タイ・バンコクの病院で人工授精治療に臨む医療従事者(2006年8月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAEED KHAN 【6月1日 AFP】フランスの裁判所は5月31日、死去した夫の冷凍精子を体外受精治療で使用する権利を、昨年夫を亡くしたスペイン人女性に認めた。フランスでは、配偶者の死後の人工授精が法律で禁じられている。 夫の生前に夫婦で開始していた体外受精治療を継続する権利を勝ち取ったのは、マリアナ・ゴンサレス・ゴメス・トゥーリ(MarianaGonzalez-Gomez-Turri)さん。裁判所の判断は、この法律の適用が「不相応な結果」をもたらすとの理由で下された。 仏行政裁判所の最上級審によると、ゴメス・トゥーリさんが現在住んでいるスペインに、夫の冷凍精子を輸送することをフランスが拒否するのは、彼女の権利の「過度の侵害」にあたるという。 この判決は最終判断であり、上訴はできない

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く