漫画やアニメの原画などを集めて保存し、活用を進める新たな拠点を国が整備することになり、専門の人材を配置した収蔵施設や海外発信を行うための機能を整備するなどの方針がまとまりました。 これは文化庁の検討会議が先月から協議しているもので、30日はアニメ監督の庵野秀明さんや漫画家の里中満智子さんなどが参加しました。 この中で、新たな拠点に求められる機能として、漫画の原画やアニメのセル画などのうち、保存の緊急性の高いものを計画的に受け入れ、適切な環境で保存するための収蔵施設があげられました。 施設には専門の人材を配置したうえで、6年後をめどに国立映画アーカイブ相模原分館に設置することを検討したいとしています。 また、 ▽国内外のアーカイブ機関などと連携を進め、海外へ情報発信を行う機能について、5年後をめどに国立美術館への整備を検討するほか ▽原画を見られたり、最先端のコンテンツを展示したりする施設も

2月29日に、文化庁で「文化審議会著作権分科会」の第7回が開催されました。著作権の専門家によってその制度について議論をする場ですが、今年度は2023年7月より「AIと著作権」について議論されてきました。3月に文化庁から政府に報告する「AIと著作権に関する考え方について(素案)」の最終案に近いものが発表され、1月下旬から2月上旬にかけて募った「パブリックコメント(パブコメ)」の結果報告もされるということもあり、注目されました。登場したのは「AIと著作権に関する考え方について(素案)令和6年2月29日時点版」、パブコメの結果を受けて、これまでの内容に微修正が施されていました。しかし、そこからわかったのは、文化庁の一貫したスタンスでした。文化庁文化審議会 著作権分科会 法制度小委員会(第7回) パブコメへの反応は「素案の内容周知」 発表物から議論を集めたのが発表資料に「パブコメの結果」が追加

【読売新聞】 今年6月に始まる、図書館の蔵書などの一部を電子メールで利用者に送信できるようにする新制度で、利用者が負担する権利者への補償金額が、書籍1ページにつき「ページ単価の10倍」となる見通しになった。新制度のために設立された管


新しい元号の「令和」の「令」の字は、パソコンなどの書体によって字の形が異なることから、書体を開発している会社では、顧客からの問い合わせへの対応について検討を始めています。一方、文化庁は正解や決まりはないと話しています。 主に▼3画目が横棒、5画目が縦棒とする書き方と、 ▼3画目も5画目も斜めの点のようにする場合があるということです。 この会社では、およそ1500種類の書体を取り扱っていて、新しい元号の発表を受けて、書体のデザイン担当の社員たちが集まり、「令」の字が書体によってどのように異なるか確認していました。 そのうえで、顧客から問い合わせがあった場合の対応について、形は異なっても同じ字なので問題ないことを説明することや選択できるようにしたいという要望があった場合には、特注で対応が可能なのかといったことについて検討を始めていました。 書体を開発する「モリサワ」のフォントデザイン部の阪本圭


日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室内での楽曲演奏から著作権料を徴収する方針であるのに対し、音楽教室側の「音楽教育を守る会」が反対している問題。音楽教育を守る会は12月21日、文化庁長官宛に裁定申請を行い、2018年1月1日から予定されていた徴収が延期になる可能性が濃厚になりました。音楽教育を守る会によるリリース JASRACは今年2月に教室からの著作権料徴収の方針を発表。教室側から当初から強い反発があり、JASRACも「話し合いなど、利用者側と協議する必要があると思っています」とコメントしていました(関連記事)。こうした状況を受け、音楽教育事業を営む7つの企業・団体が中心となり音楽教育を守る会を発足。加盟法人は現在では300以上に上ります。音楽教育を守る会の要求はJASRACの徴収方針取り下げ、もしくは司法判断が確定するまで当該使用料規程の変更の保留でした。両者間での協議は7

詳細 裁定申請を行う前に以下の1~3の「相当な努力」を行うこととされていますが,過去に裁定が行われたことのある著作物等については以下の(1)(2)いずれかのデータベースを検索することで「相当な努力」のうち1及び2を省略することができます。(詳細については,「裁定の手引き」7~15ページ参照) 「相当な努力」の内容 1.権利者情報を掲載する資料の閲覧(名簿・名鑑等の閲覧又はインターネット検索) 2.広く権利者情報を保有していると認められる者への照会(著作権等管理事業者等への照会及び関連する著作者団体への照会) 3.公衆に対する権利者情報の提供の呼びかけ(日刊新聞紙への広告掲載又は著作権情報センターウェブサイトへの広告掲載) 【統合版】 昭和47~57年度(88KB)/ 平成1~11年度(1.9MB)/ 平成12~22年度(27MB)/ 平成23~30年度(62.8MB)/ 令和1~6年度(7
サーバメンテナンスのため,以下の期間はホームページの運用を一時停止いたします。 この間はホームページの閲覧ができません。御迷惑をおかけいたしますが,よろしくお願いいたします。
文化庁のウェブサイトにおいて平成27年7月7日~27日の間に実施した「著作物等の利用円滑化のためのニーズの募集」について,結果を御紹介します。 企業等や個人の方から,合計112件のニーズを御提出いただきました。 限られた短い期間での募集に対して多くの国民の皆様の御協力を頂き,感謝いたします。 御提出いただいたニーズは,提出者が非公表を希望された部分を除いて,下記のリンクより御覧いただけます。 著作物等の利用円滑化のためのニーズ(9.8MB) (※69番及び87番は欠番となっています) (参考) 著作物等の利用円滑化のためのニーズの募集について(募集事項等)(161KB) 提出様式(54KB) 皆様からいただいたニーズについては,文化審議会 著作権分科会 法制・基本問題小委員会 新たな時代のニーズに的確に対応した制度等の整備に関するワーキングチームにおいて,権利制限規定やライセンシング体制等
英国著作権法により、記録保存を目的とする記録・録音について、「指定された種類の放送、ケーブル番組の録音・録画またはその複製物を、いずれの著作権をも侵害することなく、指定団体が維持する記録保存所に入れることを目的として作成することができる」旨を定めている。(第75条) BBCでは、フィルム・ビデオテープ150万件のデジタル化計画が8年計画で進められている。(2006年7月完了)また、パソコン上で番組情報を検索できるウェブブラウザーを開発中。
今週は、アニメジャパンが開催されています。 AnimeJapan 2015 コミックマーケットのような、ユーザー主体のイベントでなく、法人が主体となって行うアニメのイベントです。 「安・近・短」作品でスマホに対応 アニメジャパン このようにアニメやゲームのイベントが、一般の方にもハッキリと分かるように報道されている姿をみると、改めて、アニメやゲームやマンガなど、今までは文化と認められずにサブカルチャー的に扱われていたものが、徐々に文化として認められつつあることを感じます。 以前も書きましたが、こうした新しい物が文化として認められるには、どうしても時間がかかるんですね。 そんな中、ゲーム・アニメ・マンガなどが文化として認められたと感じるニュースがまた1つ流れてきました。文化庁が“メディア芸術データベース(開発版)”を公開 過去のゲーム・マンガ・アニメ・メディアアートの情報をデータベース こ

【お申し込みは以下のURLよりお願いします】 https://00ea858539019317159b9bc97b.doorkeeper.jp/events/22401 つい先日、文化庁がメディア芸術データベースを公開して話題になりました。 歴代のマンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートの情報が、誰でも無料で利用可能になり、 日本のコンテンツ産業における画期的な第一歩を踏み出しました。 このデータベースを最大限活用するインターネットサービスを一緒に考えませんか? 日本が世界に誇れる文化を、一緒に盛り上げましょう。 「このニュースを聞いてワクワクした」「マンガやアニメが大好き」 こんな方が一同に集まり、白熱した議論が出来ると面白いイベントになると思います! この日をきっかけに、新しいサービスが生まれる事を願っています。 【テーマ】 メディア芸術データベースを使った、インターネットサービス 【持

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く