「ふたなりを書いたら、もう記事を書くなと命じられた」 VICE記者Ana Valensが語る“検閲と排除”の全貌【独占証言/Steam規制報道削除の裏側】クレジットカード会社による表現規制が、ついにSteamにまで及んだ。 2025年7月、世界最大のPCゲーム配信プラットフォーム「Steam」が、決済業者の基準に従って成人向けコンテンツの規制強化を発表。 この問題は、同年2月のニコニコ動画での海外カード決済停止、3月の同人誌サイトへの警告に続く、いわゆる「金融検閲」の最新事例として日本でも報道され注目を集めている。 そのSteam規制をいち早く報じたVICE(米国の若者向けニュースメディア)傘下のゲーム専門「Waypoint」の記者が、記事を削除され、抗議の末に辞職する事件が起きた。 表現の自由をめぐるこの騒動の舞台裏で、何が起きていたのか? 私は記者Ana Valens本人に直接問い合

ゲームの開発や産業を支援するNPO団体である国際ゲーム開発者協会(IGDA)は7月30日、「Statement on Game De-Listings(ゲームの削除に関する声明)」と題したプレスリリースを発表した。海外メディアVGCやgamesrader+などが報じている。 今回発表された声明は、ゲーム販売プラットフォームであるSteamやitch.ioからクレジットカード業者による圧力があったとして多数の成人向けゲームが削除・または検索結果から除外されたという一連の出来事を受けてのものである。7月中旬から各種メディアやSNSにて話題となっており、権利団体からの圧力もあったとして物議をかもしていた。 今回、その出来事に関してIGDAからの意見の表明がなされたという形だ。なお、本記事執筆時点でIGDAの公式サイトにはアクセスできない状況となっている。 権利団体による決済業者への働きかけでSt

【7月30日 AFP】オーストラリアは画期的なソーシャルメディア法を使い、16歳未満の子どもによる動画投稿サイト「ユーチューブ」の利用を禁止する。アニカ・ウェルズ通信相が30日、明らかにした。16歳未満の子どもを「搾取的なアルゴリズム」から保護する必要があるとしている。 ウェルズ氏は声明で、「プラットフォームが利用者の身元を推測する前に、子どもが自分自身を知ることを望んでいる」「ソーシャルメディアには存在意義があるが、子どもを標的とする搾取的なアルゴリズムが存在する余地はない」と述べた。 オーストラリアは昨年、16歳未満によるフェイスブック、TikTok(ティックトック)、インスタグラムなどの利用を禁止する法案を策定中だと発表した。 ユーチューブについてはこれまで、学校の授業で広く利用されていることから適用除外とされていた。 ユーチューブの広報担当者は、30日の発表は衝撃的な方針転換だと述

インディーゲームマーケットプレイスのItch.ioが、アダルトコンテンツに対する規制を強化すると発表しました。Itch.ioがアダルトコンテンツを取り締まる理由は、Steamと同じく決済代行業者からの圧力が背景にあります。 Update on NSFW content -itch.io https://itch.io/updates/update-on-nsfw-contentItch.io is the latest marketplace to crack down on adult games |TechCrunch https://techcrunch.com/2025/07/27/itch-io-is-the-latest-marketplace-to-crack-down-on-adult-games/ 現地時間の2025年7月24日、Itch.ioがブラウズページおよび

ラブドールにゴミを食べさせるゲームが炎上し、よりにもよってBL作家がこれに便乗して、しかもBLは良いがお前らはダメみたいな雑な批判をしたことで大炎上をしている。 これに伴い、本来表現の自由を擁護していた男性の一部から、BL規制をすべきという声が上がり始めた。極めて良くない兆候である。BLなんていうのは ・主に女性が書き、女性が読む、男性が主体の ・同性愛者の ・(何なら不同意を含む)性行為描写のあるものを ・ゾーニングも規制もなく一般書店に並べている という、なんで無事なのかわからない奇跡のジャンルである。 その最も表現の自由の恩恵を受けているはずのBL作家が、自分を棚に上げて未発売のインディーズゲームに批判をしたことで大炎上し、しかも当人は燃やすだけ燃やして鍵垢に逃げてしまった。 これに憤った男性向けの擁護者の一部が、とうとう我慢ならず表現の自由をかなぐり捨ててBLも規制すべきだと批判

Steam上で「Detroit: Become Human(デトロイト ビカムヒューマン)」が削除された多数のアダルト作品が削除されました。それに関して、勝利宣言をした団体"Collective Shout"が「Detroit: Become Human(デトロイト ビカムヒューマン)」も叩いて(販売停止の呼びかけをして)いたと指摘しているITmediaの記事を読みました。気になったのでCollective Shoutについて調べてみました。 これに関わったのが、オーストラリアを拠点に活動するCollective Shoutという非営利団体。彼らは直前にクレジットカード会社や決済代行業者に対してSteamなどに圧力を加えるよう要請する公開書簡を送っており、ゲーム削除後には幹部がSNSで“勝利宣言”をしました。 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/

腐女子≒フェミニストそうかな……?そうかも……。 私は腐女子である。中学高校大学社会人……ライフステージをBLを友に駆け上ってきた。 このnoteは最近Twitter(現X)を騒がせている某ゲームに端を発した腐女子=フェミニストという図式を腐女子の私がなんとか否定したい、否定することで自己弁護をしたいという思いで書き始めた。 ──はずだった。この図式をひっくり返すのはもはや無理だ(諦め)。 商業BL作家による某ゲーム批判 2025/7/24 とあるBL作家が某ゲーム批判をする連ツイを投稿した。 批判自体は全く構わないと思う。ゲームの内容は好悪分かれるものであることはゲーム説明から見て取れる。 問題は批判ツイートの中で販売停止に言及していることだ。しかもどう読み込んでも作家の意見は言外にゲームの販売停止を肯定している。 これはよろしくない。全ての創作物は表現の自由の下で許容されるべきものであ

PCゲーム販売プラットフォームのitch.ioは7月24日、すべての成人向けNSFWコンテンツのストアページについて、同サイト内でのブラウズおよび検索結果ページから除外したと発表した。 成人向けNSFWコンテンツとは、いわゆるアダルトゲームなどを指している。itch.ioは、クレジットカードの決済代行業者から調査を受け、そうしたコンテンツの審査を実施することとなり、それが完了するまでの措置として閲覧制限をかけたという。 発表にてitch.ioは、あらゆる開発者にマーケットプレイスを提供し運営を続けていくためには、決済パートナーとの関係を最優先に考える必要があるとコメント。また事態は急速に進んでおり、プラットフォームの中核をなす決済インフラを保護すべく、今回緊急的な対応をおこなったとした。開発者に事前通知することもできず、またitch.ioとしても状況を完全に把握できていないとして謝罪してい

※UPDATE(2025/7/24 16:22):itch.ioからのアナウンスが行われました。 それによれば、同サイトにてアダルトコンテンツがすべてシャドウバン状態にあるのは、先日から話題となっている、Steamを対象にした支払い業者の圧力と同種のものであり、即座の対応を余儀なくされたためとのことです。 また、既存コンテンツの審査後は「新たなコンテンツ基準」を設定するとしており、一部の(現時点ではアダルトに限る可能性は高いものの)反社会的な表現内容の排除が行われるものとみられます。 アダルトを含む高自由度のRPGとして、Steamでのリリースが行えなかったためitch.ioにしかない『LonaRPG』特に海外ではアダルトゲームにまつわる発表が行えるプラットフォームの発展が日本から見て著しく遅れており、そのなかでも最も出店ハードルの低かったitch.ioへの圧力により大きな影響は避けられま

『村祀り桃色紀行 さかざ村の淫祀り』先日の突然のガイドライン改定よりたびたび話題となっている、業界最大手ゲーム配信プラットフォームSteamにおける「成人向け(Adult-Only、日本でいうアダルトゲーム、あるいは美少女ゲーム)」の排除。すでに日本産のタイトルを含め影響を受けたパブリッシャーや開発者も出ているこの問題について、運営であるValveがその口を開きました。 これは、先日Steamにおける配信ガイドラインが改定され「Steamの決済代行業者、関連するネットワーク、銀行、またはネットワークプロバイダーが定めるルールや基準に違反する可能性のあるコンテンツ。特に、特定の種類の成人向けコンテンツ」の配信をNGとするとされ、その後日本産タイトルを含め様々なタイトルの配信が突然終了した状況を受けてのものです。

クレジットカード会社による表現規制の問題が、ここ最近とくに注目を集めています。 決済代行会社が、成人向けコンテンツや同人誌を取り扱うオンラインサイトに対して、禁止語句を含むコンテンツの取り扱いをやめるよう警告し、契約を解除するケースが相次ぎました。さらに、成人向けサイトとはまったく関係のない婚活サイトに対しても、理由の説明がないまま停止を通告されたという事例もあります。 こうした動きは、今や米国や日本など国境を越え、オタク業界全体を脅かす問題となりつつあります。今回は、その経緯と現状を振り返ってみましょう。 ココがポイントオタク業界で相次ぐ「Visa」クレジットカードの使用規制……はたしてSteamは大丈夫? 出典:GameBusiness.jp 2024/12/17(火) クレカの表現規制、真犯人は誰か 見えてきた“構造的原因”を解説する 出典:ITmedia NEWS 2025/3/7

はがり @kamono0kami 日本のサブカル文化、規模でも予算でも技術でも中国にはるかに上回られてもっと早くに衰退するはずだったけど中国側の思想統制と表現規制が思った以上にエグくて、衰退しきる前に世界の認知を得られたからなんとか生き繋げてる感ある 2025-07-17 13:02:16 多魔 @kyohontama 返信として長くなりすぎてしまったのでここに置いときます。 たいりくは、とりあえず何もやっても競争が激しいので、 たとえばアークナイツが最初に出た時にすごいとか言われてて、別に一気にそうなったわけではなく、 美術高校卒業試験があり、良い大学だと合格率はただ2%ぐらいだったので、イラストレーターさんは基礎がしっかりしてるのが多かったし、 クリエイターさん自体も、何年前にすでに同人をやっててある程度経験を積み上げたという感じです。中国のコンテンツは、利益回収の早い方向(ゲーム

カイト @Azerbaijan_____ @aebafuti 殺すぞ!とかを伏字にするならまだしも、息を殺すみたいな、実際にことわざや慣用句とかとして使われてるものも規制されてるのは少し疑問を感じる 2025-07-17 07:45:25

リンク NEWSjp中国、BL作家を一斉摘発 若者価値観に危機感か | NEWSjp 【北京共同】中国甘粛省蘭州市の警察当局が今年に入り、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)作品を小... 85 users 139 ライブドアニュース @livedoornews 【判明】中国でBL作家を一斉摘発、一部作家が拘束される 香港紙報道 news.livedoor.com/article/detail…台湾の成人女性向けサイト「海棠文学城」にBL作品を投稿していた作家らを摘発。結婚や出産を望まない若者の出現など「社会的価値観」が揺らいでいることへの危機感が背景にあるとの見方が出ている。 2025-07-14 17:05:00 sak @sak_07_ 「中国、BL作家を一斉摘発 若者価値観に危機感か」 news.jp/i/131739100911… >摘発対象となったのは台湾の成人女性向け

【北京共同】中国甘粛省蘭州市の警察当局が今年に入り、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)作品を小説投稿サイトで発表していた中国人作家の全国一斉摘発に乗り出した。わいせつ物を制作・販売して広めた疑いが持たれており、一部作家が拘束されたという。香港紙、明報が14日までに報じた。中国では当局による厳しい検閲が敷かれる中、BL作品が若い女性を中心にブームとなっている。習近平指導部は1月、ポルノ・不法出版物の一掃に向けた工作会議を開き「大衆の反響が大きい問題に焦点を合わせた」徹底取り締まりを要求した。今回の一斉摘発は、結婚や出産を望まない若者の出現など「社会的価値観」が揺らいでいることへの危機感が背景にあるとの見方が出ている。 摘発対象となったのは台湾の成人女性向けサイト「海棠文学城」にBL作品を投稿していた作家たち。200人超が警察の呼び出しを受けたとの情報もある。多くは女子大生で、少数の読

2025年3月14日(Kindle版[紙版は18日])以来、西原麻里『BLマンガの表現史--少年愛からボーイズラブジャンルへ』(青弓社、2025年)が、紙版・電子版ともにアマゾン(amazon.co.jp)からは販売されない事態が続いています。日本マンガ学会もこれまで、学会誌『マンガ研究』などでの会員の研究成果発表に際して、当該プラットフォームを頒布のために利用してきました。そのため、われわれ理事会は、今回の事態を学問の萎縮を招きかねない、憂慮すべきものであるととらえています。 日本マンガ学会は、「マンガとアカデミズムを縁遠いものにしてきた価値観や認識の枠組みそのものを、根本的に問い直す営み」を希求する人々によって、2001年に設立されました。本学会の設立趣意書では、次の通り決意表明をおこなっています。 私たちにとってマンガとは、かつて、何であったのか、いま、何であるのか、そしてこれから、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く