先行きが不透明な世の中で、多くの人が望むのは、正社員という働き方でした。朝日新聞デジタルのアンケートへの回答では、正社員の良い点を挙げる声が多く寄せられました。一方、長時間労働など、良くない点の指摘もまた、目立ちました。正社員という働き方の問題点を、皆さんの声とともに考えていきます。 会社移れる制度作りを 八代尚宏・昭和女子大特命教授(労働経済学) 正社員は1970~80年代に日本が高い成長率だった時代に合っていたモデルです。企業は慢性的な人手不足で、優秀な社員確保のため、長期雇用、年功賃金の制度を整えました。 しかし、今後の低成長、少子高齢化社会の下では、正社員モデルの維持は「空想的」です。年功賃金は、高賃金の中高年が増えれば、支えられなくなるでしょう。企業が正社員の雇用を不況期にも維持しようとすると、非正社員が不可欠で、その数はこれまで以上に増えるでしょう。 雇用のあり方は年金制度の影

やまもといちろうです。そういえば、1年以上マクドナルドに足を向けていません。 労働行政を見ていると、いろんな左翼系言論を見て状況の「座標軸」を確認するという定点動作があるのですが、最近、井上伸さんという微妙な感じの人の議論がお気に入りで、ちょいちょい目を通しています。 もちろん「言われてみればそうだね」と納得できるものもあれば「この人、いったい何を書いているの」と怪訝に思う内容もあるのは、言論を人で追ったとき起きる共通の現象ではあるわけですが、このところの雇用と賃金についての議論はとても興味深く読めたわけです。 例えば、アベノミクスで非正規雇用が過去最大とかいう議論を引っ張ってきて、その枕に別のエントリーで彼が書いたことに対する大量の罵倒コメントに対する反応までしており、ある種のコミュニティ化している状況が見て取れます。 アベノミクスで非正規雇用は過去最大・正規雇用は過去最少 - アベノミ

総務省が12日発表した2012年の就業構造基本調査によると、非正規労働者の総数(推計)は2042万人と07年の前回調査から152万人増加し、初めて2千万人を超えた。雇用者全体に占める割合も38.2%と07年の前回調査から2.7ポイント上昇し、過去最高を更新。過去20年間では16.5ポイント増加し、雇用環境の厳しさがあらためて示された。調査では、介護をしている全国の557万人のうち、60歳以上が

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