5月17日、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、サンタンデールなどスペインの銀行16行の格付けを引き下げた。写真は4月撮影(2012年 ロイター/Andrea Comas) [マドリード 17日 ロイター] スペインでは17日、一部国有化された大手銀行バンキアから預金が大量に流出したとの報道で株価が急落したほか、ムーディーズが政府による銀行支援能力が低下しているとして欧州最大の銀行であるサンタンデールを含むスペインの16行を格下げするなど、銀行セクターをめぐる懸念が一段と高まった。
