パリ五輪、競泳男子100メートル平泳ぎに出場した英国のアダム・ピーティ(2024年7月27日撮影)。(c)Oli SCARFF/ AFP 【8月7日 AFP】(更新)世界保健機関(WHO)は6日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やその他の呼吸器疾患の検査で陽性となったパリ五輪の出場選手が40人以上に達したと発表した。 パリ五輪では、有名選手数人が新型コロナの影響を受けており、競泳では、アダム・ピーティ(Adam Peaty、英国)が男子100メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した翌日に体調不良を訴え、検査で陽性となった。メダルが期待されていたオーストラリアのラニ・パリスター(Lani Pallister)も、体調不良で女子1500メートル自由形を棄権した。 新型コロナはワクチン接種率が落ち込む中、世界中で再び感染が拡大している。WHOは、84か国のデータから陽性率が「ここ数週間で」

【シドニー=松本史】オーストラリア政府は6日、全豪オープンテニスに出場するためオーストラリアを訪れたノバク・ジョコビッチ選手の入国を認めないと発表した。豪州は新型コロナウイルス対策で厳しい規制を敷くが、ワクチン接種を免除されたとする同選手への「特別扱い」に批判が殺到していた。豪国境警備隊は6日に声明を出し「ジョコビッチ氏は豪州入国の要件を満たす適切な証拠を提出できなかった」として、同選手のビザ

イタリア政府は新型コロナウイルスのワクチンを接種していない人について来月からレストランや映画館などの利用を禁止することを決め、接種を徹底することで感染を抑え込む構えを強めています。 イタリア政府は24日、新型コロナウイルスの新たな感染対策としてレストランや映画館などの利用者にワクチンの接種証明、または感染から回復したことの証明の提示を義務づけることを決めました。 ワクチンを接種していない人はこれまで検査による陰性証明があればこうした施設を利用できましたが、来月6日からは認められなくなります。 またすでに接種を義務づけている医療従事者や学校の教師に加え、警察官や兵士にも接種を義務づけるとしています。 さらに現在40歳以上となっているワクチンの追加接種の対象を来月からは18歳以上に広げ、医療従事者は追加接種を義務化するとしています。 イタリアはワクチンの接種を終えた人の割合が72%を超えヨーロ

画像説明, 政府のCOVID-19対策イベントの一つとして開催された「ラティチュード・フェスティバル」には、4日間で述べ15万人以上が参加した

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大しているイギリスでは、接触確認アプリで濃厚接触者と認定され、自主隔離を求められた人が1週間で50万人を超え、出勤できる従業員が足りなくなり一時的に休業する店舗が出るなど経済活動への影響が深刻化しています。 イギリスでは、新型コロナウイルスの接触確認アプリで濃厚接触者とされた人が10日間の自主隔離を求められることになっていて、義務ではないものの政府は順守を呼びかけています。 アプリをダウンロードした人が感染すると、過去の記録から濃厚接触者とされた人に通知が行く仕組みで、1日の感染者が5万人を超える日もあるイギリスでは、今月1日から1週間でおよそ52万人が通知を受けたということです。 このため、レストランやスーパーなどで出勤できる従業員が足りなくなり一時的に休業する店舗が出るなど経済に深刻な影響が出ています。 肉の加工業者で作る組合では、従業員のおよそ1割が

アン王女、五輪出席見送り 日本の国民感情考慮か―英 2021年07月20日04時37分 英国のアン王女=6月30日、北部グラスゴー(AFP時事) 【ロンドン時事】英オリンピック委員会の総裁を務めるアン王女は19日、選手団に向けた応援メッセージの中で、東京五輪に出席しない意向を示した。英王室が動画を公開した。日本国内で東京五輪への反発が強く、外国人に対する警戒感も広がっていることから、日本の国民感情を考慮したとみられる。 〔写真特集〕世界のロイヤルファミリー アン王女はエリザベス女王の長女。1976年のモントリオール五輪に馬術の代表選手として出場し、88年からは国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務めている。東京五輪にも出席が見込まれていたが、王女は「現場にいられないのは悲しいが、私と全国民はあなた方を応援しているし、故郷から誇りを持って支えている」と選手団に語った。 国際 社会皇室

ブラジルで開催中のサッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」で、各国の選手やスタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されるケースが相次いでいます。主催者は「感染対策は厳格に行われている」とする声明を発表していますが、大会の感染対策に従わなかったことを認めるチームも出るなど、対策が徹底されていない実態も浮き彫りになっています。 ことしのサッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」は、コロンビアとアルゼンチンの共催で開かれる予定でしたが、国内の政治情勢や新型コロナウイルスの感染状況を理由に両国が開催を辞退したため、急きょブラジルでの開催となり、6月13日に開幕しました。 ところが、開催直後からウイルスの検査で陽性と判定される選手やスタッフが相次ぎ、ブラジルの保健当局によりますと、18日までに陽性と判定された人は82人に上るということです。 ブラジルは新型コロナウイルスによる死者が50万人を超える深

G7首脳、砂浜でバーベキュー 英、地元食材で歓待 2021年06月11日06時57分 ジョンソン英首相=2019年12月、エストニア・タパ(AFP時事) 【コーンウォール時事】英政府は10日、南西部コーンウォールで11日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、首脳をもてなす夕食の献立を発表した。地元の食材で歓待し、12日夜にはサミット会場近くの砂浜で皆でバーベキューを楽しむという。 米大統領夫人「愛を携えてきた」 上着にメッセージ―G7サミット 初日の夕食は、地元コーンウォールで捕れたヒラメや新ジャガイモなどを使った料理が中心。チーズも地元産にこだわった。2日目はバーベキューで、英国産の牛肉やロブスターが振る舞われる。 国際 コメントをする

東京オリンピック・パラリンピックで来日する首脳クラスの一行の人数について、政府は当初、原則12人までとしていましたが、警護態勢の強化を求める各国の要望を踏まえ、必要に応じて最大40人まで認める方針を固めました。 東京オリンピック・パラリンピックで来日する海外の要人について、政府は、新型コロナウイルス対策で人数を絞り込むため、大統領などの首脳クラスで、随行員も含めた合計を原則12人までとしていました。 しかし海外から「警護などの態勢としては少なすぎる」といった指摘が相次いだことから、政府はルールを見直す方針を固めました。 具体的には、随行員も含め原則18人まで増やし、必要に応じて最大40人まで認めるとしています。 また、日本に出発する前にワクチン接種を済ませることを求めているほか、滞在期間を4泊5日以内とするよう強く推奨するとしています。 さらに、長距離の移動では例外的に公共交通機関の利用を

国境を越えた人々の移動の本格的な再開につなげようと、新型コロナウイルスのPCR検査の結果やワクチンの接種履歴をスマートフォンのアプリで表示する、世界共通のデジタル証明書の開発が進んでいます。このほど、日本でも実証実験が始まりました。 実証実験が始まったのは、世界経済フォーラムなどが開発している「コモンパス」と呼ばれるスマホアプリです。 今月10日、羽田空港の国際線ターミナルに設置されたPCR検査場では、5人が唾液による検査を受けました。 検体は空港近くの検査機関に送られ、およそ2時間後、陰性を知らせる検査結果のデータがそれぞれのスマホに届きました。 このデータをコモンパスのアプリに連携させるとQRコードで結果を表示させることができ、世界共通のデジタル証明書の役割を果たします。 飛行機に搭乗する際などにスマホを読み取り機にかざすことで訪問先の入国条件を満たしていることを証明できる仕組みです。

英、中高年の旅行予約殺到 ワクチン効果? 業界に朗報 2021年01月18日07時03分 英長距離バス会社ナショナル・エクスプレスの車両=2007年1月、ロンドン(AFP時事) 【ロンドン時事】新型コロナウイルスのワクチン接種が進む英国で、中高年層による夏の旅行予約が殺到している。予防接種によって安全に旅行できるとの「自信」が深まっているためとされ、パンデミック(世界的流行)で大きな損害を被った旅行業界はうれしい悲鳴を上げている。 東京五輪、コロナ猛威で暗雲 高まる中止論、春がヤマ場―ワクチン頼みも見通せず BBC放送などによると、欧州旅行大手TUIの英サイトで最近あった予約のうち半数が、50歳以上からだった。通常は業界にとって「小さな市場」である年金生活者も多いという。旅行時期は7~10月が大半。また、英長距離バス会社ナショナル・エクスプレスの過去2週間の65歳以上によるツアー予約は、前

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 米ノースカロライナ州とオハイオ州では、高齢者福祉施設の大半の職員が新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン接種を拒否している。取材したフロリダ州の医師も、ニューヨーク市の救急医療隊員も接種を受ける気はないと話す。こうした前線のスタッフにワクチンを積極的に受け入れてもらえるよう、米連邦政府はくじ引きでの景品提供やピザパーティー開催などを提案している。 パンデミック(世界的大流行)を終息させる可能性を持つワクチンに拒否反応を示しているのは、ソーシャルメディア上で根拠のない理論を口にする反ワクチン活動家だけではない。看護師や消防士なども、過去最速で使用が認められたワクチンの安全性に疑問を投げ掛けている。 全米有数の規模で民営の高齢者福祉施設を展開するプルイットヘルス(ジョージア

【パリ共同】30日付のフランス紙フィガロは、新型コロナウイルスの感染再拡大防止策の一つとして国が開発した、感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向けアプリに関し、世論調査で55%が使用しないと答えたと伝えた。 同様のアプリは日本を含め各国で導入や準備が進んでいる。フランスでは6月2日に行う2段階目の制限緩和に合わせて稼働。政府はプライバシーは侵害しないと訴えて任意での使用を促しているが、公権力への警戒心の強い国民性が普及を抑制する可能性もある。 千人を対象に行った世論調査で「確実に使用する」と回答したのは19%。「たぶん使う」は26%だった。

イタリア北部の街で、水道からワインが出てくる出来事があった/Castelvetro Deputy Mayor Giorgia Mezzacqui (CNN) イタリア北部カステルベトロ町の民家約20棟で水道の蛇口やシャワーの先端部から赤ワインが約3時間流れ続ける珍事がこのほどあった。 地元のワイン醸造所で不具合が起き、瓶詰めを控えていた銘柄「ランブルスコ・グラスパロッサ」が町の水道管網に漏れたための騒動。流出量は1000リットルだったという。 同町はフェイスブック上で、漏出による健康障害は一切ないと確約した。 カステルベトロを含むイタリア北部は現在、欧州の中で新型肺炎の被害が最もひどい。副町長はCNNの取材に「笑うべき材料がほとんどない世相の中で、我々が笑みがこぼれるような軽はずみな出来事をもたらしたことはうれしい」とも述べた。 「願わくばいつの日か今回のことを思い出し町を訪ねたいと思って

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く