6日の東京株式市場で日経平均は一時2000円超の急騰となり、初めて4万7000円の大台に乗せた。4日に実施された自民党総裁選で高市早苗氏が勝利したことを受け、同氏の政策への期待を背景にした「高市トレード」が再び強まっている。 オピニオンcategory自民党の高市早苗新総裁が4日の就任会見で金融政策の「責任を持たなければいけないのは政府」などと述べ、市場関係者は利上げのけん制と受け取った。日銀内には利上げを続ける方針に影響はないとの声があるが、高市氏は「デフレを脱したと考えるのは早い」とも話しており、早期利上げ機運は急速にしぼみつつある。 前
