医師や障害者家族は、 よく「知的障害者の犯罪率は低いです!差別しないでください!」と主張する。 その主張は正しい。 犯罪率をIQ70未満とIQ70以上で比較すると、IQ70未満のほうが低い。ポリコレ的にも、いい感じのデータである。 しかし「健常者こそ危険!」という主張に対しては反論したい。 IQ70以上を全部健常者として括るのは雑過ぎるからである。 犯罪者は、IQ70~IQ89の男性(いわゆるギリ健の男性)に集中している。 IQ70未満は犯罪が行えないため犯罪率が低い。 IQ90以上は犯罪を行う必要性がないため犯罪率が低い。 IQ70~IQ89は、IQ90以上と違って"困っている"が、IQ70未満と違って犯罪の実行に必要なだけの知能は持っている。 IQ70~IQ89の犯罪に走らない層は、性格的に自責自罰の傾向があるようだ。 困って苦しんでいるし、犯罪・攻撃行為(他責他罰)にも向かえないの

65歳以上の高齢者の万引きの増加が話題になったのは20年ほど前だったか。当時は全体に占める割合が1割に達したことで注目を集めていた。本書によると警察庁発表の犯罪統計では高齢者による万引きは2011年には未成年者の検挙数を追い抜き、直近の公表値である13年は32.7%を占め過去最高を記録したという。万引き犯の3人にひとりが65歳以上という状況だ。人口全体が高齢化していることを踏まえても異常な増え方だ 万引きだけではない。ストーカーも60代以上の13年度の認知件数が10年前の約4倍に増え、他の世代の1.7-2.6倍に比べて高い増加率を示す。驚くべきなのは暴行の検挙数。2013年には94年比45倍超の3048人に急増している。原因も「激情・憤怒」が60%以上を占め、次点の「飲酒による酩酊」の14%を大きく引き離す。酔っぱらって、「何だ、この野郎!」と酒場で暴れる老人を想像しがちだが、本当に凶暴

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