生態系への影響が深刻な外来種のアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)について、環境省は法令で定める特定外来生物に指定し、野外で繁殖しないよう規制する方向で検討を始めた。特定外来生物に新たな区分…

高松市の栗林公園で、多くの生き物が産卵や子育ての季節を迎えている。同様に数を増やしているのが、ブラックバスやライギョといった外来種だ。在来種を食べてしまうため、職員は対応に苦心している。 7月初め、…

2019/10/17 06:51 (JST)10/17 10:11 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社 南米原産で強い毒を持つ特定外来生物のヒアリが東京港青海ふ頭で定着した可能性が極めて高いとの分析を、国の防除に携わる国立環境研究所がまとめたことが16日、分かった。国内の他の発見例と異なり、巣の中で成長したとみられる繁殖可能な女王アリが50匹以上見つかり、既に別の場所に拡散した恐れがあるとしている。定着が確定すれば初の事例となる。 同研究所生態リスク評価・対策研究室の五箇公一室長は、ヒアリは人間が刺されれば最悪の場合は死に至り、農作物などにも被害を及ぼすと指摘。「既に拡散している最悪のケースを想定し、範囲を広げて早急に徹底調査すべきだ」と話した。

当サイトで紹介しているプレスリリースの多くは、単に論文による最新の実験や分析等の成果報告に過ぎませんので、ご注意ください。 詳細 【概要】小笠原諸島の森林では、落葉の下におびただしい数のワラジムシ類とヨコエビ類が住み、土壌動物―森の分解者として重要な働きをしていました。ところが 1980 年代以降、父島全域と母島の広い範囲でこれらの土壌動物が、忽然と姿を消してしまいました。その原因はずっと謎でしたが、東北大学大学院生命科学研究科の篠部将太朗氏(修士課程 1 年)らは、日本森林技術協会、自然環境研究センターと共同で、この奇妙な土壌動物の「集団失踪事件」の犯人が、80 年代初めに小笠原に侵入した外来生物―陸生ヒモムシの 1 種であることを突き止めました(図 1)。 実験の結果、この陸生ヒモムシは、ワラジムシ類、ヨコエビ類、クモや昆虫など節足動物を広く捕食することがわかりました。母島の調査から、

名古屋城(名古屋市中区)の外堀で、体長1メートルを超す肉食魚「アリゲーターガー」が目撃され、撮影された。北米原産の外来種で、在来種を大量に捕食するなど生態系への影響が懸念される。市の捕獲作戦から逃げ回り、成長を続けている。 撮影したのは、市環境局「なごや生物多様性センター」調査員の酒井正二郎さん(62)。10日午前、外堀の北側で水面近くをゆっくりと泳いでいる姿を見つけた。体長は1・3メートルほどで「毎年徐々に大きくなっている」。成長すれば3メートルにもなるとされる。 ガーが名古屋城で最初に目撃されたのは7年前。コイなどを大量に食べるため、市が毎年捕獲を試みている。酒井さんは「性格が臆病なので通常は人を襲うことはない。ただ、万が一もあるので見つけても手を出さないで欲しい」と注意を呼びかけている。(佐藤英彬)

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