これは、私が若…くはないけどピカピカのAWS1年生だった、数年前のお話です。 何をやらかしたのか やらかし前の状態本番運用しているWebアプリケーションの裏側に、EC2インスタンス3台でクラスタを組んだ某データストア製品を使用していました。データはクラスタ内でレプリケーションされており、1台がダウンしただけならクラスタは稼働を継続できます。2台がダウンするとクラスタ全体が機能しなくなります。 ある日、3台のうち1台で障害が発生してインスタンスへ疎通できない状態になりました。この時点ではクラスタは正常に応答しており、あと1台ダウンしない限りはサービスに影響が出ない状態でした。 まず、ダウンしてしまったインスタンスを再起動して復旧させようとしました。ところがEC2マネジメントコンソールから再起動、停止を選択しても障害中のインスタンスは反応しません。そして私は間違いを犯します。 やらかしたこと

プレイスメントグループの作成 まず、EC2のコンソールでプレイスメントグループをクラスターとスプレッドと2種類作成しました。 クラスタープレイスメントグループでEC2インスタンスを起動 クラスタープレイスメントグループではインスタンスファミリーが限定されました。 以下でした。 汎用: A1、M4、M5、M5a、M5ad、M5d、M5dn、M5n コンピューティングの最適化: C3、C4、C5、C5d、C5n、cc2.8xlarge メモリ最適化: cr1.8xlarge、R3、R4、R5、R5a、R5ad、R5d、R5dn、R5n、 X1、X1e、z1d ストレージの最適化: D2、H1、hs1.8xlarge、I2、I3、I3en 高速コンピューティング: F1、G2、G3、G4dn、P2、P3、P3dn m4.largeで2インスタンス作成しました。 一方のインスタンスからもう一方のイ

こんにちは、菊池です。AWSで最も基本的なサービスの1つともいえるEC2ですが、その設定の中で"拡張ネットワーキング"と"プレイスメントグループ"というのがあるのをご存知でしょうか? 目新しい機能ではありませんし、意識して設定しなくても不都合が発生するものでもありませんのでデフォルト状態で利用されている方もいるのではないでしょうか。Linux の拡張ネットワーキング 拡張ネットワーキングは、高い帯域幅、1 秒あたりのパケット (PPS) の高いパフォーマンス、常に低いインスタンス間レイテンシーを実現します。 プレイスメントグループ プレイスメントグループは、単一のアベイラビリティーゾーン内のインスタンスを論理的にグループ化したものです。サポートされているインスタンスタイプとともにプレイスメントグループを使用すると、アプリケーションが低レイテンシーの 10 Gbps (ギガビット/秒)

Amazon EC2にはプレイスメントグループと言う概念があり、ネットワークパフォーマンスの向上や物理サーバ障害時の影響範囲を限定させるために、インスタンスをグループ化することができます。 今回は、3種類あるプレイスメントグループ戦略について、説明します。 3種類の戦略 プレイスメントグループにはクラスター・分散・パーティションの3種類の戦略があります。 クラスター(cluster) ※ 図は公式ドキュメントから HPC のようなワークロード向け インスタンス群を高バイセクションバンド幅セグメントに配置 ノード間通信で低レイテンシー、高スループットなネットワークパフォーマンスを実現 利用可能なインスタンスタイプに制限あり(対応インスタンス一覧)。例えば、T系インスタンスは利用不可。AWS ParallelClusterを利用してHPCクラスターを構築している場合、設定ファイルで次の様に指


ワークロードのニーズを対応するために、相互に依存する EC2 インスタンスのグループをプレイスメントグループ内に作成して、そのプレイスメントに影響を与えることができます。 ワークロードのタイプに応じて、以下のいずれかのプレイスメント戦略によりプレイスメントグループを作成できます。 [クラスター] – アベイラビリティーゾーン内でインスタンスをまとめます。この戦略により、ワークロードは、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) アプリケーションで典型的な緊密に組み合わされたノード間通信に必要な低レイテンシーネットワークパフォーマンスを実現できます。 パーティション – インスタンスを複数の論理パーティションに分散させ、1 つのパーティション内のインスタンスのグループが基盤となるハードウェアを別のパーティション内のインスタンスのグループと共有しないようにします。この戦略は、Hadoop
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