高水準の賃上げの動きが定着しつつある。連合が4月3日に発表した2025年春季労使交渉の同月1日時点の集計によれば、定期昇給を含めた平均賃上げ率は5.42%と、あくまで現段階ではあるが前年を上回って推移している。「この水準を維持していきたい。人への投資が必要だという労使の認識が結果に表れている」。会見した連合の芳野友子会長はこう指摘した。人手不足が深刻化する中で優秀な人材を確保するには、競争力の

TOKYO — The paperwork never ends for Yoshiko Nishimasa. There are the meticulouslogs she must fill out every day, not to mention the pages of work she carefully checks and approves with a personalizedstamp. She even keeps daily records of conversations, activities and meals. But none of this bookkeeping is for her job as a marketing professional.It’s all for her children’s preschool — before sh

連休明けだ。会社に行きたくない人も多いだろう。会社に入ってはみたものの、思っていたような場所ではなかったと失望したり、想像していなかったつらさに会社を辞めたいと思ったりしている人もいるかもしれない。 ただし、あなたがもし大企業に勤めているなら、「退職願」を書くのはいったん待ってほしい。大企業に勤めていることのメリットを改めて考えてから辞めても遅くはないからだ。 一般的なメリットとしてよくいわれるのは、安定している、待遇が良い、福利厚生などが充実している、給料が高い、(親の安心のために生きているわけではないが)親が安心する、などであろう。中小企業に勤めるメリットは業務が細分化されていない分、与えられる裁量が大きい、意思決定のスピードが速い、などであろうか。 しかし、長年コンサルタントとして、さまざまな企業やその社員と付き合ってきた経験から言わせてもらうと、いくつかの点で大企業に勤めていること

貴乃花親方が「おじさん」から叩かれている。 連日のようにマスコミが取り上げる貴ノ岩暴行事件で、ウン十年もこの世界を見てきたと胸を張るベテランの相撲ジャーナリストや、著名な評論家、学者などのコメンテーター、果ては大御所芸能人というそれぞれの世界で社会的地位を築いた方たちがこぞって貴乃花親方批判を展開しているのだ。 その主張をザックリとまとめると、こんな調子である。 「理事のくせに協会に協力しないのは組織人失格」 「改革したいからって、飲み屋のケンカを大騒ぎしすぎだ」 「正義感からかもしれないが、なにもしゃべらないのは頑固すぎる」 なかには、「ファッションがヤクザみたい」「理事会でふんぞりかえって態度が悪い」など本筋ではないバッシングや、過去の「洗脳騒動」を引き合いに、「カルト」なんて誹謗(ひぼう)中傷をしている御仁もいる。 騒動が勃発してから次から次へとわいて出るこの手の「おじさん」たちの主

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