新型コロナの影響から家にいる時間が増え、ごはんを家で食べる機会が増えました。家事の大変さがあらためて浮かび上がります。日々のごはん作りを担当されている方、毎日本当におつかれさまです! 炊事に関するお悩み、共有していきませんか。そして「誰かに作ってもらっている人」も、ぜひ読んでください。ねぎらい合うためのヒントが、必ずやあると思います。 第12回 神奈川県 芝村さん 34歳 「調理自体は好きな方なのですが、毎日の献立を決めるのがけっこうな苦痛です。 普段は冷蔵庫にあるものからメインの食材(肉か魚)を選び、それを使った主菜、それから副菜1~2品、汁物を組み立てるようにしていますが、マンネリになりがち。家族の好みに合わせると、自分好み100%の献立にならないのも地味にストレス。でも、自分好みのものを出して余るのも嫌です。ごくたまにひらめいて、パパッとメニューが決まった日はとても嬉しい!」

夫は子供が生まれた時から、働きながら育児も家事も手伝ってくれた、というより授乳以外は私よりも夫の方が負担が大きかったような気がする。 産休育休中は私の方が子供いる時間が長いけど、買い物はまとめ買いしてくれるし、離乳食を作りだめしてくれるし、仕事を早めに切り上げて夕食を作ってれたりもした。育休が終わって仕事に復帰してからも、子供の世話や保育所への送り迎えとか積極的にやってくれて、負担も半々だ。 こう言うと、いい旦那さんだね、と思われそうだけど、正直かなり辛い。 何故なら育児家事の愚痴が言えないから。 どんなに疲れていても、相手も仕事しながら同じくらい家事育児してくれてるから気が休まらない。むしろ夫の方が仕事は大変で疲れているはず。友達は旦那が家事育児を全然手伝ってれないらしく、お願いしてやっと土日に手伝ってくれるらしい。それでも大したことをしてくれなくて不満なのだとか。それでよく喧嘩をす

夫婦の間で家事と育児の分担がどこまで進んでいるかを示す調査結果が公表されました。家事では妻の平均時間が夫の7倍、育児でも6倍にのぼり、依然として妻に偏っている現状が明らかになりました。 それによりますと、料理や掃除などの家事をしている時間は▽平日で妻が1日平均4時間23分と夫のおよそ7倍(夫・37分)▽休日でも妻の1日平均が4時間44分と夫のおよそ4倍となっています。(夫・1時間6分) また、12歳未満の子どもがいる家庭での育児の時間は▽平日で妻が1日平均8時間52分と夫のおよそ6倍(夫・1時間26分)▽休日でも妻の1日平均が11時間20分と夫のおよそ2倍となっています。(夫・5時間22分) さらに、献立を考えたり日用品や食材の不足分を確認したりする、いわゆる「名もなき家事」をどちらが担当しているか尋ねたところ、およそ9割の家庭は妻が担っていました。妻と夫が家事や育児を行う時間は5年前や

数年前、家事にかける時間の短縮……「家事短」に熱を上げ、「これで家事短、あれで家事短」と手当たり次第にやり込んでいた時期があった。仕事で忙しかった時期に子供が生まれ、子育てに家事にと時間がどんどんなくなっていき、家庭が崩壊しそうだったからだ。 このままではいけないと思い、日常生活にさまざまな家事短を導入した。骨の髄まで「効率化」を浸透させたのだ。その甲斐あって、今では「やらないと」と考える前に体が……というか家電が動いている。 「家族全員が楽しく過ごす時間」を確保するために、家事短を導入 2019年3月現在も、フルタイムで働く夫婦と就学前の児童1人という家族構成ながら、かなり時間の余裕が持てている。ご飯を作り、家族で食卓を囲み、子供を風呂に入れてから相応の時間に寝かせられるようになった。 さらに、趣味の時間もとれるようになった。毎日1〜2時間は、パン作りやコーヒーの焙煎、映画鑑賞、コスメ研

うちの夫は朝起きると洗濯乾燥機から乾燥済みの洗濯物を出し、家族それぞれのバスケットにより分け、食洗機から食器を出して、棚にしまってくれるし、晩ご飯のあとは後片付けを全部やってくれるし、洗濯乾燥機のスイッチも入れてくれるし、ゴミの日はゴミをまとめて集積所に持って行ってくれるので、わたしは朝ご飯と晩ご飯を作って子供を保育園に送迎してルンバのスイッチを入れるくらいしか家事をしないのですが、夫が家事をしてくれる、という話をすると「いいね〜」と言われます。そうでしょうそうでしょう、うちの夫はとてもいい夫なんですよ!!!と思って生きていたんだけど、逆に夫が外で「家に帰って家事をやらなきゃ」と発言すると、周りの人から「よっぽど奥さんが怖くて尻に敷かれているんだな……」と思われているみたいなんですよ!!!世の中には、別にそのように思われても構わないという奥さんも一定数いると思うんですけど、わたしにとっては

専門家ゲスト:渥美由喜さん(東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長)、荒木次也さん(NPO法人 ファミリーカウンセリングサービス 主任カウンセラー) ゲスト:室井佑月さん(作家)、くわばたりえさん(タレント) リポーター:松田利仁亜アナウンサー、内田明香記者(生活情報部) 家族にとって幸せなイベントである出産。しかし、昨年、ある民間の調査機関がおよそ300人に行った調査で、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態が明らかになりました。また、別の研究ではこの期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するなんてデータも。中には、長年連れ添ったにも関わらず、出産後わずか1年半で離婚に至ってしまう夫婦もいます。実は産後とは夫婦に大きな危機が訪れるタイミングなのです。 こうした問題はこれまで『育児ノイローゼ』『産後ブルー』といった言葉で主に母親たちの問題で
共働き夫婦の生活実態とニーズ調査 共働き夫婦間の家事分担、コミュニケーション、さらに今回は夫婦間のさまざまなパワーバランスなどに着目して専業主婦世帯との比較調査を行いました。その結果、さまざまな「共働き夫婦」のタイプを明らかにすることができました。 1997年以降、共働き世帯数は専業主婦世帯数を上回り、それ以降も増加傾向が続いています。さらに内閣府の調査でも、既婚女性の継続就業、すなわち子どもが出来てもずっと仕事を続ける方がよい、という考え方を肯定的にとらえる意識も増加傾向にあります。 2008年に起きたリーマンショックを経て、共働き夫婦それぞれの「働く理由」や「家事分担」について変化は生じたのでしょうか。そこで、夫婦の家事分担について5年前の調査との比較や、夫婦間のコミュニケーション、さらに、特に今回は夫婦のパワーバランス(夫婦間の意志決定権)のあり方に着目して調査することにしました。
私は家庭内では、主夫として家事全般を引き受けている。さらに、結婚に際して妻の姓に変わっているわけで、日本人男性の中では珍しい生き方をしているのだと思う。 もっとも、当人としてはさほど珍しいことをしているつもりはなくて、生活が珍しいものになってしまっては大変である。 上の子供が生まれてからもうすぐ15年になる。それだけの年月、来る日も来る日も洗濯や買い物や料理をしてきたおかげで、いずれの腕前も妻の追随を許さない高処に到達しているのだけれど、それを素直に喜べないのはなぜなのか? また、私自身は普通だと思っていても、主夫という存在が少数派であることにかわりはない。 すっかり顔馴染みになったスーパーの店員さんたちからは、「本当にエラいですよね」と折に触れて感心されて、そんなエピソードを旧知の女性編集者に話すと、「あたしたちだと、やって当たり前ですからね」と皮肉を返される中で、私は日々の暮らしを送っ

母が入院して一人暮らし。高齢なんで家事はほとんど出来ず、ご飯を作るのがやっとの状態。日常のことは娘である私が通って、いろいろやっているのだけれど、食事の支度だけは避けてきた。 例えば、こんな光景。 「おかわり」と父が茶碗を出す。「もう、ありません」と母がおひつを開けて見せる。「なんで、俺の腹がいっぱいになるように炊いておかんのか。誰のおかげで飯を食えてると思うのか!」と母を怒鳴りつける。 母は倍量のご飯を炊く。でも、いつもたくさん食べるわけではないから、冷や飯を工夫して食べていても、だんだん余ってくる。夕食に炒めご飯を出す。「なんだ、この硬い飯は?」と父がとがめる。「ご飯が余ってきたので、炒めました」と母が答える。「なんで、一日一生懸命働いてきて残飯食わねばならんのだ!」と母を怒鳴りつける。 母はたくさんご飯を炊き、余らせてどうしようもなくなると捨てる。すると父がとがめる。「俺が稼いだ金で

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