1. リープフロッグ現象の概要 リープフロッグ現象「リープフロッグ(Leapfrog)」は、英語の leap(跳ぶ) と frog(カエル) を組み合わせた言葉で、カエルが大きく跳ねるように、いくつもの段階を飛び越えて一気に発展することを指す。 従来、経済や社会の発展は、第1次産業(農業・鉱業など)→第2次産業(工業)→第3次産業(サービス業・IT)→第4次産業(AI・IoT)という順序を踏むと考えられてきた。しかし近年は、この階段を経ずに最先端技術やサービスを導入する現象が見られるようになっており、これが「リープフロッグ現象」と呼ばれている。 2. 注目される背景リープフロッグが注目される理由は、社会インフラが脆弱な国々においてこそ最新技術の導入が合理的であるという点にある。インドやアフリカの多くの地域では道路事情も悪く、固定電話の通信網整備には莫大なコストと時間がかかる。一方で、携帯電

方角方山 @denkiry さっき白杖を持った人がいたんだけど、こんな感じで首からスマホをぶら下げてて、そのスマホが横断歩道の前で「今信号が赤です」「信号が青になりました」って読み上げててびっくりした!!この手の技術は知ってるけど生活の中で実際に使ってる人を初めて見たので「AIすげえ…!」って感動した pic.x.com/gY1yLEYNdf 2025-06-04 13:43:20 しろまめ@「ぼくがぼくに変身する方法」重版も発売中! @siromameworld @denkiry AIがスマートフォンのカメラで信号を読み取っているんですか!? スマートフォンが信号のシグナル(ややこしいけど、もしかして、そういう電波を発信しているのかも?って思ったのですが)を受信しているんじゃなくて? すごいなあ。 まさに技術の理想的な進歩を見た感じ。 朝から幸せな気分です。 2025-06-05 08:

AIとはなにかということを、真剣に考え始めたのは、6年前からだ。AIとはなにかというテーマを突き詰めていくと、そもそも人間の知性とはなにか、という疑問にぶちあたる。 人間の知性を将来はコンピュータに搭載された人工知能が超えてしまうという想像はコンピュータの登場とともに誕生していて、なにも新しいことではない。事実、コンピュータは発明された瞬間に、計算能力においては人間を軽く超えていた。 計算能力で劣っているにも関わらず知性において人間がコンピュータに負けてないと思うのは少し奇妙なことでもある。人間の脳の機能の進化において、数字を扱って、計算できるようになったのはかなり最近のことのようだ。人間の脳にとっては、足し算とかかけ算は、最新のバージョンアップで、やっと可能になった最先端の高度な情報処理能力であって、それでコンピュータに負けてしまったということだ。 人間がコンピュータには直感はないとか、
AIやブロックチェーンは幻滅期へ、ガートナーが発表:2018年度版「日本におけるテクノロジのハイプサイクル」 ガートナーは「日本におけるテクノロジのハイプサイクル:2018年」を発表した。ハイプサイクルとは新技術の成熟化の過程を表した図。AI(人工知能)やブロックチェーンに対する期待は「過剰な期待」のピーク期から幻滅期に移行し、ビッグデータは安定期に達する前に陳腐化するとした。 ガートナー ジャパンは2018年10月11日、「日本におけるテクノロジのハイプサイクル:2018年」を発表し、日本のICT市場でITリーダーがデジタルビジネスを推進する際に重要な役割を担う代表的な約40のキーワードを取り上げた。 ガートナーのリサーチ&アドバイザリ部門でマネージング バイス プレジデントを務める堀内秀明氏は次のように述べている。 「2018年版のハイプサイクルでは、2017年から(図における位置の)

「自分の仕事が好き」。心からそう言いきれる人は、どれくらいいるのだろうか? 単に賃金を得るための手段ではなく、人生を賭するライフワークとして仕事に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみだした「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、速記者の保坂正春さんだ。 簡略化した文字や符号を用いて音声を素早く書き取り、会議での発言や記者会見の内容を正確に記録する速記者。国会中継で、発言を記録する速記者の姿を目にしたことがある人も多いだろう。保坂さんはこの道の大ベテランで、現在は速記会社の代表、日本速記協会の理事長も務めている。速記という技術をひたすらに磨いてきた、その仕事人生に迫る。 まずは、こちらの動画をご覧いただきたい。 保坂さんの会社で作成した、速記のパフォーマンス動画だ。国会での演説をほぼリアルタ
人気沸騰のランニングシューズ「ナイキ ズームヴェイパーフライ4%」。ソールにカーボンプレートが入っており、「下り坂を走っているような走り心地」といわれる。国内外で新記録を出しているが、速く走れる靴はルール違反ではないのだろうか。また新色を出しているのに、どうして生産数を増やさないのか。ナイキの担当者に疑問をぶつけた――。 発売数分で売り切れ ナイキの厚底はどこがすごいのか 4月11日午前9時00分。日本全国のファンがその瞬間、一斉に「購入」した。筆者もそのひとり。直前からパソコンの前でスタンバイし、公式オンラインストアで発売開始と同時に商品をカートに入れた。「順番待ちをしています」の表示。お、購入成立か。心躍らせたが、数分後には「現在、在庫切れです」に変わり、購入することはできなかった……。 この日、「ナイキ ズームヴェイパーフライ4%」に待望のニューカラーが登場した。これまでにも発売日に

そういうわけなので今日は公開資料を中心にリリース失敗の技術的な要因を分析してみたいと思います。Scalaにおける最適なDependency Injectionの方法を考察する 〜なぜドワンゴアカウントシステムの生産性は高いのか〜 - QiitaドワンゴアカウントシステムはScalaのコードだけで22万行を越え、ドワンゴ社内で最大のScalaリポジトリとして知られています。 ドワンゴのユーザーアカウント基盤は明らかに破綻しています。 10 年以上にわたり、ガラケー時代から今に至るまで多くの業務をコードに落としていくことは極めて難しい作業であったと思います。そうはいってもやってるうちに一回なんとか出来なかったのかとは思うわけです。やっている当人たちがテンションを上げているほどには開発効率が出ていない、むしろ足を引っ張っているという可能性はかなり高いと思います。 ニコニコ生放送におけるdock

以下の記事を掲載しました. 高臨場オーディオ2025年11月1日 バーチャルリアリティ2025年10月1日 音声感情認識2025年10月1日 衛星コンステレーション2025年9月1日 トポロジカルフォトニクス2025年9月1日 サイバネティックアバタ2025年8月1日 ペロブスカイト太陽電池2025年7月1日 マイクロサービスと分散トレーシング2025年7月1日 非線形最適化2025年6月1日AIエージェント2025年5月1日 変換電磁気学2025年5月1日 周波数共用2025年4月1日 現在119編を公開しています. [公開編一覧]2023/12/01 電子情報通信学会 知識ベースをリニューアルしました. [ご利用方法] 知識ベースのご利用方法は,左枠の各群タイトルをクリックすると,各群それぞれの編一覧が出てきます.濃い色文字の編が公開されている編です.その中の閲覧したい編を
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? (2017年6月時点において)ここしばらくでのブロックチェーン技術の盛り上がりには圧倒される一方で、いざ、その技術的な実装内容について調べると共に、期待と現実との間での若干のギャップにとまどうところもあります。この記事ではそうした(個人的な)とまどいの内容を、「ブロックチェーン技術の有望性」という命題を軸とする形で、簡単な解説を交えつつ共有させていただきます。 (本記事の筆者と同じく)「熱狂の只中にあるブロックチェーン技術に飛びついて良いものか?」と自問されている各位にとっての参考としていただければ幸いです。本記事のまとめ ブロックチ

昨日の書評カテゴリーの記事で、僕は日本の産業や技術を少し悲観的に見ていると書き、その理由は別の書評カテゴリーの記事で書くつもりでいることを書いた。これがそれになる。『超一極集中社会アメリカの暴走』(参照)という3月に出た本である。 表題は内容をよく表しているといっていい。現在の米国では、富が超一極集中しているという事実について、この分野にいる著者らしいデータを元にした議論が進められている。私たち日本人の多くは、米国社会で富の一極集中が起こり、その暴走の派生として、サンダース候補ブームやトランプ政権支持のような異常とも言える事態が起きたことは知っている。しかし、その内実の仕組みについては、識者はある程度知っているが、日本社会としてはあまり知られているとは言えないだろう。本書は、その仕組みが広範囲にわたって示されている。 扱われる分野は多岐になり、そのぶん、個々の技術についての考察については、
![[書評] 超一極集中社会アメリカの暴走 (小林由美): 極東ブログ](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f29a0913ff806d43916e5952b2a9e2ebde81eb93b%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttp%253A%252F%252Fimages.amazon.com%252Fimages%252FP%252F4478023239.01._PC_SCMZZZZZZZ_.jpg&f=jpg&w=240)
他の人にはどうでもいいことなのだが、私は関東逓信病院で生まれた。父がNTTの前身、電電公社員だったからである。そして、「逓信病院」という名称が残すように、電電公社となる以前、その病院は逓信省に所属していた。つまり、現在の民営化NTTもこの名前の病院と同じ道を辿り、国家機関から公社を経ていた。 父は晩年、年金の関連で、戦後のごちゃごちゃしていた時代について自身の記憶で整理し、当初、逓信省の公務員であったことを証明していた。そこに何か誇りのようなものがあったのか今となってはわからないが、彼はまた、NTTの民営化を嫌ってもいた。その前に辞めた。そうした電電マンの父が私に残してくれた言葉がある。「いいか、電電公社というのはダルマだ。手も足もないんだ。だから手と足を大切にしなければ、前に進めないんだ」と。 父は、自身は嫌っていたNTTではあっても息子の私がそこに就職することを望んでいたのではないかと
![[書評] 東芝解体 電機メーカーが消える日(大西康之): 極東ブログ](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f29a0913ff806d43916e5952b2a9e2ebde81eb93b%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttp%253A%252F%252Fimages.amazon.com%252Fimages%252FP%252F4478023239.01._PC_SCMZZZZZZZ_.jpg&f=jpg&w=240)
サムスン、アップルに次ぐ「スマホ大手」として知名度が高まった中国の華為技術(ファーウェイ)。本業の通信機器に加え、企業向け情報通信システムでもその地位を固めつつある。中国発グローバル企業の強さは、意外なほどのオープン性と独特のガバナンスに隠れている。 スマートフォン(スマホ)市場における利益ベースのシェアで、中国の華為技術(ファーウェイ)が米アップルに次ぐ2番手に──。 米調査会社のストラテジーアナリティクスは11月22日、今年7~9月のスマホメーカーの収益に関する調査結果を公表した。同社の分析によると、スマホメーカーが生み出した利益は世界全体で94億ドル(約1兆円)。うち91%はアップルで圧倒的だが、ファーウェイは韓国・サムスン電子を抜き2位につけた。 ファーウェイは2015年、出荷台数でも世界3位となっている。世界で1億台以上を出荷し、サムスン電子(約3億2000万台)、アップル(約2

中国・北京で行われた軍事パレードで天安門の前を通過する弾道ミサイル「東風26」(2015年9月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDY WONG 【2月15日 AFP】中国が武装ドローンなど自国で開発した武器の輸出を始めており、軍事技術で西側諸国と「ほぼ同等」のレベルに近づいているという報告書が14日、発表された。 英シンクタンク「国際戦略研究所(IISS)」が毎年発表している世界各国の軍事力に関する報告書「ミリタリー・バランス(Military Balance)」によると、昨年の中国の軍事費は政府の公式発表で1450億ドル(約16兆6000億円)。韓国と日本の軍事費の合計の1.8倍に相当し、アジア全体の3分の1以上を占めた。アジア全体での軍事費の支出は2012年から2016年の間に1年で5~6%ずつ増加したという。 ロンドン(London)で発表したIISSのジョン・チップマン(Jo

中国国家発展改革委員会、国家質量監督検験検疫総局、中国工業・情報化部(省)、国家認証認可監督管理委員会は2日、全世界に向け「中国ロボット(CR)」認証マークを発表し、同時に初の中国ロボット製品認証書を発行した。これは中国がロボット検査・測定・認証制度を正式に打ち出したことを意味している。中国新聞網が伝えた。中国のロボット産業は近年急速に発展しており、すでに世界最大のロボット市場になっている。データによると、中国の2015年の産業ロボット生産台数は、前年比21.7%増の3万2996台(外資系ブランドを含む)に達した。しかし世界の先進国と比べると、中国のロボット産業の発展はまだ初期段階にあり、標準及び検査・測定・認証制度が整備されていない。必要な技術基準と市場管理方法が不足しており、産業の総合的な競争力が低く、全体的な品質の向上が待たれる。(編集YF) 「人民網日本語版」2016年11月3日

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