Microsoft、「6502 BASIC」をオープンソースとして公開Microsoftは2025年9月3日、同社が1977年に開発したBASICインタプリタ「6502 BASIC」を、MITライセンスのもとGitHub上にオープンソースとして公開した。 Bringing BASIC back:Microsoft's 6502 BASIC is now Open Source -Microsoft Open SourceBlog 💾 We'regoing back to the BASICs!Microsoft's original 6502 BASIC is now officially open source. Relive the code that startedit all. Full story on ourblog: https://t.co/qX2fp
ソースコードが公開され、自由に利用・修正・再配布できる「フリーオープンソースソフトウェア(FOSS)」のように思えるのに、実際には「一部だけ異なるライセンスのコードが混ざっている」といったことがあります。それを教えてくれるのが「Isit really foss?」というウェブサイトです。 Isit really foss? https://isitreallyfoss.com/ 「Isit really foss?」にアクセスすると、こんな感じで新規追加された順にFOSSの名前が並んでいて、それぞれの分類がアイコンと色で表示されています。 分類は「Yes!(FOSSである)」「Partially(オープンコアで部分的にFOSS)」「Issues exist(主にFOSSだが問題あり)」および2種類の「Nope!(FOSSではない/FOSSではないがFOSS関連のライセンス問題あり)」

Wallabagとは 現在、Webには様々な情報が次々と流れてきます。ですがこうした情報のひとつひとつを、その場で順番通りに熟読するのは非効率ですし、なにより現実的ではありません。そこで興味のある記事にはマークをつけておき、あとでまとめて読む、というスタイルを取っている方も多いのではないでしょうか。また最近のSNSは、ポストが必ずしも時系列に並ばなくなってきています。「朝見かけたポストで紹介されていた面白そうな記事に、二度と辿りつけない」といった経験のある方も多いでしょう。そのため「面白そうなものは、見かけたらその場でクリップする」重要性は、ますます高まっているのではないでしょうか。 WebブラウザのFirefoxを利用している方であれば、MozillaのPocketというサービスをご存知でしょう。これはWebページを「あとで読む」ために保存するサービスです。PocketはFirefox

TOPフォーカスCSVエディタを24年作り続けて。フリーソフト「Cassava Editor」開発者の静かな献身【フォーカス】CSVエディタ「Cassava Editor」開発者 あすかぜ(海津 智宏) ソフトウェアエンジニア。1981年生まれ。2006年に東京工業大学(現・東京科学大学)修士課程を修了後、大手電機メーカーや社会人博士課程(情報科学)を経て、外資系IT企業に勤務。2000年には、個人サイト「あすかぜ・ねっと(当初はあすかぜ factory)」を開設。同年、フリーソフト「Cassava Editor」を公開。以来、24年間CSVエディタの更新・保守を続ける。好物は雪印北海道100のチェダー クラッシュとゴーダ クラッシュ。3児の父。 https://www.asukaze.net/ X 2000年に公開されたCSVエディタ「Cassava Editor」は、個人開発のフリー

ElasticsearchとKibanaがオープンソースライセンスに復帰、Elasticが発表。AWSがフォークに投資し、市場の混乱は解決されたと オランダに本社を置くElasticは、ElasticとKibanaのライセンスにオープンソースライセンスであるAGPLを追加すると発表しました。 3年前の2021年、同社はElasticをマネージドサービスとして提供しているAWSを名指しで非難しつつ、ElasticのライセンスをApache License 2.0から、商用サービス化を制限する「Server Side Public License」(SSPL)と「Elastic License」のデュアルライセンスへ変更しました。 それ以来、ElasticとKibanaはオープンソースではなくなっていました。 同社CEO ShayBanon氏は、今回のオープンソースへの復帰を発表したブログの

オープンソースソフトウェアの開発プロジェクトで連絡用プラットフォームとしてDiscordを用いる例が多くあります。しかし、自由ソフトウェア(FOSS)の推進者であるドリュー・デヴォールト氏は「『自由ソフトウェア』の開発プロジェクトにDiscordを使うべきではない」と警鐘を鳴らしています。 Please don't useDiscord for FOSS projects https://drewdevault.com/2021/12/28/Dont-use-Discord-for-FOSS.htmlDiscordはユーザーが「○○というゲームについて話し合うサーバー」「○○愛好会のボイスチャット用サーバー」「GIGAZINEの公式サーバー」といったように自由にサーバーを作ることができるコミュニケーションアプリで、各サーバーではテキストや音声で会話できるほか、ファイルをアップロードした

このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米国の研究機関であるAperture Internet Laboratoryは、Linuxで動作する中国のインターネット検閲システム「グレートファイアウォール」(Great Firewall、GFW、金盾)をオープンソースで実装したシステム「OpenGFW」を発表した。このシステムは家庭用ルーターで使用可能なほど柔軟で使いやすく、GFWを個人レベルで実現することを目指している。 OpenGFWは、IPとTCPのデータを完全に再構築する能力を持ち、HTTP、TLS、DNS、SSHなどのネットワークプロトコルを解析できる。特に、Shadowso

社内における情報管理・共有時にWebデータベースが欲しいと感じることは多々あるでしょう。不定形のテキストであればNotePMのようなWikiシステムがぴったりですが、より構造的なものはWebデータベースでの管理が向いています。 最近ではWebデータベース単独ではなく、ノーコードツールとしての進化をしているようです。そこでWebデータベースはじめ、ノーコードツール周りも含めて紹介します。 Pleasanter(プリザンター) プリザンターは国内製のノーコード開発ツールであり、脱Excelを第1に掲げています。データベースを用いてデータを蓄積し、APIを通してWebアプリケーションを開発したり、既存システムと連携できます。Excelファイルでよくある、同時に編集できないという問題も解決できます。また、全文検索を用いて欲しい情報へ即座にアクセスできるのもメリットです。 プリザンター|OSSのノ

「日本人」を理由にしたくないし、「コードは全世界共通語」なのは分かっているけど、自分が日本人で日本語を母国語としていることはOSSにおいて不利になる。 この2年間のHonoの開発をしてきた経験で分かったことだ。 そこに目を瞑ってはいけないし、自覚することで世界と戦えるかもしれない。今回はそのことについて書こうと思う。 8k 現在、HonoのGitHubスター数は8,000を超えた。 これはとんでもない数字なんだけど、もっと伸びるべきで、早く1万を超えなくはいけない。 npmのダウンロード数は週間「46,000」とこれは相対的に低く、こちらも伸びるべきである。 数字が全てではないが、こうした数字は昨今のOSSにとって「一番の」指標であることは確かだ。 だから戦うことはこの数字を伸ばすことである。 なぜ「戦う」のか なんで「戦う」というおっかない言葉を使い、そして戦わなくてはいけないのか。 ま

Linux DailyTopics オープンソースのライセンス変更は「単一障害点のリスク」 ―Linux FoundationからHashiCorpへのアンサーブログ 「もしあなたが朝起きてすぐに、LinuxカーネルがBUSL(Business Source License)のもとで今後供与されることになるというニュースを目にしたらどうしますか」―10月17日付のLinux Foundationのブログはこんな出だしで始まっている。投稿者はLinux Foundationのプロジェクト&リーガル部門でシニアバイスプレジデントを務めるMike Dolan、オープンソースライセンスの専門家としても知られており、Linux Founationの数々のプロジェクトを法務面から支えてきたプロフェッショナルである。 How open source foundations protect the li
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 シンガポール国立大学と中国の浙江大学に所属する研究者らが発表した論文「EasySpider: A No-Code Visual System for Crawling the Web」は、Excelを使用するように視覚的にWebスクレイピングタスクを設計し、実行できるカスタマイズ可能なWebクローラーシステムを提案した研究報告である。公式ページはこちら。 このシステムは、マウス操作のGUI(Graphical User Interface)を使用して提供されており、コーディングの経験がなくても使えるため、ノンプログラマーでも簡単にタスクを設

「原子力科学」と聞くと、厳重に警備された研究所内で、極秘の書類やファイルを扱うといったイメージを抱く人もいるかと思いますが、実際にはオープンソースでの官民を問わない活発な研究が行われており、その結果さまざまな発見や進歩を遂げているとGitHubがまとめています。 Open source is fueling the future of nuclear physics ·GitHub https://github.com/readme/featured/nuclear-fusion-open-source2022年12月にローレンス・リバモア国立研究所で行われた核融合反応実験の成功は、オープンソースを用いた研究の1つです。 エネルギー省が正式に核融合実験でエネルギー投入を上回る出力を達成し「点火」を確認したと発表 -GIGAZINE ローレンス・リバモア国立研究所で行われた核融合実験で

複数のウェブサービスを連携し、定型作業を自動化してくれるサービスはIFTTTやZapier、n8nが有名ですが、特定のサービス以外は使えなかったり、有料プランでしか使用できない機能があったりします。オープンソースで使える自動化サービス「Activepieces」は無料で利用でき、自社製ソフトのような他の自動化サービスでは未対応のサービスも自動化できるとのことなので、実際に使ってみました。 Automate Your Business - Open Source Free Zapier Alternative - Self-hosted or Cloud - Activepieces https://www.activepieces.com/ activepieces/activepieces: An automation tool /Workflow automation tool /

「使った分だけ課金」という仕組みはシンプルで分かりやすいですが、一方で使用量をユーザーごとに計測して請求金額を算出する仕組みはなかなか複雑になってしまいがちです。「Lotus」はそうした複雑な課金管理を一発で解決できるツールとのことで、どんなことができるのか実際に確かめてみました。 Lotus — Open Source Pricing and Billing Infrastructure https://www.uselotus.io/ LotusのサーバーはDockerを利用して起動するため、下記のリンクから自分の環境に合った方法でDockerをインストールします。 InstallDocker Engine |Docker Documentation https://docs.docker.com/engine/install/ 今回はCentOSを利用するため、下記のコマンドを入

入力した文字列(プロンプト)から画像を自動で生成するAI・Midjourneyと同等のものをオープンソースで人々に提供することを目的としたプロジェクトが「OpenJourney」です。OpenJourneyは同じ画像生成AIでオープンソースで開発されるStable Diffusion v1.5を調整し、Midjourneyに近い動作をするように開発されており、オンラインAIプラットフォームのHugging Faceにリポジトリが公開されています。 OpenJourney https://open-journey.github.io/ prompthero/openjourney · Hugging Face https://huggingface.co/prompthero/openjourney OpenJourneyの開発チームは「OpenJourneyの背後にある主な考えは、ツールや

MS OfficeがどうのこうのAdobeがどうのこうのいやわかる、MS OfficeとかAdobeは業界標準だしファイル互換でインポートとかも楽だ。 ただまぁその万人へ必須か?と言われたら圧倒的にそれが必須じゃない仕事をしている人のほうが多い。 何なら仕事じゃなくて趣味レベルであるならばなおさらMS OfficeとかAdobeとか業界標準ソフトウェアじゃなくても良くなっちゃう。 ということで、ありきたりなシェアウェア代替オープンソースソフトウェアのリストを作ってみた。 Libreofficeド定番中のド定番、オープンソースのオフィススイートだ。 MS Officeじゃなくて良い人はLibreofficeかGoogleのクラウドのヤツを使ってる。 やはり主に使われるのはワープロソフトのWriterと表計算ソフトのCalcとプレゼンテーションソフトのImpressだが、MS Accessの代

OpenAIが開発した高性能チャットAI「ChatGPT」は、非常に高精度な会話が可能なことから大きな注目を集めています。そんなChatGPTのような「質問すると自然な文章で応じてくれるAI」をオープンソースで実現することを目指した「ChatRWKV」の開発が、ソフトウェア開発者のBlinkDL氏によって進められています。GitHub -BlinkDL/ChatRWKV: ChatRWKV is likeChatGPT but powered by the RWKV (100% RNN) language model, and open source. https://github.com/BlinkDL/ChatRWKV ChatRWKVは、BlinkDL氏が開発した言語モデル「RWKV Language Model」をベースにしたチャットAIで、ユーザーが入力した文章に自然な言

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