どんな研究も、誤った研究課題からスタートしたり、誤った観点に立っていたり、この場合のように異なる相手と戦おうとすれば、誤った結論に至ってしまう。この場合の誤った敵とは、CAPTCHAを認識する自動化されたボットだ。Googleは最近、適切な画像の回転を行う新たなCAPTCHA(Socially Adjusted CAPTCHAs)について詳しく説明する論文を発表した。この方式の目的は、CAPTCHAを人間には使いやすく、ボットにはずっと認識しにくいものにすることだ。しかし、「ボット VS CAPTCHA」というテーマに関するこの論文や他の多くの研究論文では、新たなアプローチが増加傾向という問題を除外してしまっている。もしこの新たなCAPTCHAが実際に実装されれば、新たなアプローチによって以前よりも効率的に侵害されてしまうことになるだろう。 「Inside India's CAPTCHA

Oct Prime Day is over, but 40 of the bestApple deals are still live

米ウェブセンスのセキュリティ・ラボは,Webベースの脅威からユーザーを保護する「ThreatSeeker」で,スパム・メール送信者(スパマー)が米マイクロソフトのWebメール・サービス「Windows Live Mail」用アカウントを自分たちの戦術に最近取り入れたことを発見した。近ごろの攻撃を見ると,スパマーは,Windows Live Mailに登録してランダムにアカウントを作成できるボットの開発に成功した模様だ。こうして作ったアカウントは,後でさまざまな攻撃に使える。Windows Liveメールは,マイクロソフトのオンライン・サービス群「Windows Live」に含まれる無料Webメール・サービスだ。それまでのWebメール・サービス「MSN Hotmail」の後継として,2005年11月1日に発表された。全世界で利用可能になったのは2007年5月7日で,同年10月に全既存ユーザ

Webサービスの認証などに利用される変形文字のCAPTCHAはユーザーの妨げになるだけで、不正アカウント取得を防ぐ役には立たなくなったのか。Webサービスでアカウントの不正取得を防ぐために使われている変形文字の「CAPTCHA」は、もう役に立たなくなっている――。人気WebメールのCAPTCHAを破るボットの相次ぐ登場を受け、セキュリティ研究者がこう指摘した。セキュリティ企業のWebsenseは先に、米Microsoftの無料Webメール「Windows Live Mail」のCAPTCHAを破るボットが出現したと報告。続いてGoogleのGmailのCAPTCHAも破られたと伝えている。 IBM傘下のセキュリティ企業InternetSecurity Systems(ISS)のガンター・オルマン氏は2月25日のブログでこうした現状について紹介。CAPTCHAはかつてはいいアイデアだっ

米McAfeeは11月30日,同社スタッフによる公式ブログにおいて,セキュリティのための技術が攻撃者に使われるケース,あるいはその逆のケースについて解説した。その一例として挙げているのが,画像認証(Captcha:キャプチャ)技術を悪用した“画像スパム”である。このスパムでは,画像中の宣伝文句をわざと崩すことで,画像スパムに対応したスパム・フィルタを回避する。 画像スパムとは,伝えたい内容(宣伝文句など)を画像ファイルに記述してメールに添付したスパムのこと。メール本文にテキストをほとんど含まない,あるいは宣伝とは全くことなる文章を含めることで,テキスト・ベースのスパム・フィルタを回避しようとする(関連記事:急増する“画像スパム”)。 画像スパムに対抗するために,セキュリティ・ベンダーなどでは,OCRの要領で画像ファイル中の文字を読み取ってスパムかどうか判断する技術を開発している。そういった

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