して「普通」の幸せに遠くおよばない自分自身を「必要のない人間」だと語ります。そんなはやてさんに鴻上尚史が伝えたいこととは──。 * * * 【相談273】 500 社から不採用。社会的に「必要のない人間」である私。(45歳 男性 はやて) 私は現在45歳、パートで働いています。30歳の時にリーマン・ショックで会社が倒産、第二次就職氷河期に突入し、正社員枠が全くなく、37歳の時になんとか入った会社は40歳になった年にコロナで倒産。40歳ということもあり、都道府県・職種を選ばず500 社受け、どこにも受からず、今パートで細々と働いています。 周りの友人は管理職になっていたり、結婚して子どももいたりと「普通」の


内省ヲタク @Yuru_happy_Lab 会話が苦手な人は相手への質問が少なく、その本質が「相手に興味がない」というのは間違いない。 そして更にいうと、相手に興味がない人は「自分のことにもあまり興味がない」。ゆえに深掘りできておらず、自己理解が浅い。 人への興味は「自分と相手のズレ•違い」に宿る。ベースとなる自己理解ができていないと、そもそもズレ•違いに気付くことすらできない。 これは自分の解像度が粗い証であり、相手の解像度も粗くなる。 何となく捉えているものに興味を持つのは極めて難しいため、人に興味がなく悩んでいる人はまず自己理解から始めるといい。 2025-11-05 22:14:43 にゃんすけ @nyansukestudy コミュ障の人全員に共通している特徴が「相手に興味が無い」。コミュ症の人って圧倒的に相手への「質問が少ない」。なぜ質問しないかと言うとにそもそも相手に興味が無い

他人の反復動作にイライラする人は多い。こうした症状「ミソキネシア」についての研究は始まったばかりだ。神経や遺伝など複合的な要素が絡んでいる可能性があるため、症状の解明は人間を知る一歩となりうる。 ミソキネシアとは何か 他人が足先で床をトントン鳴らしたり、髪の毛を指先にくるくると巻いたり、ペンをカチカチ鳴らしたりする何気ない「動作」が、どうにも不快で、場合によっては怒りすら覚える人たちがいる。 この反応は「ミソキネシア(動作嫌悪症)」として知られ、日常的な人とのかかわりを難しくするほど、他人の反復動作に過敏なことを指す。 ミソキネシアの研究がはじまったのはごく最近だが、最大3人に1人が、程度の差こそあれ、他人の反復動作に何らかの不快感を覚えることがわかっている。 トリガー(引き金)となり得る動作のなかには、貧乏ゆすり、爪を噛む、そわそわする、さらにはあくびなども含まれる。そんなミソキネシアは

仕事における "根回し" がなんとなく苦手という人をちょいちょい見る。 なんだかフロー化されていない属人的で儀式的なやりとりみたいな感覚を持ってしまう人もいるかもしれないが、根回しはただ物事を円滑に進めるために必要な報連相を事前にやるというだけである。 根回しという言葉はもともと園芸用語で、樹木の移植にあたって事前に根の一部を処理して新しい根の発生を促す作業のことを指す。いいも悪いもない。 要はただの進め方のひとつで、ポイントを押さえれば誰でもできるしできるようになっておいたほうがいい。入門として押さえるポイントを雑に書き出してみる。 1. 話す人を決める まず事前に話をしておいた方がいい人を組織のレポートラインや力学を理解して見極める必要がある 意思決定者などキーパーソンが明確ならその人と話しておくとよい 組織によっては、もしかしたらメンツを立てるために話を通すみたいな力学もあるかもしれ
名前の通り、フィルムカメラ風のエフェクトを施した映像を作り、あたかも過去に実在したかのように見せるコメディアングループである。雰囲気がわかりやすいのはたった15秒のこの動画。 https://youtu.be/ut1KPDn_pis タイトルからわかる通り、上の動画は「AIが作詞作曲した80年代風ポップス」である。 おわかりいただけただろうか。 要は、「作られた〈過去〉をニセモノと知りながら愛好し消費している」ということだ。筆者が考えるに、この点がZ世代と上の世代の根本的な差異だ。「有ったはずのものを取り戻したがっている」のではなく、「有るはずのものを求めている」のでもない。「有りもしないものが有ったはずだと思い込んでいるフリをしている」のだ。 最後の「フリをしている」というのが最も大事なところで、最も難しいところだ。二つに分けて説明しようと思う。第一に抽象的で哲学的・精神分析学的な説明。

姉妹屋のお姉ちゃん @kimonoshimaiya食い尽くし系が世に知られて久しく、主に男性が当事者として上がっているが、実は私もガチの食い尽くし系。SNSで食い尽くし系に対するみんなの意見をみて、これは本当に気を付けないと人間関係が壊れる!とけつの穴を閉め直した、食い尽くし系の思考回路を私の場合で記載しておく。 2025-01-13 09:42:43 姉妹屋のお姉ちゃん @kimonoshimaiya食い尽くし系と特性(ADHD)の関係は絶対あると思う。途中でやめられない。先の事を考える能力が甘い。漠然となんかいけるやろ。と思ってしまう。そして、自分も食べ尽くされても然程気にしない、だからいけるやろと思う(これは私の周りの食い尽くし系の人に確認したらこれだった) 2025-01-13 09:46:29 姉妹屋のお姉ちゃん @kimonoshimaiya 自分もわりと平気なので、怒られ

AI の能力が上がるにつれて、人間がAI を監督するのが難しくなってきています。本稿では、Anthropic などのグループがICLR 2025 で発表した Language Models Learn to Mislead Humans via RLHF(言語モデルは RLHF を通じて人間を誤解させることを学ぶ)をベースに、この問題について議論します。 この論文では、LLM が解けないほど難しいタスク、例えば難しいプログラミングのタスクに直面したとき、「分かりません」と言ったり、一目で分かるような間違ったコードを出力すると BAD ボタンを押されてしまうので、あえて出力を複雑にしたりデバッグしにくいコードを出力し、それによりユーザーは煙に巻かれる・ミスが隠蔽されるといった現象が実験により確認されています。 この現象は現実の LLM やAI サービスでも起きている可能性が高いです。自

うちの息子は小学一年で、最近急にいい子になった。 宿題もちゃんと済ませるし、ご飯も文句ひとつ言わず静かに食べる。お風呂も歯磨きもサボらず行い、夜になれば自分から布団に入っていく。正直親としてはありがたい限りだけど、あまりにも急な変化だったので少し心配にもなった。 そこで先日それとなく聞いてみた。 すると息子はちょっと照れくさそうに好きな子ができたのだと言った。 どうやらクラスの女の子に一目惚れしたらしい。それで、ちゃんとした男の子って思われたいんだそうだ。 それを聞いてハッとした。 同時にあぁ、そうだったなって、自分の昔のことを思い出した。 俺もかつては酷かった。 ネットに誹謗中傷を書き込むのは当たり前で、気に入らない芸能人を叩くようなスレに入り浸ってた。誰かを罵倒することで、なぜか自分が優れてるような気になっていたんた。 だけど、そんな日々がぴたりと止まった瞬間がある。 それは、好きな人

子どもの読書について、少し言語化を試みたい。 子どもが読書するようになるには?という問いには、「親が本を読む姿を見せる」という回答が非常に多い。親が本を読むなら家には本があるだろうし、親が読んでる姿を見て子どもも自然に本を読むようになるだろう、と。でも私はこの答えが気に入らない。 なぜなら、私の両親は本を読む人だったが、何を隠そう、私が本を読まない子どもだったから。母はやたら本を読むよう勧めてきたが、私はそのたび逃げていた。押しつけがましく感じて。だから、「親が本を読めば子どもも本を読む」という話は、必ずしもそうではない。少なからずの子どもが本を読まない。 私の塾でも、親は読書家なのに子どもは本を読まない、というケースは結構あった。子育てで相談を受けるのも、「私は本が好きなのに、子どもが全然読まなくて」という悩みは少なくなかった。「親が本を読んでる姿を見せれば子どもは読書する」というのは、

どんなものでも「良い」に越したことはありません。それはわかるんだけど、じゃあ「良くない」と何が起こるの? デザインが「良く」なるとどんな効果が得られるかはよく語られますが、デザインが「良くない」ときになにが起こるのかについて考えてみたいと思います。 今回のデザインが「良くない」は、 ・文字が読みにくい ・構成がわかりづらい ・色の使い方が無計画 といったことを指す、という前提で進めます。 人の脳には2つのシステムがあるダニエル・カーネマンは「ファスト&スロー」の中で、人間が思考し何かを決めるとき、脳ではふたつのシステムが働くとし、それぞれシステム1、システム2と呼んでいます。 特徴としては次の通りです。 興味深い実験本の中で、ABふたつのグループに対し、直感的に答えると間違えやすい引っ掛け問題を、Aグループには明瞭な印刷、Bグループには小さな文字の掠れた印刷で実施したテスト結果が紹介されて


blog.tinect.jp 上掲リンク先の記事は、刺激的なタイトルのためか、はてなブックマークでも喧々諤々の様子になっている。私個人としては、海外でコミュニケーションをする際には、日本の標準的な構えよりも自己主張を強めにするとちょうど良い、逆に、日本の標準的な構えのままでは意思疎通に支障をきたすと思っていたので、外国の人々にまともに相手をしてもらうためには、明確に自分の意見や願望や意志を伝える・表出しないとだめだ、とは思っていた。表出のなかには、もちろん身振り手振りも含まれる。 国内外の違いはさておき、私は、「なめられるか、なめられないか」は社会適応において非常に重要だと思っている。鳩の群れを眺めていると、なめられる鳩はろくなことがなく、やせ細って死んでいく。チンパンジーなども、群れのなかでの順位のために、お互いに無理をしている感がある。であるから、「なめるか、なめられないか」は、社会的
ちょっと前、所属していた趣味のコミュニティがとある繊細さんが加入したことでゆっくりと活動にブレーキが掛かり、ついに事実上の解散状態になった。 その顛末については本人に伝わると良くないので書かない。 そういう内容を期待しているひとはこれ以上読む必要はない。 ただ繊細さんを間近で目撃して、なんとか活動を盛り返せないかと色々努力してコミュニケーションをとってみた(無駄だったけど…)経験から、繊細さんの行動原理が何となく分かってきたので書いておこうと思う。 行動原理は単純で「繊細さんは常に命の危機を感じている人間である」ということ。 この前提が分かっていれば、いろいろな行動に説明が付く。 命の危険に瀕した人間、例えば船で遭難した人間が仲間の死体を食べる、あるいは殺して食べることは罪ではあるが理解はできると思う。 命の危機を感じている人間が、公平性や遵法性をいったん棚上げして利己的に行動することはご

この記事は、本が読めなかったWEBライターが初めて「山月記」を読むだけの記事です。 <この記事に出てくる人> WEBライター。本を読むのが苦手だった。 友だち。みくのしんが本を読む手伝いをする。 はじめに 以前、「32年間の人生で、一度も本を読んだことがない」というみくのしんが、初めて「走れメロス」を読む……という記事が公開されました。 始めは慣れない読書に悪戦苦闘しつつも、いつのまにか本の世界に没頭。 爆笑したり号泣したり、いろんな感情を爆発させながら、体全身を使って「走れメロス」を読み進み、ついに人生で初めて本を読み切ることができました。 こうして、本を読んだことがない一人の男が、本を読めるようになった……という記事です。 今からお送りするは、そんなみくのしんが人生2冊目の読書に挑戦したときの話です。2022年12月撮影人生で2冊目の読書かぁ〜! 次はどんな話なんだろ? 楽しそうだ

私と家族の詳しいスペック(例えば身長体重、美人不美人、友達の数や成績)は書かない。それは本題ではない。(先に書くと、むしろそういう関連付けを拒むべきというのが私の意見、結論だ。) 息子は中学生、一人息子。妻は三十代後半。私は四十代。 お盆に先立ち、中学生の息子は先に、比較的近所の私の実家に帰っている。 息子が出かけた夜、私の妻が、こんなことをいってきた。 「息子はチー牛なのではないか?どうにかチー牛にならない人生を歩ませることはできないのか?」と。 私は耳を疑ったし、そういうことをいう妻に悲しくなった。 実の息子に対してそういう感情を抱くのか、とか、本人のいない前で悪口のようなネットミームを擦り付けるのか、とか、色々な感情がよぎった。 チー牛という言葉、ネットミームは、私も一応知っている。知っているといっても、あの有名な画像と、牛丼店でチーズ牛丼を頼みそうな性格・人格、という、何か表面的な

職場の中年男性が3年目の女社員に頻繁にLINE送ったり遊び誘ったり二人きりの昼食に連れて行ったりして異動させられた(懲戒とかそういう処分はなし) 気持ち悪い男だなあと軽蔑し切って大笑いしていたけど、その1ヶ月後に俺も中年と同じ目に遭った。 もう1年以上よく遊んでた仲が良い(と思ってた)同性の後輩がいた。年齢は一回りくらい離れてる。 そいつが突然人事に駆け込み、プライベートまで介入してくると泣きついて異動させられた。 終始「いかにも深刻な聴取をしてます」といった感じの様子の人事が見守る中、その後輩のLINEや電話番号やアドレスを全削除させられたうえで連絡禁止を命じられたとき、ショックのあまりに猛烈な射精感に襲われて直後、3秒くらい視力と聴力を完全に失った。 自分の中ではハラスメントの認識は皆無だったが、 プライベートの時間帯に電話かけた回数とか、土日に遊びに連れて行った回数とか、ハラスメント

電通のプロジェクトチーム「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」は3月22日、2021年から実施している「心が動く消費調査」の最新結果をもとに、人間の消費行動に強く影響を及ぼすドライバーとなる感情を分析した「11の欲望」を更新・発表した。

企業は従業員に対して、労働力の対価として、報酬を払っています。 しかし中には報酬を受け取りながら 「依頼された仕事を、一向にやらない人」 も事実として、存在しています。 「クビにすればいい」という方もいるでしょうが、企業は彼らを雇った責任がありますし、人を活かすという社会的な役割もあります。 企業は決して、人を解雇するのが好きな訳ではありません。 しかも、日本では法律的にも倫理的にも「解雇してしまう」というのは本当に最後の手段ですから、あの手この手で、彼らを戦力化しようとするのが常です。 そういうとき、企業はまず注意をしたり、叱ったり、責任感に訴えたりします。 実際、「言うだけ」でなんとかなるケースもあります。 しかし、そうではないケースのほうがむしろ多数です。 その場合、企業は「仕組み」からアプローチして、なんとかしようとします。教育。 配置転換。 他の社員によるアシスト。 ですが、た

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