娼婦を表すのに古代人たちが使っていた語彙を挙げてみると、まるでラップみたいになる。「地たたき」「通り歩き」「1オボル」「銭娼婦」「汚れたもの」など、言われてもまったく嬉しくない呼び名だ。 こうした言葉には、娼婦と客の関係の即物的な性質や、娼婦の安さと使いやすさ、そしてもちろん彼女たちへの軽蔑が反映されていると説明するのは、カナダのブロック大学のアリソン・グレーズブルック教授だ。先述のサラ・レビン・リチャードソンと同じくこの分野の第一人者のひとりだ。 高級娼婦(メガロミストイ)も存在してはいたが、少数派だった。 古代ギリシャで、美しく、教養もあり、機知に富んだ「ヘタイライ」が話題の中心を占めていたのはたしかだ。頭脳も才能も一般的なアテネ人女性を凌駕するまでに高めた、卓越した「女性コンパニオンたち」のことだ。 だが、これにはあの思慮深き著述家プルタルコスも我慢ならなくなって、ヘタイラ(単数形)

「鬼滅の刃」遊郭編の舞台にもなった吉原遊郭を「煌びやか」と表現したことは不適切だったとして、江戸東京博物館公式ツイッターが2021年12月8日に謝罪した。 「煌びやかな遊郭の世界をご覧ください」 江戸東京博物館は、東京都墨田区にある東京都立の博物館だ。「江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館」をうたう。 同館のツイッターは12月6日、5日に放送が始まったアニメ「鬼滅の刃」遊郭編と絡めて、館内の展示について次のように告知していた。 「元禄期の吉原の風物を描いた『吉原風俗図屏風』。吉原は歌舞伎やドラマ、漫画でも題材となることが多く、最近ではアニメ #鬼滅の刃 遊郭編の舞台にもなっています。煌びやかな遊郭の世界をご覧ください」 この投稿で、遊郭を「煌びやかな世界」と表現したことについて、一部から疑問や批判の声が上がっていた。 「遊廓を煌びやかなんて言葉で現せられるものでしょうか」 「遊廓を『煌びや

西輝望見 @westnozomi 地理歴史オタの知人に「鶯谷って繁華街でもないのになんでラブホ多いか知ってる?」と問われたことがある。「元々上野駅が夜行列車の終点だったでしょ?あそこは元々旅館街だったの、で街が変わる中でラブホ街になっていった。でもラブホの数だけで言えば新宿など繁華街の方が多い」目から鱗の話だった 2021-02-26 20:28:52 西輝望見 @westnozomi 性風俗店が店構えるには元々営業可能地域だった旧赤線地帯だったり。そうでない場所だと新設店舗はなかなか厳しいのでどうしてもデリバリーになる。しかしプレイできる場所がないと成り立たない商売なので必然的にエリアが限られるって話聞いて「なるほど~」と納得したっていうお話 2021-02-26 20:32:27 西輝望見 @westnozomi 「街」というのはその歴史や経緯、周囲がどのような場所なのかによって様々に

潜入ライターとして活躍するニポポ氏が、6月20日放送の「ニポポのニコ論壇時評」にて、廃墟愛好家であり、『ダークツーリズム・ジャパン』などの編集長を務める中田薫氏とともに、遊郭から現代風俗の潮流について議論。本記事では、かつて日本中に存在していた「遊郭」について徹底解剖。現在ではそのほとんどが跡地になってしまった花街を、写真と振り返るとともに、東京23区のほぼ全てに遊郭が存在した事実まで。教科書には載らない日本の歴史をお届けします。 ※写真提供・中田薫 左から中田薫氏、ニポポ氏。―性風俗シリーズ― 【第2弾】 “肉の防波堤”とは? 米兵から日本の女性を守る国策──学校では教わらない敗戦&売春の真実に迫る【性風俗シリーズ第2弾】 【第3弾】 トルコ風呂、おスペ、バイオレンスetc…現代性風俗の前身となった“性的サービス”発展の歴史【性風俗シリーズ第3弾】 「遊郭」を写真とともに振り返りニポポ

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