このような人生論的な本は、自分としてはほぼそのコアの部分について考えを決めていることもあってあまり読むことはない。結局のところ自分の幸せは自分の幸せであって、人が語る人生論をそのまま受け入れられるわけではないから、うまいこと自分に適合しそうな部分をちょいちょいっと拝借して自分のものにしていく他ないのだ。ただそうはいっても、たぶん日本一有名なニート(的な文筆業)であるphaさんの文章は内容とは別に語り口が随分親密で、重苦しくなく、だらだらと読むのがなんとも落ち着くので読んでしまう。 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない 作者:pha出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/05/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る内容的にはほとんどは同意というか、同意できない部分があったとしても、前提として「ぼかあこうやってますよ、あなたは別ですよ」と

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