がれきの上で休む少年=ネパール中部シンドゥパルチョーク地区で2015年4月29日午前8時43分、金子淳撮影 海がない国の標高2000メートルを超える山の上で、この言葉を聞くとは思わなかった。「ツナミ」。確かに、目の前に積もったおびただしいがれきの量は、4年前の東日本大震災で取材に入った東北地方と重なる。「ツナミの爪痕」と言ってもいいような光景だった。 ネパールで4月25日に発生した大地震。死者8000人以上、建物の被害は70万棟以上に上り、今も多くの被災者が屋外での暮らしを強いられている。 私がツナミという言葉を聞いたのは、震源地の村バルパクだ。中部の中心地ゴルカから四輪駆動車で約3時間。未舗装で崖崩れの痕が残る道をひたすら走り、ようやく山のふもとまでたどり着く。そこから先は、車では行くことができない。道路が崖崩れで完全に寸断されていたからだ。私たちは道案内のために現地の人を雇い、徒歩で5

今春のエベレストで発生した史上最悪の大遭難。犠牲となった16人全てがシェルパ。そして、シェルパたちによる登山ボイコット。遭難者を出した登山隊だけではなく主要な登山隊全てのシェルパがボイコットし、山を下った。シェルパのサポートがなければ登山は続けられない。背景には何があったのか。直接、シェルパたちと話そうと僕はカトマンズに飛んだ。 シェルパや犠牲者の遺族、また政府高官からネパール山岳協会会長まで幅広く話を聞くことができた。「かつては各国からよりすぐりの登山家が集まった。彼らもシェルパと一緒になって荷揚げやルート工作を行ったものだ。しかし最近ではツアー登山隊が増えたのかピッケルの使い方もよく分かっていないような素人が増えた。彼らは安全な山で高所順応をし、その間にわれわれがエベレストで何往復もしながら荷物を上げていく。シェルパの負担が増えたのだ」とベテランシェルパ。 昨年のエベレストでは外国人登

【ニューデリー=田原徳容】世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848メートル)で、ネパール人シェルパ(登山ガイド)が今季(4~5月)のエベレスト入りを拒否する異例の事態が起きている。 18日の雪崩で、登山ルートを整備中だったシェルパ16人が死亡・行方不明となる事故が発生し、安全面を不安視する声が強まっているためだ。 このため、タレントのイモトアヤコさんら日本人を含む外国人らの登山中止が相次ぎ、ヒマラヤ登山が貴重な観光資源のネパール政府は対応に苦慮している。 シェルパは1000人ほどいて、料理をつくったり、荷物を運んだりもする。シェルパたちはエベレスト入りの条件として、政府に対し、政府が得る入山料の3割を救助活動にあてたり、死亡保障の金額を倍にしたりすることを求めている。これに対し、政府は一部で応じる姿勢を示したが、シェルパ側は納得していない。 背景には、政府がエベレストなどの入山料
ニューヨーク(CNN) ハイチで2010年にコレラが大流行したのは国連の過失だとして、コレラの感染者や犠牲者の遺族らが10日までに、国連に補償を求める集団訴訟を米連邦裁判所に起こした。 原告側の弁護士は、「国連は重大な過失や違法行為により、ハイチにコレラを持ち込んだ」と述べた。訴訟ではコレラの流行により死亡した8300人の遺族と、罹患(りかん)した65万人に対する補償を求めている。 国連のファルハン・ハク報道官はCNNに対し、「国連に対して起こされた訴訟に対するコメントはしない」と述べた。 潘基文(パンギムン)国連事務総長は以前、国連は国際条約により免責が認められているため、ハイチのコレラ被害者に対する補償請求は受け入れられないと発言している。 2010年に大地震に見舞われたハイチでコレラの大流行が始まったのは、被害の爪跡がまだ生々しい同年10月のことだった。ハイチにはもともと、コレラ菌は

公明党の経済対策をめぐり、斉藤代表は、党内に食料品を対象とする消費税の軽減税率の引き下げを求める意見があるとしたうえで、減税を打ち出す場合は、代わりの財源を明示する考えを重ねて示しました。 公明党…

ネパール・カトマンズ(Kathmandu)でトレーニングに励むアルニマ・シンハ(Arunima Sinha)さん(2013年3月28日撮影)。(c)AFP/ASIAN TREKKING 【5月23日 AFP】(写真追加)2年前に走行中の列車から強盗に突き落とされ、脚を失った元バレーボール選手のインド人女性が21日、下肢切断者の女性として初めて世界最高峰エベレスト(Everest)の登頂に成功した。 この女性はインド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州のアルニマ・シンハ(Arunima Sinha)さん(26)。ベースキャンプからゆっくり登山し、21日朝、エベレストの頂上に到達した。遠征を企画した登山会社アジアン・トレッキング(Asian Trekking)の創設者アンツェリン・シェルパ(Ang Tshering Sherpa)氏は22日、「ハイキャンプを20日午後6時に出

US teen Mohammed Ibrahim released from Israeli prison after nine monthsAdvocates say the 16-year-old’s health had been in decline since his arrest in February for allegedly throwing rocks. US teen Mohammed Ibrahim released from Israeli prison after nine monthsAdvocates say the 16-year-old’s health had been in decline since his arrest in February for allegedly throwing rocks.

4月29日午前9時(現地時間)から約50分間,ネパール訪問中の玄葉外務大臣がシュレスタ・ネパール副首相兼外相と会談を行ったところ,概要以下のとおりです。なお,会談終了後,食料増産支援に関する交換公文(E/N)署名式および選挙管理用サーバー引き渡し式を行いました。 シュレスタ副首相兼外相から,今回の訪問に対する歓迎・お礼と,東日本大震災の被害に対するお見舞いと復興への期待が示されました。これに対し,玄葉大臣から,1月にシュレスタ副首相兼外相が訪日された際にご招待をいただき,この度日本の外務大臣として35年ぶりのネパール訪問を行うことができ嬉しいと述べるとともに,東日本大震災の際にいただいた暖かい支援と励ましに改めて謝意を表し,日本の復興は着実に進展していると述べました。 シュレスタ副首相兼外相から,和平プロセスの現状に関する説明がありました。これに対し,玄葉大臣から,和平プロセスへのネパール
2009年03月29日14:03 カテゴリ北朝鮮を世界遺産に指定せよ---安冨歩北朝鮮がミサイルを発射しそうな情勢である。まったく無意味なことに貴重な資源を注ぎ込むかの国の指導者には、あきれ果てる。ピーター・ドラッカーは二十年以上前に、アメリカはミサイルで送り込まれる爆弾は阻止できるかもしれないが、国際小包で送り込まれる爆弾は、阻止しえない、と指摘した。その後、国際間の物資や人の行き来は格段に進んでおり、ミサイルなど、無用の長物と化している。 そもそも核兵器など意味が無いことは、9.11で明らかになっている。あれだけの破壊を日常的な交通手段たる飛行機で実現できる時代である。特に日本には、満員の乗客を荷物検査ナシで乗せて大都市を時速300キロで疾走する新幹線という便利なものがある。これにちょっとした爆弾を持ち込んで、適当なタイミングで爆発させれば、小型原子爆弾クラスの被害は、十分に出すこ
The Maoist liberation war was meant to change Nepal, but for many former fighters realities do not match their dream. Read more By Subina Shrestha Nepal’s decade long conflict now feels like a distant memory. Up until 2006, every day brought news of the death of civilians, Maoists, policemen and soldiers. Although Kathmandu was hardly affected, the mood there was tense. The endless queues at check

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