第18回の今回は、WSL環境で役立つLinuxコマンドをピックアップし、インストール方法と基本的な使い方について解説します。 はじめに 第6回では、Linuxの基礎コマンド群「Coreutils」について解説しました。Coreutilsに含まれるlsやcatをはじめ、grep、diff、topといったコマンドは、どの環境にもインストールされている基本中の基本のため、ひと通り使えるようになっておくべきです。 しかし、これらのコマンドは歴史が古く、現代からすると機能的に物足りなかったり、不親切な部分もあります。そこで、こうした基本コマンドを置き換える、より現代的な実装が数多く登場しています。こうした現代的な実装は、おおむね共通して以下のような特徴を持っています。 従来のコマンドと比べて高いパフォーマンス カラフルな出力やシンタックスハイライトといった視覚的な改善 より分かりやすいオプションや引

台湾メディアのPCDIY!が、Windows11 24H2環境で報告されているSSD障害を再現でき、その原因も判明したと報じました。ただ、謎は残ります。 事の発端2025年7月23日のプレビューリリースKB5062660や2025年8月13日のセキュリティ更新プログラムKB5063878をインストールした一部のユーザーから、数十GBの大容量の単体ファイルや、合計数十GBになる大量のファイルを連続で書き込んだ際にSSDが認識しなくなるという不具合報告が出ています。ほとんどの場合において再起動で再認識するようになりますが、そのままアクセス不能になった事例も報告されています。これらの更新プログラムをインストールしてから発生するようになったことから、不具合が発生したユーザーからはKB5062660やKB5063878が怪しいと見られていましたが、Microsoftは更新プログラムとの関連性を否定し
![台湾メディアがSSD障害を再現できたと報じる。Windows11 24H2環境で報告されていた不具合。ただ謎は残る [Update 1: Phisonの声明を加筆] | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f2f866ffe77a2fa510fc7626a5fc6d1480907132d%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.nichepcgamer.com%252Fwp-content%252Fuploads%252F2025%252F09%252Fm2-ssd-top.jpg&f=jpg&w=240)
そして、気になるnote記事がありました(以下のリンク)。 これと、この統計スキャンによる大幅な計測値の劣化……、この記事の仮説は、間違いなく合っております。 ドライブI/Oタイミングが常にずれていたら、常に高い負荷が生じますので、熱で損傷(熱劣化)、そして故障、認識不可へ。論理的に完璧ですね。 そして、HDDでは特に問題はなく正常な理由も解明です。 統計スキャンでこのような結果を得られたので、SSDやSSD/NVMeに特有の「即時型不良セクタ」が原因と、確定しました。 ここで、SSDやSSD/NVMeに特有の「即時型不良セクタ」とは、現時点では正常に振る舞っていても、数分〜数時間以内に突発的に不良化するセクタを指します。そして、このような挙動はHDDには存在せず、従来の検査手法では検出困難です。 HDDに統計スキャンを実行したとしても、それは、セクタの良し悪しのみを調査する完全スキャンと

事の発端Windows11 24H2において、数十GBの大容量の単体ファイルや、合計数十GBになる大量のファイルをSSDにコピーすると、そのSSDが認識しなくなるという不具合が報告されています。多くの場合は再起動で再認識するようになりますが、中には再起動しても認識せず、アクセス不能となる事例も確認されています。 この不具合は、2025年8月13日のセキュリティ更新プログラムKB5063878や、2025年7月23日のプレビューリリースKB506266が怪しいと見られていますが確固とした原因はまだわかっていません。詳細については以下の記事をご覧ください。 一度に大量のファイルを書き込むとSSDに障害が発生するとの不具合報告。最悪アクセスできなくなる。Windows11 24H2にて。KB5063878 / KB5062660に起因か。単体の大きなファイルも対象本題:Microsoftは不具
![MS、Windows11 24H2でSSDが認識しなくなる不具合を再現できず。フィードバックを求める [Update 1: Phisonも再現できず] | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f21acee8e30215f109688df8429b63cd1e9d1f074%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.nichepcgamer.com%252Fwp-content%252Fuploads%252F2025%252F08%252Fwindows11-q-top.jpg&f=jpg&w=240)
フリーランス時代とか含めて割といろんなとこで仕事してるけど、最近はWindowsをメインで使ってるエンジニアってほとんど見ないよね 営業とか企画とかはWindowsっぽいけど、最近はOffice依存も減ったからMacで十分なんだよね というかOfficeも365になってOS依存がなくなったからブラウザが動けばどこでもいいでしょ 逆にブラウザはAppleとはいえSafariは微妙でChromeしか使ってない そもそも、今時のソフトウェアエンジニアやってたらiOS対応って絶対に必要でXCodeが必要になるでしょ WinとかAndroidはVMで動くけど逆は動かないんだからMacにするしか選択肢ないと思うんだけど あとは、タブレットたまに使うのと通知を即座に知りたいからWatchは必要で それが全部ストレスなく連携できるのはAppleしかない Unix系もMacの方が情報が揃ってるし便利(どうせ

Windows 11、全エディションでMicrosoftアカウント必須に – オフラインインストールの終焉か Last Updated on 2025-04-07 15:15 by 荒木 啓介Microsoftは、Windows 11の全ての新規インストールにおいて、Microsoftアカウントの使用を必須とする変更を実施した。この変更により、Windows 11 HomeだけでなくProエディションでも、ローカルアカウントのみでのセットアップが不可能となる。 この変更は、2024年3月にリリースされた累積アップデートKB5035942によって実装された。以前は「BYPASSNRO」コマンドを使用してアカウント要件をバイパスすることが可能だったが、このアップデートでその方法も無効化された。Windows 11の新規インストール(クリーンインストールを含む)では、デスクトップに到達して更

Windows Updateは、1998年リリースのWindows 98に最初に搭載された。つまり、今年で27年目になる。Windows Updateは、Windows 11 Ver.24H2で「CheckPoint累積アップデート」という技術を採用する予定だ。実際、今年1月に配布されたWindows Insider ProgramのDev/Betaチャンネルで配布されているプレビュー版で搭載が始まった。 今回は、ここまでのWindows Updateの歩みを振り返ってみることにする。以下の表は、その経過をまとめたものだ。Windows VistaでWindows Updateは大きく変化したWindows 98のWindows Updateは、アップデートを通知して、ダウンロードするためのInternet Explorer上のプログラム(Webアプリケーション)だった。その後Win

Windows11 24H2対応CPUリストに、Intel第10世代以前が掲載されていないことが判明しました。Windows11リリース当初、MicrosoftはWindows11の最低システム要件として、Intelは第8世代以降、AMDはRyzen 2000シリーズ(Zen+)以降のCPUを必須としました。Windows11 23H2 / 22H2まではIntel第10世代Comet Lake / Ice Lake、第9世代Coffee Lake Refresh、第8世代Coffee Lakeが対応CPUリストに掲載されていましたが、Windows11 24H2対応CPUリストでは、これらのCPUが削除されました。 具体的には以下。Windows11 24H2対応CPUリストで削除されたIntel CoreCPU▼Intel第10世代 Core i3-1000G1Core i3-
![Windows11 24H2対応CPUリストからIntel第10世代以前が削除される。いったいなぜ。25H2はどうなるのか [Update 1] | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f6fcdf8ed7e77c5e0c2cdeb3e887e19fa5e70d182%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.nichepcgamer.com%252Fwp-content%252Fuploads%252F2025%252F02%252Fwindows11-and-intel-10th-gen.jpg&f=jpg&w=240)
今まではmacOSやLinuxをずっと好んで使ってきましたが、今年は全面的にWindowsに移行をしました。家のデスクトップPCも、持ち歩いているノートPCも、どちらも今ではWindowsです。2006年にIntelMacに移行して以来、実に18年ぶりのWindowsです。2006年はまだWindows Vistaが最新のWindowsでした。そこから一気にWindows 11にジャンプしたことになります。Windows 11に移行してからすでに半年が経過していますが、普段の開発作業含め、めっちゃ快適になりました。クリスマスを意識する時期ですので、僕のWindowsはすっかり冬になっています。IntelliJ IDEAは赤と緑な感じでほっこりします。WindowsTerminalは、どんなにエラーが出ても、それもクリスマスプレゼントに思えてきてしまうほどです。macOSを使わなく
VPNの設定まで入れて完全に移行した。 もう少し詰めると多分Docker部分で不満出てきそう。 しかし、これまで低スペックでDocker動かして、今回スペックをかなり上げたのでしばらくはWSLで十分だろう。 そもそも趣味でDockerガンガン立ち上げるほど大したことしてないから関係ない。 常駐系はそもそもクラウドか自宅のサーバに投げる。 つまり、わざわざノートPCにLinuxを配置する意味がない。 そう、ないんだ。WindowsでEmacsをうまく扱えなかったのでどうしてもためらっていたが、それすら今はない。 せめてもの抵抗にVimを入れたがLazyVimに逃げてしまった。 いっそVSCodeかCursor使えばいいのに、意地を張っている。 意味もないしださい。 己だけのかっこよさだけをいつまでも追いかけたい人生だった。

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