佐賀県武雄市は11日、市図書館の運営をレンタルソフト店「TSUTAYA(ツタヤ)」の運営会社「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」に委託する指定管理者選定議案を発表した。契約期間は来年4月から5年間で、指定管理料は5年で5億5千万円。改修のための設計委託料1千万円も一般会計補正予算案に盛り込む。18日開会の臨時議会に提案する。 委託する業務は図書館運営と施設管理。年換算の委託料は1億1千万円。現行の年間運営費は1億4500万円だが、これには業務委託から除いた蘭学館など歴史資料館の運営費も含まれているため単純比較できない。市教委は「委託業務部分だけの比較で1割程度の削減はできる」とみている。図書館は無休で午前9時から午後9時まで開館。貸し出しカードは、既存のカードかCCCの「Tカード」を選択する。Tカードで自動貸出機を使えばポイントが付く。館内で書籍や雑誌、文具などの販売、CD、
謹啓 アタクシ、このたび、図書館業界から足を洗いました。 勤務していた大学図書館において、アタシをはじめとするスタッフがほとんど総入れ替えに至るまでのさまざまな事柄については、聞くところによると業界の噂にもなってるらしいですが、おおむね、うわさは合ってます。 対利用者、対大学、対直接指揮命令者、対パートナー会社。 要するに、どちらを向いて仕事をしていけばいいのかわからなくなってしまった、というのが一緒に退職した仲間の辞職理由の根底に共通するものだと思います。 詳しいことはお約束により書けませんが、この業界を巡る派遣とか業務委託とか非正規雇用とか正規職員以外の働き方のシステムは、ここらへんできちんと考えないと、ありとあらゆるひずみが極限まできている気がしています。 アタシ自身は、つぎつぎに辞めていく仲間の仕事を、やっと入ってきた新人に的確に移譲するまでの間、自分自身の仕事にプラスしてしなけれ
子ども, 科学読み物調べ物があって普段は行かない図書館へ。ついにアレを手に取ることができました。前回のエントリを書いて以来気になっていたので,年をまたいでこの話題を。 愛煙家おじいさん登場、児童誌が販売中止に(読売新聞) -Yahoo!ニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091229-00000086-yom-soci# 月刊 たくさんのふしぎ 2010年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2009/12/21メディア: 雑誌クリック: 6回Amazon.co.jpで詳細を見る 『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』は何事もなかったかのように,その図書館でも最新号の雑誌として面出しで配架されていました。万一書庫にひいていたりなんかしたら,即刻出してもらおうと思っていたので一安心。 内容です(注:ネタバレ)。「ちょっと変
武蔵野市議 川名ゆうじ blog 議会や市政のニュースや気になる情報を書いています。 誤字脱字はご容赦を。 ご意見はメールでお願いします。kawana●ba2.so-net.ne.jp まで (●を@に修正してください) 多くの公立図書館で指定管理者制度や業務委託による民間事業者が図書館の運営を担っている。教育施設に営利目的の民間はなじまない、直営で行うべきとの批判は多いが,ならば、その民間事業者の図書館はどうなのか。実際に図書館の運営を行っいる民間事業者はその批判をどのように思っているだろうか。当事者から話を伺った。 そのために、正規ではなく雇用期間を決めることができる非正規で人材を採用せざるをえず、人材を育てることができない,質の低下へとつながることになる。 だから,民間ではだめなのか。単刀直入にこのことについて伺うと,確かに契約の補償がないことから正規雇用は難い面がある。しかし,その

先日のエントリでも予告しましたが、A-LIEP(アジア太平洋図書館・情報教育国際会議)2009で"THE CORRELATION BETWEEN LIBRARY & INFORMATION EDUCATION AND OUTSOURCING IN ACADEMIC LIBRARIES"と題して発表してきました! 予稿集が早くもwebにアップされています(そしてそれをCA-Rの記事*1で知ると言う・・・)。 http://a-liep.kc.tsukuba.ac.jp/proceedings/index.html 自分の発表はTrack C: Researchの第3セッションでした。 The Correlation Between Library & Information Education and Outsourcing in Academic Libraries / Sho Sato;

たまに趣味と関係ないことを書こう。 私は図書館業界にどっぷり浸かって生きている。大学院の研究も非常勤講師の仕事も図書館関係だった。 その後、数多の図書館業務を知り、多くの図書館職員との交流をしている。 現在の図書館業界の労働事情はひどいもので、基本的に公共図書館も大学図書館もアルバイト、契約社員といった非正規の人員によって仕事が回っている。しかも入札金額のダンピングがひどく、こうした人員の待遇はスキルがあっても大して良くはない。 この手の図書館派遣・請負業務(アウトソーシング業)を行っている会社の労働環境も悪く、どんどん辞める人間がいる。残業代なし、退職金なし、安い給料で図書館を生きたまま腐らせるような仕事をしているのだから当然だ。図書館の非正規の職員…特に派遣や請負のスタッフは長持ちしない。4年と続かない*1。 パート分の収入で良い、と割り切った主婦や、他に転職のあてがない人だけは結構

「オラオラ!」「おとなしくしろ!」「静かにしてろ!」。 「みなさん見てください!」「警察が労働組合活動を弾圧しています!」 3月25日、卒業式が行われていた中央大学多摩キャンパス(東京都八王子市)構内は、駆けつけた約30人の警察官の怒号で一時騒然となった。大学構内でビラ配りなどの情宣活動を行っていた労働組合員14人が、建造物侵入の現行犯で逮捕されたのだ。中央大学生協と労組との7年にわたる労働争議のさなかの逮捕だった。 「これは警察権力による労働争議への介入であり、明らかに不当逮捕です」と声をあげるのは、今回逮捕された当事者の一人である吉田比呂子さん(54)。中央大学生協は、中央大学から学食・売店の運営や図書整理などの業務を受託する消費生活協同組合。吉田さんは93年から2005年まで、中大生協のパート職員として図書館に勤務していた。 ことの発端は2000年6月、吉田さんが直属の上司で

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