北朝鮮に拉致され、その後、帰国を果たした曽我ひとみさんの夫で、平成16年から曽我さんの故郷、新潟県佐渡市で暮らしていたチャールズ・ジェンキンスさん11日亡くなりました。77歳でした。 その間に拉致被害者の曽我ひとみさんと結婚し、平成16年からは、日朝首脳会談のあと帰国を果たした曽我さんの故郷、新潟県佐渡市で暮らしてきました。 佐渡市の観光施設でみやげ物の販売員として働き、観光振興に貢献したとして感謝状を贈られたこともありました。 ジェンキンスさんは、北朝鮮の同じアパートに、拉致被害者と見られるタイ人やルーマニア人の女性がアメリカ人の脱走兵の妻として暮らしていたことを明らかにするなど、拉致が国際的な問題となる1つのきっかけを作りました。 また、平成19年には、タイのバンコクで開かれた北朝鮮の人権問題を話し合う初めての国際会議に出席し、拉致被害者と見られるタイ人の女性の北朝鮮での様子などを証言

北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(58)の夫、チャールズ・ジェンキンスさんが11日、住んでいた新潟県佐渡市で亡くなった。77歳だった。同市関係者によると、11日午後7時ごろ、自宅の外で倒れているのを帰宅した娘が見つけて119番通報。病院に運ばれたが、死亡が確認されたという。死因は致死性不整脈だった。 曽我さんは市を通して「突然のことでびっくりしています。いまは何も考えられません。冷静になったらコメントしたいと思います」と談話を出した。 ジェンキンスさんは米ノースカロライナ州で生まれ、在韓米軍に所属していた1965年、軍事境界線を越えて北朝鮮に入った。78年に拉致された曽我さんと80年に結婚。2人の娘をもうけた。 曽我さんは2002年の日朝首脳会談を経て、同年に帰国。ジェンキンスさんは04年、娘2人と北朝鮮を出国し、経由地のインドネシアで曽我さんと再会し来日した。在日米軍の軍法会議で脱

17日午前2時25分ごろ、フィリピン船籍のコンテナ船から「米艦船と衝突した」と第3管区海上保安本部(横浜市)に通報があった。現場は静岡県の伊豆半島・石廊崎の南東沖約20キロの地点。米艦船はイージス駆逐艦で、米海軍によると、乗組員7人が行方不明になっているほか、艦長ら3人が負傷したという。 海保によると、業務上過失往来危険の容疑も視野に調べる方針。イージス駆逐艦に関しては、日本の領海での事故なので捜査権はあるが、日米地位協定によって1次裁判権は米軍側にあり、協力を求めるという。 衝突したのはフィリピン船籍のコンテナ貨物船「ACX(エーシーエックス) CRYSTAL(クリスタル)」(2万9060トン、全長222・6メートル)と、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されているフィッツジェラルド(8315トン、同154メートル)。同艦は船体の右舷真ん中付近にへこみがあり、浸水したものの沈没の

安冨 歩さん(東大東洋文化研究所教授) 非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ。今回、この線から近づくなと言う警察に対し、抗議する人々が金網を利用して挑発し、日本警察の本質を露呈させた。「土人」発言という暴力を振るったことで、警察は窮地に立たされている。沖縄が今考えるべきは、さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ。 猛烈な差別構造があるからこそ、これだけの基地が沖縄にある。今回の暴言はその差別構造ばかりか、大阪府知事の差別意識まで露呈させたのだから大成功だ。 もちろん、それが一般化し「沖縄人は土人だ」という空気が広がる可能性もある。その場合、沖縄は独立せざるを得ない。そのときは世界中がそれを容認し、日本は威信を喪失するだろう。だからこそ、ここが闘いどころだ。 大事なのは、闘いのアジェンダ(議題)を沖縄が設定すること。

九州で相次ぐ強い地震で、アメリカ海兵隊の新型輸送機オスプレイ4機が人員や物資の輸送を支援するため山口県の岩国基地に移動しました。 4機のオスプレイは、自衛隊とともに人員や物資を被災地へ輸送するのを支援する予定で、アメリカ軍は、必要があればほかの航空機も派遣することができるとしています。 在日アメリカ軍のジョン・ドーラン司令官は「被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。私たちは支援を提供するために日本政府と緊密に連携しています」とコメントしています。アメリカ軍による輸送支援について、中谷防衛大臣は17日午後11時すぎ、防衛省で記者団に対し、「18日、C130で自衛隊員およそ10人と車両4両を千歳基地から熊本空港まで輸送するほか、UC35で自衛隊員4人を厚木飛行場から熊本空港まで輸送する予定となった。また、18日以降、オスプレイにより、岩国基地から被災地まで救援物資を輸送する予定だ」と述

フランス南西部カステルノーダリ(Castelnaudary)近郊に整列したフランス陸軍第4外人連隊の兵士ら(2013年10月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/REMY GABALDA 【12月20日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は16日、行方をくらませてフランス外国人部隊(French Foreign Legion)に入隊していた米兵が軍法会議で無許可離隊の罪により禁錮4年の判決を受けたと伝えた。 同紙によると、ローレンス・フランクス(Lawrence Franks)陸軍少尉は軍法会議で、「自殺衝動にさいなまれており、フランス外国人部隊の困難な任務をこなすことで重度のうつから逃れようとした」と述べたという。 15日の判決の前、フランクス少尉は同紙に対して、「私は、ぬれて凍え、空腹になることが必要だった」と語った。「私はフランス外国人部隊のようなとこ

米軍が通常とは違う何らかの訓練をしたんじゃないかなーというのが、現時点での想定だと思うけど、Twitterみてると例によってトンデモブログ発の情報が行き交ってる。 混乱した情報が広がるのは好ましくないので、現時点での情報をここにメモしておく。 第一報 琉球放送(2014/05/21)この時点で該当の方向には米軍の訓練場があり、「特別な訓練をやっているとの情報提供は受けておらず」、つまり普通の訓練は行っていると読み取れます。 こういうときの米軍は訓練の詳細については言わないものだし、防衛施設局も突っ込んで聞き出したりはしない、ということは よくある話。 米軍回答の通り通常の訓練であるなら「どうして今回だけこのような噴煙や振動があったのか?」ということが疑問点です。 (追記:後述のように轟音や振動は普段からあるようです。訂正いたします) 「ドン」という大きな音がして地面が揺れたあと、島から北の

軍の独走? 7月17日、聯合ニュースがワシントン発で報じた1本の特ダネが韓国を揺さぶった。見出しは「韓国、米国に『戦時作戦統制権の返還』再延期を提案」だ。 作戦統制権とは軍部隊を指揮する権限のこと。米韓両国は、2015年12月に韓国軍の戦争時の統制権を米国から韓国に返す予定だ。 これに伴い、米軍が在韓米軍の兵力を大幅に削減する可能性が出てくる。「返還」は米韓同盟の空洞化に直結する極めて重要な問題だ。 当初、米韓両国は2012年4月に戻すことにしていた。しかし、「早期返還」には韓国軍の元老や保守系メディアの強い反対もあり、その時期を2015年12月へと延期している。 今回の聯合ニュースの記事は「さらに延期するよう韓国が米国に要請した。この問題に関し両国政府は協議している」との内容のスクープである。 このニュースに接した韓国メディアはまず「軍の独走か否か」に焦点を当てた。なぜなら韓国軍が再延期

日本維新の会の橋下共同代表は、24日夕方、記者団に対し、沖縄のアメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したことについて「不適切なことばを使った」などとして、初めてアメリカ国民とアメリカ軍に対し、謝罪したいという考えを示しました。 この中で、橋下共同代表は、今月上旬に沖縄のアメリカ軍普天間基地を視察した際に、アメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したことについて「一部の心ないアメリカ軍の兵士によって、沖縄県民の人権が踏みにじられていることを『何とかしてください』と言うために、ことばを選び間違えて、不適切なことばを使ってしまった」と述べました。 そのうえで、橋下氏は「女性を蔑視したつもりも侮辱したつもりもない。まずは、アメリカ国民やアメリカ軍に対して真意を説明し、おわびしなければいけない」と述べ、初めて謝罪したいという考えを示しました。 一方、橋下氏は、元慰安婦の韓国人女性との面会が中止になったこと
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