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沖縄・奄美方言の発音表記法を広めている小川晋史准教授=熊本市東区で2018年5月10日午前11時26分、中里顕撮影 沖縄県や鹿児島県の奄美諸島で長く口述で伝えられてきた沖縄・奄美方言の発音表記法と書体(フォント)を、熊本県立大の小川晋史准教授(39)=言語学=が作成した。ひらがなとカタカナ、六つの補助記号を組み合わせて発音が分かるようにしたもので、小川准教授は「地域の文化や言葉に関心を持つ人たちに発音表記法を活用してもらえればうれしい」と話している。 戦前戦後を通し、沖縄の学校では方言を使った子どもに「方言札」をぶら下げる罰を与えるなど標準語励行運動が進められた時期があり、方言の使い手が減っていることで伝承が課題になっている。

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