【ニューヨーク時事】米環境保護局(EPA)は2日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル車の排ガス不正で、ポルシェなど傘下の高級車ブランドを含む7車種で新たに不正が確認されたと発表した。 VWは一部車種で、検査時のみ排ガス低減機能を作動させる違法ソフトウエアを使用し、通常走行時には基準を大幅に上回る有害物質を排出していた。EPAが9月、同社に約48万2000台のリコール(回収・無償修理)を指示した際は、排気量2000ccのエンジン搭載車のみが対象だったが、その後の調査で排気量3000ccのエンジンでも不正が確認された。 新たに確認されたのは、2014〜16年型の「ポルシェ・カイエン」「アウディ・A8」「VW・トゥアレグ」などで、少なくとも1万台が米国で販売された。高級車ブランドが6車種を占め、不正問題が主力のVWブランドから広がってきた。 EPAは同日、VWに大気
ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンがアメリカの排ガス規制をクリアするため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたと指摘された問題で、フォルクスワーゲンは不正を認め、謝罪する声明を発表しました。 このソフトウエアは、車が検査される際は有害物質の量を大幅に減らすよう設定されていますが、実際に道路を走行する場合にはほとんど減らず、最大で基準の40倍に上る窒素酸化物などを排出していたということです。 これについて、フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長は20日、ホームページ上で声明を発表し、「アメリカの環境基準に違反する不正を発見した」と述べ、不正があったことを認めました。そのうえで、「今回の不正の発覚を重く受け止めている。顧客や世間の人々の信頼を裏切り申し訳なく思う」と述べ、謝罪しました。 今回の問題を受けて、フォルクスワーゲンは、アメリカで一部のディーゼル車の販売を停止す
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く