2010/04/09 発行 No. 16図書館情報メディア研究科大学院 博士後期課程1年 佐藤 翔さん 論文やレポートを書く前には、選んだテーマに関連する 論文や図書を調べること(文献探索)が必要です。文献 探索の方法の一つに、重要そうな文献を見つけたら、そ の中で引用されたり、参考文献に挙げられた文献を探し、 さらにその文献の引用・参考文献を辿る…ということを繰 り返す、「芋づる式」探索があります。芋づる式の文献探 索は関連文献を網羅的に探索することができる、強力で 基本的な文献探索法です。 しかし芋づる式探索には弱点もあります。ある文献が引 用できるのは、その文献より前に発表された文献だけで す。どんどん過去に遡って文献を探し、探索が終わって 研究を進め論文を書き終わった…という時になって、実 は最初に選んだ文献のすぐ後に、その文献の後を引き継 いだ研究が発表されていたことに気づいた
標記の通り、トムソン・ロイター主催のイベント「ライブラリアンのためのWeb of Scienceアップデート」に参加してきました! http://www.thomsonscientific.jp/event/wos-update/ タイトルにあるとおり「ライブラリアンのための」ということで、そもそもWeb of Scienceとはどういうデータベースか、というお話から最近追加された新機能や新製品について、さらには活用事例や同様のサービスとの比較についてなど盛り沢山な内容でした! 日頃うちのブログでさらっと「JCRで被引用数を調べて・・・」とか書いてることがありますが、「そもそもJCRってなんじゃい?」と言う方には大変参考になる内容だったのではないかと思います。 逆に各ツールを使いこなせているように思いこんでいた自分のような人間にとっても、「そうか、ここはそういうのに使えたのか・・・」とか、
前回に引き続き,文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の平成19年度の中間まとめ(注1)について,検討を加えていきます。今回は,中間まとめの第4節にある「検索エンジンの法制上の課題について」を取り上げます。 検索エンジン(ディレクトリ型でなくロボット型を念頭に置く。以下同)は,ネット上の情報を収集し,検索対象のデータ(インデックス)を作成・蓄積します。また,検索結果を表示するためのデータ(サムネイル画像等)もあわせて作成しています。従って,検索ロボットによるインデックスの作成・蓄積には,「複製行為」が伴うことになります。 ネット上の情報が著作物でなければ,「複製行為」があっても,著作権法上の問題はありません。しかし,大多数の情報が著作物であるという現状からすると,「検索エンジン自体が著作権法に違反するのではないか」という疑問は当然出てきます。 中間まとめでは,まず,諸外国の対応を概観してい

New Features fromGoogle Book Search Help Readers Organize and Find Books Announcement September 6, 2007 As more and more books are added to the Book Search index, readers have been asking for more ways to search, organize and use this growing digital collection. In response, we’ve recently launched several new features to makeGoogle Book Search a more useful tool:Create and search your own libr
Googleブック検索で全文が公開されているパブリックドメインの資料について、枠線つきで画像をクリップできる機能が追加されました。GoogleNotebookとBloggerがクリップされたデータの保存先で、これらを使って、どの書籍のどの部分に関心を持ったかということを共有することができます。 Share and enjoy – InsideGoogle Book Search http://booksearch.blogspot.com/2007/08/share-and-enjoy.html なお9月6日付けで、Googleブック検索の新機能(マイライブラリ、引用フレーズ表示、クリップ)について、プレスリリースが出されています。 New Features fromGoogle Book Search Help Readers Organize and Find Books htt

WILDE,S.A. and G.K.VOIGT : Ann.Arbor.Michigan.〔cited from Garley,1996〕を入手したい 典拠:植物栄養実験法 (NCID:BN05052109) 第Ⅱ章 根系調査、根活性診断法 田中典幸著 参考文献(50) CARLEY HE氏がSoil.Sci. Vol.102, p.289, 1996で次の文献を引用している。 Wilde, S.A. and Voigt, G.K. 1995 "Analysis of Soils and Plants for Foresters and Horticulturists" J.W.Edwards, Ann Arbor, Michigan. 依頼時の書誌事項と一致する箇所があるため、(典拠でcited from Carleyであることを確認している) この文献のことではないか。 依頼時の書誌

前に、本の電子化の「あっち側」ってことで、電子化した画像(+OCRデータ)使って、何やりたいのか、ってのを少し考えた。 http://d.hatena.ne.jp/bookscanner/20060814 一方、「こっち側」の話は、要はインターフェースの問題だよね。見やすいよーに、ってこと。でも、何度か言ってるけど、こんなのおもろくもなんともない。所詮、「みにくい」んだよね。どーんなにがんばったって。 だから、やっぱおもろいのは、「あっち側」。 そんで「あっち側」で、アメリカ(あたり)の優秀(かもしんない)頭脳がたーくさん集まって、血眼になって、何をゴソゴソやってんのか、っちゅうと、 「ある本に違う本を読ませて、自分の中の文章がどこに出てくんのか、自分の中の文章がどっから来たのかってのを探してる」わけ。そんなことして、何になんのか、ってのは、また近い将来詳しく見ていきたいけど、とりあえず、
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