某所にも書いたのだけれど、シン・エヴァはメタ構造をもつ物語であること。つまり「はてしない物語」や「月光条例」のように、自分たちがフィクションの世界にいるということを登場人物たちが知っている物語である、ということを理解すると、いろいろとわかりやすい。 まず渚カヲル。彼は世界が虚構であることを知っているだけではなく、過去繰り返された全てのエヴァの物語のことを記憶している。 今回の世界で、世界が虚構であることを最初に気がついた人間は葛城ミサトの父親。彼はエヴァンゲリオンイマジナリーという存在を使えば、自分たちが物語をつくる立場にまわれると考えた。その思想を受け継いだ碇ゲンドウは、自らの目的であるユイとの再会を目指してイマジナリーがいる裏宇宙を目指した。 たぶん赤木リツコもうすうすは気がついてる。だから、世界が何でもありだ、ということを知っていて、不可能に近い作戦であっても結局はこなしてしまう。冬

シンエヴァのヒロイン、シンジの女房(アスカ公認)の鈴原サクラについての考察です。 一応ネタバレあり。 ・名無しからナツミ、サクラへ シンジ、トウジ、ケンスケが知り合うきっかけとなったキーパーソンでありながら、TV版では名前もビジュアルも設定されていなかった「トウジの妹」 2002年のゲーム「エヴァンゲリオン2」では鈴原ナツミとして名前が設定されましたが、 2012年の「エヴァンゲリオンQ]では鈴原サクラとして登場。名前の変更が行われました。 「サクラ」という名前に変更した意図を考察します。 ・新幹線の名前で統一した説 委員長こと洞木ヒカリにはコダマ、ノゾミという名の姉妹が存在します。 TV版では設定だけの存在でしたが、2018年のシンカリオンでは洞木三姉妹として出演しました。 シンエヴァで誕生したヒカリの娘の名前もツバメであり、新幹線の名前で統一されています。 トウジ妹もヒカリの義妹となる

少なくとも30代より上の人は自覚を持とう 今の若い人たち、新劇場版はめちゃめちゃみてるけど、新世紀エヴァンゲリオン見てないって人、普通にいる 新劇場版だけで、キャラ愛やストーリーや世界設定や映像技術を読み解いて、それで熱狂してる シンエヴァ自体も、そういうふうに旧作との切断が可能なように表現されてたでしょ?(そうじゃなかっただろと思うおじさん、画面や台詞の読み込みと咀嚼が足りてないか、思い出バイアスが強すぎるぞ) そういう若い人たちの解釈が的を外しているかというと全然そんなことなくて、むしろ旧作のイメージに引きずられてない分、まっすぐ新劇場版の物語や設定や映像技術に向き合えてるのよ もちろん映画としてよかった部分も悪かった部分のどちらもについてね 若い人との交流がないと、このアニメを見てるのは自分たちだけで、懐かしアニメの新作という文脈で語りがちなのはわかる でも新劇場版のメインのファン層

序、破までは普通に楽しめていた。 なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも「あ~聞いたことあるアレね」なワードばかりだったからだ。 ところがエヴァQで出るわ出るわ、わけわからん新ワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな? しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワードの意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない! いくらなんでもファンを置いてきぼりにしすぎだろ! ・・・とぼやいていたら、シンエヴァはさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパシティをオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。 ところが最近になってアマプラで配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう

「序」は多分「破」公開前にやってた金曜ロードショーか何かで見た。シンジ君がウジウジしててなんだこいつと思った。 (その後ネットで「中学生に突然命懸けさす奴らの方が頭がおかしい」という意見を見て確かにそうだと思い直す) 「破」は多分彼氏と映画館で見た。「破」はシンジ君が成長して見てて楽しかった覚えがある。 「Q」も多分彼氏と映画館で見た。ど、どゆこと…??と思った気がする。リリンって何?? というか、3つ全部見てるけどほぼ意味分からず見終えている。人類補完計画って何?使徒って何?な状態だし内容もほぼ覚えていない。 しかし今回復習もせずにアマプラで夫(上記のかつての彼氏)と「シン」を見たので以下感想。 パリだーてかエヴァパイロットのピチピチの格好が恥ずかしいと言及されたぞ?あれ絶対恥ずかしいと私も思ってたよ。 戦闘と同時になんかパソコンカチャカチャやってるけどなんで地べたに座ってる感じなん?腰

アマプラでシンエヴァ見たんだけど、恋愛どうこうじゃなくて結局あの世界はどうなったのかが分かりにくいのでその点で不満だったんだけど こういう方向から文句言ってる人はいないのかな…エヴァのない世界に再構成されて、第三村はなくなったの?エヴァのない世界になったけど、それ以前に死んだミサトや加持等は死んだまま? 最後の駅のシーンで元チルドレン達は皆本来の年齢である28歳くらいになってる?年齢が分かりにくい絵柄なのでいまいち分からない。 ニアサードの後で生まれたトウジとヒカリの娘や息子の方の加持リョウジはあの世界では存在してるの? 元の世界ではシンジが加持リョウジ(息子)と仲良くなってたみたいだけど、世界が再構成されて年齢が離れちゃったならそういうのもなかった事になってそうでそれが残念。

シン・エヴァンゲリオンのラストは個人的に駄目だった派なんだけど やっぱり世界そのものを過去からしてまるきり変えてしまったと思われるところだな。 前半で崩壊した世界で助け合って生きる第3村の美しさを描いてきてあのオチはない。 これまでの過去はそのままで、これからエヴァがない世界で何とかやっていきますではどうしてだめだったんだろう。 同じく過去改変やり直し系でも君の名は。とかドラクエ11とかは普通に受け入れられたんだけどな… 君の名は。の場合元々の歴史では彗星衝突でみんな死んでしまって改変により避難を促して人命は救われたけれどそれでも彗星の衝突は避けられず町そのものは滅ぶという事、 ドラクエ11の場合はゲームというメディアと改変ものとの親和性からかな

何故か過去作見ずにあのドキュメンタリーを見てシン・エヴァだけ見たけど 槍がキツい 目ン玉に槍が刺さるシーンは涙なしには見られなかった

本当に今更なんだが、あの謎の技術力どっから来てんだろ。 宇宙人の残したものを拾って使ってるみたいな設定があるなら謎の技術力があっても良いけど、エヴァに出て来る各種のマシンって、エヴァンゲリオン以外は人類が自前の技術で作ってるんだよね? 今と大して変わらん時代設定で、あんな宇宙船やら戦艦やら、どこにあるのかよく分からん秘密基地やら。しかもすっごい少ない人数で。 何か数千年先の技術って感じがするんだが。 TV版の時は、オーバーテクノロジーっぽいのはジオフロントとかマギとか一部だけで、それもジェットアローンなんかと同じく「もうちょっと科学技術が進んで世界が総力上げたら何とか作れるかも」みたいな夢があったけど、 シンエヴァに出て来たようなレベルのは無理じゃねーかな。

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