学術研究への影響 主要な出来事(時系列): 2025年1月下旬 –トランプ大統領就任直後、連邦政府機関に対し「無駄の削減」を求める大統領令(2月11日付)を発令。これを受け、国立衛生研究所(NIH)は2025年1月に助成金審査会議の開催を一時停止し、新規研究助成の決定が滞る事態となった。大学側は研究資金の流れが「細る」のを感じ始め、博士課程学生の受け入れ抑制やプロジェクト縮小を検討し始めた。 2025年2月~3月 – 連邦研究予算の大幅削減計画が表面化。とりわけNIH予算の削減は大学研究に直接影響し、デューク大学では2024年1~2月に166件だったNIH助成金・契約の採択通知が、2025年同時期には64件に激減したと報告された。3月時点で、NIHから年間5億8千万ドルの研究費を得てきた同大学は、予算削減の差し止めを求める訴訟によって削減が一時凍結されたものの、既に採用凍結や研究計画縮小

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筆者は過去に米国の2大研究財団である米国国立科学財団(NSF)と米国国立保健研究所(NIH)の特定部門の常任審査員をそれぞれ数年勤めた。審査員の仕事は米国の大学や研究所の科学者や研究センターからの研究資金の財団への申請について計画された研究内容と資金の妥当性を評価し、多数の申請間の優劣評価をし、研究資金を出すか否かに関する財団の公正な決定に必要な資料を提供することである。 筆者の属した部門はNSFでは社会科学・行動科学における統計的分析や計測方法の研究部門で、NIHでは生命・医療統計研究部門であり、今回問題になっている分子生物学研究とは全く関係がない。しかし審査におけるルールと倫理は、部門にかかわらず共通である。利害関係者は、利害の葛藤(Conflict of Interest)を持つ者と定義されるが、具体的には個人の研究プロジェクトの研究資金申請の場合、研究主査(PI)とその共同研究者た

How did academic publishers acquire these feudal powers? By George Monbiot. Published in the Guardian 30th August 2011 Who are the most ruthless capitalists in the Western world? Whose monopolistic practices makes WalMart look like a corner shop and Rupert Murdoch look like a socialist? You won’t guess the answer in a month of Sundays. While there are plenty of candidates, my votegoes not to the

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