紙面で読む地質学者(左)の説明を聞く島民=ネンドー島ナングー、渡辺志帆撮影 南太平洋の島国ソロモン諸島の沖合で今月6日に起きたマグニチュード(M)8・0の地震と津波は、首都から約600キロの離島を襲った。地震多発地帯に位置しながら、情報の伝達手段が限られた島国で、国民をどう守るのか。激しい余震が続く現地で考えた。 ●警報届かず揺れで判断 記者が首都… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら ※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事父島また津波、1回目上回る20センチ ソロモン沖地震(2/6)南太平洋でM8.0地震 南太平洋の津波警報、解除(2/6)避難解除1年、帰還は1割 福島、除染やインフラ遅れ(10/1)(特派員メモ ネンドー島)ナイフ・イズ・ライ
南太平洋のソロモン諸島で発生した大地震から13日で1週間がたちますが、被災地では、地震や津波で道路や港に大きな被害が出て飲み水や食料などの支援物資が行き届いておらず、被災者は厳しい避難生活を続けています。 今月6日に発生したソロモン諸島東部のネンドー島の沖合を震源とするマグニチュード8.0の地震では、津波の被害によってこれまでに10人の死亡が確認されています。また、震源に近いネンドー島を中心に住宅およそ600棟に被害が出て、被災者はおよそ3300人に上っています。 被災地には、水や食料、家を再建するための大工道具などの支援物資が届き始めていますが、地震や津波で道路や港などが大きく壊れ、物資の輸送が難航していて、被災者に十分に行き届いていないということです。また、余震が相次いでいることから、今も多くの人が高台に避難していて、地震から1週間がたった今も、厳しい避難生活を続けています。 ソロモン
南太平洋のソロモン諸島で先週起きたマグニチュード8の地震で、津波で家を失った東部のネンドー島の住民は、防水シートなどを屋根代わりにして、厳しい避難生活を強いられています。 先週、6日に南太平洋のソロモン諸島で起きたマグニチュード8の地震による津波では、これまでに10人の死亡が確認されています。 ソロモン諸島政府の対策本部によりますと、地震と津波で全壊したり一部が壊れたりした家屋は合わせて594戸、被災した人は3329人に上るということで、現地では救援部隊が水や食料を配るなどの活動を始めています。 このうち被害が最も大きかったネンドー島には9日、ソロモン諸島のリロ首相が入って状況を視察しました。 ネンドー島では家を失った住民たちが、津波を恐れて高台の森の中に逃れていて、津波で衣類から食器まで日用品をすべて流された状況のなかで、防水シートなどを屋根代わりにして厳しい避難生活を強いられています。
南太平洋のソロモン諸島で3日前に発生した大地震による津波の被害についてソロモン諸島のリロ首相がNHKのインタビューに応じ、「被災地では多くの人が住むところを失った」と述べ、水や食料などの支援が緊急に必要だと訴えました。 ソロモン諸島政府によりますと、今月6日に発生したソロモン諸島東部のネンドー島の沖合を震源とするマグニチュード8.0の地震による津波では、これまでに9人の死亡が確認されています。 津波の被害を受けた住宅は、合わせて700棟に上り、3500人が被災したということです。 ソロモン諸島政府のリロ首相は9日、被害の最も大きかったネンドー島の現状の視察を終えたあと、空港でNHKのインタビューに応じました。 この中でリロ首相は「被災地では多くの人が津波で家を流されるなどして住むところを失った」と述べ、水や食料などの支援が緊急に必要だと訴えました。 そのうえで今後、国際社会に期待する支援に
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