GMOペパボが立ち上げた「ペパボ研究所」の主席研究員 松本亮介さん(id:matsumoto_r)と、はてなエンジニアの坪内佑樹(id:y_uuki)が対談しました。技術ブログにはてなブックマークを付け合う間柄だった2人の語りから、レンタルサーバーの運用技術を学術研究として突き詰めた松本さんの研究成果「高集積マルチテナント環境」(「ロリポップ!」の「次世代ホスティングサービス」の技術として適用)、そして生き物のようなシステムを目指す「なめらかなシステム」の構想が浮かび上がってきます。 (上写真、左より)GMOペパボ株式会社 ペパボ研究所 主席研究員 シニア・プリンシパルエンジニアの松本亮介さん(id:matsumoto_r)、株式会社はてな システムプラットフォーム部 シニアエンジニアの坪内佑樹(id:y_uuki)。構成はITジャーナリストの星暁雄です。 (※この記事は、GMOペパボ株式

最近ちょっと会社の中の歯車がかみ合い始めて、ごろごろごろと大きな回転が始まった感覚があります。 会社をやり始めて10年目。ようやくかよ、という突っ込みは真摯に受け入れるとして、何を変えたのが大きかったかというと社内のコミュニケーションのやり方です。特に、組織の中で直接つながりのある人どうし=上司と部下の間のコミュニケーション。なんか書いていると馬鹿らしくなってくるくらい基本的な事で恥ずかしいですが、直接の部下に対してやるべきことをちゃんと伝えたり、部下から上司に対して行う、いわゆる「ほうれんそう」などです。 思えば、はてなの仕事の進め方というのは、エンジニアにとって最も生産性が高い環境を追求する、ということに最適化してきたように思います。会議はなるべく減らして、必要な事ははてなグループかIRCに書いて伝える。プログラムを書いていると2時間くらい集中して作業をしたくなるので、その間なるべく作
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