米半導体メーカーのインテルの株価が20日に上昇。同社に対してクアルコムが買収を打診したと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい匿名の関係者を引用して報じた。実際に買収提案となれば、半導体業界では記録的な規模となる可能性がある。 同紙によると、両社の話し合いは過去数日の間に持たれた。インテルとクアルコムの広報担当者はそれぞれコメントを控えた。 インテル株は3.3%高で取引を終了。一時は9.5%高まで買い進まれた。 かつては世界最大の半導体メーカーだったインテルだが、技術的優位性を失うのに伴って販売不振と損失の拡大が続いてきた。現在の時価総額は約935億ドルと、クアルコムの半分程度にとどまる。それでも買収が実現すれば半導体業界における史上最大の取引になるとみられ、業界に大きな変化をもたらす可能性がある。 クアルコムの株価は2.9%下落。こうした取引を巡るリスクへの投資家の

全世界30%のスマートフォンに悪影響、クアルコムのチップに脆弱性が見つかる2021.05.10 16:0044,375 Lucas Ropek・Gizmodo US [原文] ( mayumine )Androidユーザーの方、要注意です。 このQualcomm(クアルコム)のチップの脆弱性が悪用されると、スマートフォンのデータにアクセス可能になり、通話の盗聴やSMSを盗み見る可能性があることが発見、報告されました。 世界中の30%のスマートフォンに影響がある可能性この脆弱性は、サイバーセキュリティ企業の「Check Point Software(CPR)」により報告され、世界中の30%のスマートフォンで悪用される可能性があるとのことです。クアルコムは、Samsung(サムスン)、Google(グーグル)、Xiaomi(シャオミ)、LGなど、Androidスマートフォンの主要メーカーと契

SnapdragonTech Summitで、サンプルが出荷されたばかりのSnapdragon 845を発表したクアルコム。同社は、その実力を示すデモを公開した。デモには、Snapdragon 845が組み込まれたリファレンス用の端末が用いられている。AI対応への強化でスマホのカメラや スマートスピーカーのマイクがかしこくなる Snapdragon 845で最も特徴的なのが、AIへの対応を強化したことだ。クアルコムによると、処理能力は最大3倍に上がっている。CPU、GPUや、DSP(Digital Signal Processor)を使い分けるアプローチを取っており、スマートフォンへの組み込みを想定した「TensorFlow Lite」や、Androidの「NNAPI」に対応したことも特徴となる。AI自体には、Snapdragon 835も対応している。デモでは、Snapdrago

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