$utf8Str = "❶❷❸❹❺"; $sjisStr = mb_convert_encoding($utf8Str, 'SJIS-mac'); echo(mb_detect_encoding($sjisStr, ['UTF-8','SJIS-mac', 'SJIS-win', 'SJIS'])); // SJIS-win ← SJIS-macに変換したはずなのに、何故かSJIS-winと判定されてしまいます。 そもそもSJIS-macってなんだよって話ですが、単にMacJapaneseのエイリアスです。 従ってMacJapaneseと書いても同じく、正しく誤判定されます。 そしてコメント欄にThis is a bug inPHP's mbstring extension『mbstringエクステンションのバグじゃよ』という人が現れています。 間違ったコードを書いたときに自分のせいでは

昨日のエントリにて、PHPのbasename関数はマルチバイト文字を扱えることを説明しましたが、このブログの読者であれば、きっとbasename関数は不正な文字エンコーディングについてどの程度チェックするのかという疑問が生じたことでしょう(きっぱり)。実はbasename自体は、不正な文字エンコーディングをチェックせず、垂れ流してしまいます。その理由をbasenameのソースコードで確認してみましょう。以下は、basename関数の実装の一部です。 // ext/standard/string.c //php_basenmae() while (cnt > 0) { inc_len = (*c == '\0' ? 1:php_mblen(c, cnt));switch (inc_len) { case -2: case -1: inc_len = 1;php_ignore_valu
まずは以下のサンプルをご覧ください。サーバーはWindowsで、内部・外部の文字エンコーディングはUTF-8です。UTF-8のファイル名を外部から受け取り、Windowsなのでファイル名をShift_JISに変換してファイルを読み込んでいます。basename関数を通すことにより、ディレクトリトラバーサル対策を施しています。 <?php header('Content-Type:text/plain; charset=UTF-8'); $file_utf8 = basename($_GET['file']); $file_sjis = mb_convert_encoding($file_utf8, 'cp932', 'UTF-8'); $path = './data/' . $file_sjis; var_dump($path); readfile($path); しかし、ディレクトリト

今日もNetBeansにて「PHP逆引きレシピ」のサンプルコードを教材にPHPの勉強を進めています。 今日は第4章4.2の06.php「ディレクトリ内のディレクトリやファイル名を取得したい」と07-1.php,07-2.php「ディレクトリ内の画像を一覧表示したい」で引っかかりました。日本語のファイルや画像を準備して実行すると文字化けしたり、正常動作しなかったりします。文字化けを見ると思わずニンマリしちゃいます。こういうのは勉強になりますからね。いろいろ試した結果、以下のようなことが分かりました。 <分かったこと> ・php.iniの文字コード関係の設定では回避できそうもない。 ・Windowsの日本語ファイル名はSJISである。 ・サンプルコードは <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
第3引数を指定していない場合の影響前述のように、htmlspecialchars関数の第3引数を指定していない場合、PHP5.3までは、文字エンコーディングがISO-8859-1が指定されたとみなされます。この場合、入力内容にかかわらず不正な文字エンコーディングと判定されることはありません。したがって、文字エンコーディングのチェックが働かない代わりに、エラーになることもありませんでした。 これに対して、PHP5.4の仕様により文字エンコーディングがUTF-8とみなされた場合に、Shift_JISやEUC-JPの2バイト文字が入力されると、高い確率で「UTF-8として不正」というエラーになり、htmlspecialchars関数の出力は空になります。つまり、プログラムが正常に動作しません。htmlspecialchars関数の第3引数を指定しておらず、内部文字エンコーディングがShift_
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