この「ポン菓子機」は、吉村さんが開発したものです。 鉄の容器に生米を入れて密閉し、加熱して圧力を高めます。10分後、留め金を木づちでたたいて一気に開放すると、10倍以上に膨れ上がった米が飛び出す仕組みです。 吉村さんは、今から80年前の終戦直後、日本で初めて「ポン菓子機」を製作しました。 ■児玉悠一朗記者 「最初にポン菓子機を作った時、みんなに喜ばれましたか。」 ■吉村さん 「喜ばれました。ありがとう。あんたか、かわいいと言って、知らん人まで頭さすってくれた。よう考えたな。あんたみたいなまだ若いのによう考えたな言うて、どこ行ってもそう言うてくれて。」大阪の裕福な家庭で生まれ育った吉村さんは18歳の時、現在の小学校にあたる国民学校の教師として働き始めました。太平洋戦争の末期、大阪の街はアメリカ軍による空襲に何度もさらされました。吉村さんは教え子を抱え、B29が落とす焼い弾から必死に逃げたこ

味の素(東京都中央区)は9月10日、皮膚への微弱な電気刺激で食品の味を調節する技術「電気調味料」を発表した。ネックバンド型や耳掛け型のデバイスを用い、様々な減塩食の塩味を増強できるという。 電気刺激で塩味を増強するデバイスとしては、明治大学 宮下芳明研究室とキリンホールディングスによるスプーン型のデバイス「エレキソルト」があるが、電気調味料の場合は舌ではなく、顎と首の後ろへ微弱な電気を流す仕組み。このため液体のみならず固体の減塩食にも対応でき、咀嚼、嚥下中でも効果があるという。 研究では「鶏がらスープ」「豚バラ大根」「餃子」など和・洋・中の減塩食で検証したところ、全て塩味が増強されたという。「食品によっては、塩味だけでなくうま味や酸味も強まり、かつ風味も変化することが示され、電気刺激は食品の味だけでなく風味にも影響を与えることを実証した」としている。 味の素は、首にかけるネックバンド型や、

スカウターはなぜ「爆発」するの?ロボット工学の専門家に聞いたら、めちゃくちゃ説得力のある答えが帰ってきた ドラゴンボールを彩るメカニックのなかで、ストーリーにも大きな影響を与えるスカウター。 離れた位置から相手の生体情報を計測できる、といった便利さやデザインの洗練度から、ファンの間でも非常に人気の高いアイテムです。おもちゃで発売されていたものを買ったことがある、あるいはペーパークラフトなどで再現したことがある、という方も多いでしょう。 実はこのスカウターに似たデバイスが、畜産業の現場で活用されているそうなのです。 「ブタの体重をカメラ越しに計測する」という機能を備えた、その名も「スカ豚〜」は一体どのような背景で生み出され、どのような使われ方をしているのでしょうか。 今回は開発者である宮崎大学の川末紀功仁(かわすえ・きくひと)先生にご登場いただき、気になる「スカ豚〜」のスペック、併せてドラゴ
![[スカウターはなぜ「爆発」するの?ロボット工学の専門家に聞いたら、めちゃくちゃ説得力のある答えが帰ってきた]| 【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f398e50d24048475f8792c8eb8311912e576ddd50%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fdragon-ball-official.com%252Fdragonball%252Fjp%252Fnews%252F2023%252F02%252F02%252Fogp.jpg&f=jpg&w=240)
岸田首相は、政府の宇宙開発戦略本部で2020年代後半に日本人宇宙飛行士の月面着陸を実現させると表明しました。 【動画で見る】日本人、月面へ 20年代後半に 岸田首相が表明 米国人以外で初 岸田首相 「2020年代後半には日本人宇宙飛行士の月面着陸の実現をはかってまいります」 今日行われた会議では国の宇宙政策の基本方針「宇宙基本計画」の工程表を改定すると決めました。 岸田首相は、日本人宇宙飛行士の月面着陸について「2020年代後半の実現をはかる」と表明し、工程表の中に盛り込みました。「アメリカ人以外で初となることをめざす」とも記載します。 また、新たな工程表には、▼アメリカが進める有人月面探査「アルテミス計画」において月面での移動手段の開発研究に民間と協力して取り組むことや、▼2024年度に火星衛星探査機を確実に打ち上げることなどが盛り込まれました。

訪ねて回ること国内外11社。手応えはゼロ。全滅だった。2002年、大阪に本社を置く中堅製薬会社の小野薬品工業は同業に抗がん剤を共同開発してくれるよう提携を申し入れたがけんもほろろ、「全社から断られた」と粟田浩副社長は苦々しい表情で当時を振り返る。 小野が開発を進めようとしていたのは、京都大学の本庶佑教授(当時)のグループが発見したPD‐1という分子を標的とした薬。がんに対する免疫細胞の攻撃スイッチをオフからオンに戻すというアプローチだ。 通常の化学合成でできる低分子の薬ではなく、高分子の抗体で作る必要があった。同社には抗体医薬を作るノウハウも設備もない。 長年付き合いのある本庶教授が発見した分子ががんの治療に効きそうだと分かって研究開発に乗り出したものの、小野はがん領域の素人同然。パートナーなしでの開発は難しかった。 各社が断る理由は明確だった。PD‐1に対する抗体であるこの薬が、がん免疫

先日、あるテレビ番組でタレント・いとうまい子さんとご一緒した。彼女は、二つの顔を持っていることで知られている。 一つはテレビタレント、そしてもう一つは「研究者」の顔。早稲田大学人間科学部大学院博士課程に在籍し、自ら作成するロボットで介護予防を実現することに情熱を燃やしている。 梶原「新宿音楽祭でいとうさん(当時は伊藤麻衣子さん)と仕事したのは何年前でしたっけ?」 いとう「歌手デビューした1983年ですから35年前です」 梶原「ひえ?!」 1983年といえば、スマートフォンどころか、携帯電話(肩掛けタイプ)登場まであと2年、バブル経済の始まりの前であり、もちろん昭和で20世紀だった。まだ生まれてもいなかった読者も少なくない、そんな「昔」だ。本論から横道にそれるが、新宿音楽祭とはラジオの文化放送が年に1度、日本武道館を会場に開く、その年にデビューした新人歌手を対象にしたコンテストだ。文化放送

本田技研工業(ホンダ)が2足歩行ロボット「ASIMO」の開発を終了したと、NHKニュースが6月28日付で報じた。同社広報部はこの報道について「ASIMOという名称になるかは分からないが、ヒューマノイドロボの開発は続ける」とコメントした。NHKは28日、「ホンダがASIMOの開発をすでに取りやめており、研究開発チームも解散した。より実用的なロボット技術の開発に力を入れる方針で、転倒防止機能をもつバイクや、介護を支援する装着型のロボットの開発を進める」などと伝えた。 ホンダの広報部はこの報道について「ASIMOという名称になるかは分からないが、ヒューマノイドロボの開発は続ける。『ASIMO開発チーム』という名のチームはもともとなく、ヒューマノイドロボット開発チームがASIMOを開発していた。ヒューマノイドロボ開発チームは解散しておらず、規模縮小もしていない」とコメントした。 初代ASIMOは

大手自動車メーカーのホンダは、開発を続けていた2足歩行の人型ロボット「アシモ」の開発をとりやめていたことがわかりました。今後は介護支援などより実用的なロボット技術の開発に力を入れる方針です。 その後、平成23年まで7代にわたって改良型が発表されましたが、関係者によりますと、ホンダは開発をすでにとりやめていて、研究開発のチームも解散したということです。 2足歩行の人型ロボットをめぐっては、ソフトバンクグループが買収したアメリカの「ボストン・ダイナミクス」が高い運動性能を持つロボットを発表するなど参入が相次ぎ、競争が激しくなっています。 ホンダとしては、より実用的なロボット技術の開発に力を入れる方針で、今後は、アシモの開発で培った高度なバランス性能や、運動を制御する技術を応用し、転倒を防止する機能をもつバイクや、介護を支援する装着型のロボットの開発を進めていくとしています。

つけまつげに小さなLEDを取り付け、無線で電気を送って光らせる「光るつけまつげ」を立命館大学のグループが開発しました。今後、大手化粧品メーカーと共同で研究を進め実用化を目指すことにしています。 11日の会見で試作品が披露され、マネキンに付けたつけまつげに無線で電気が送られると、音楽に合わせて緑色のLEDが点滅しました。 光るつけまつげは、これまでもまつげと電池を電線でつないだものが市販されていますが、新たに開発したものは配線がなく、ファッション性が高まったということです。 道関教授は「今後は実際に人に装着してもらって実証実験を行い、安全性を確かめながら実用化を目指したい」と話していて、大手化粧品メーカーと共同で研究を進めることにしています。 また、開発に参加した大学院生の西橋毅さんは「女子学生の意見を参考にしながら男子学生だけで開発しました。アンテナの小型化に苦労しました」と話していました

BOCA MIHAI CERCET Ă RI TEORETICE Ș I EXPERIMENTALE PRIVIND ERORILE DE PR...
1995年夏、『緊急限定発売』という必死感満載のコピーで登場。トムヤムスープをベースに、スープにはレモングラス。一言でいえば、攻めすぎている。当時はレモングラスの存在が知られておらず「正直よくわからない商品」として扱われてしまった。営業も説明ができず大変に苦労した。真心ブラザーズの名曲『サマーヌード』は当商品のラジオCM用に書き下ろされたものだが、今やそっちの方が有名となっている。エスニック料理が一般化した今ならもっと愛してもらえるのでは、ということで緊急再発売。 2002年茶系飲料が大ヒットするなか、食品カテゴリーから無理矢理ブームに相乗りするべく開発された。当時流行っていたのは緑茶だったが、こちらのスープはほうじ茶がベース。全体的にズレまくっている。『あっさりこってり』というわかるようでわからない謳い文句とともに発売を開始するも、あっけなく歴史から姿を消すこととなった。わさびが効きすぎ

パクチーが最近ブームとなっており、今やパクチー専門店や食べ放題が存在するほどに。そんな中、今回の記事では日清食品「スパイスキッチン パクチスト」をPRするために、東京都内にあるパクチー料理が美味しいお店を、一週間食べ歩き続けるという企画を実施。様々な料理を食べ続ける中で、真のパクチーの美味しさがわかるようにはなるのでしょうか。 ことの発端は、日清食品株式会社の会議室に呼ばれたことにある。 「本日お越しいただいたのは、当社新商品のPR依頼のためです」 「お、新商品ですか。カップヌードルが大好きな僕としてはかなり楽しみです」 「こちらになります」 ドンッ!!!!! 「パクチスト……?」 「はい。6月19日発売、当社スパイスキッチンシリーズ最新作『スパイスキッチン パクチスト チキンフォースープ』です」 「なるほど……? パクチーが盛り盛り、ということですか?」 「簡単に言えばそうなりますが、今
![【PR】【保存版】東京都内のパクチー料理店を7日間ぶっ続けで食べ歩いた【パクチストに捧ぐ21店舗】[PR] | SPOT](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f8d571392b35f433ff6e0f460851fb328cd8601bf%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fd1uyv6v1bosv8j.cloudfront.net%252Fwp-content%252Fuploads%252F2017%252F06%252F21171815%252FIMG_7247.jpg&f=jpg&w=240)
大学の街・京都で、モーター大手・日本電産(京都市南区)の創業者、永守重信会長(72)による寄付金の行方に注目が集まっている。数十億円単位の私財を大学に次々と投じ、資金難にあえぐ大学を支援している。 「税金はどう使われるか分からんが、寄付なら使い道がはっきりする。全部使ってあの世に行くということや。教育が一番良い」 3月30日、京都学園大(右京区)で開いた記者会見後、永守氏が報道陣に語った。2020年に工学部新設を目指す同大学を支援するため、100億円以上を私財でまかなう構想を発表したのだ。 学部定員200人。半数ほどは留学生を想定する。大学院は100人。実践的な研究・開発力や英語力を備えた人材を育てる。経営大学院設置も視野に入れる。来春には自身が大学の理事長に就任し、大学名も変えるという。永守氏は「大学を作るのが夢だった。他国と比べて日本の大学は即戦力を出せていない。企業や社会が求める人材

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