ドイツのメルケル首相が16日、彼女の母体でもある与党キリスト教民主同盟(CDU)の青年部会議で、ドイツの多文化主義は完全に失敗したと述べ、欧米で波紋を呼んでいる。日本での報道は、CNN翻訳記事を除けば、産経新聞記事がある程度で、なぜかあまり見かけない。ブログで補足しておく意味もあるだろう。 問題だが、CNN記事「「多文化主義は完全に失敗」 メルケル独首相が発言」(参照)が簡素に伝えていたが、問題点はややわかりづらかった。 メルケル氏は演説の中で、「『さあ、多文化社会を推進し、共存、共栄しよう』と唱えるやり方は完全に失敗した」と語った。 メルケル氏は先月、CNNのインタビュー番組「コネクト・ザ・ワールド」でもこうした考えを示していた。9月27日の同番組でドイツのイスラム系住民について質問された同氏は、「今や誰もが、移民は我が国の構成員であると理解している。(しかし)彼らは同じ言語を話し、ドイ
中国・北京(Beijing)にあるレストランの店頭に陳列されている北京ダック(2004年2月3日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【7月24日 AFP】北京五輪の開催をきっかけに、ここ2年ほどで北京には次々と欧米の高級レストランが進出したが、北京ダックの本場で生き残るのはなかなか難しいようだ。富裕層が常連客になる見込みはあるものの、店内が満席になることは少ない。「どこの店も同じだよ」と話すのは、フレンチレストラン「Jaan」のシェフ、ギヨーム・ギャリオ(Guillaume Galliot)氏だ。「ここは上海(Shanghai)でもシンガポールでもない。北京の人たちにはまだ早かった」。 同氏は、五輪開催の勢いで北京に出店した多くの高級レストランは、五輪が終われば2年ほどで撤退すると予測している。「北京の人々は金を持っている。それでも彼らは、同じ金額を払うなら高級中華

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