Intro 4 月末にリリースされるChrome 136 からは、一部のケースで「閲覧履歴があってもリンクの色が変わらない」状態が発生する。 もしこの挙動に依存して閲覧をしているユーザがいれば、多少不便に感じるかもしれない。 しかし、これは長年問題視されてきた、ユーザのプライバシー保護のための更新だ。 ユーザ側でも、「サイトが壊れたのでは?」と思う人もいるだろうため、前半は技術用語を少なめに解説し、エンジニア向けの解説は後半で行う。 従来の挙動 例えば、Wikipedia では、リンクをクリックして閲覧先を確認すると、閲覧済みのリンクの色が変わる。 これは、ブラウザに保存された閲覧履歴に該当するリンクの色を、訪問済みとして変えるブラウザの機能だ。 多くのリンクがある場合、確認済みかどうかがわかるために、便利に使われることもあるだろう。 (最近では、閲覧済みでもリンクの色を変えないように実

かびら(教育系ITエンジニア)@ステックアップ @stechup_kabira サードパーティークッキー廃止の動きにより、ネット広告業界は大きな変革を迫られそうですね。GoogleのブラウザであるChromeは、サードパーティークッキーの段階的な廃止に取り組んでいるようです。 そもそもサードパーティークッキーとは何か、改めて整理したいと思います。まずWebサイトには、クッキーと呼ばれる簡単なメモ帳のようなものを紐づけることができます。クッキーには簡単なテキストを保存できます。そのクッキーですが、ファーストパーティークッキーとサードパーティークッキーと呼ばれるものが存在します。それぞれ簡単なテキストを保存できるという意味で役割が一緒ですが、使われ方が異なります。 ファーストパーティークッキーは、訪れたWebサイト内だけで使用するメモ帳です。主な用途としては、ユーザーのログイン情報などを記

Treeherderは、Mozillaの開発するソフトウェアのテスト結果や、ウェブサービスや外部ツールで取り込んだデータを抽出・加工するETL機能などを有するウェブサイトです。このTreeherderに、GoogleChromeとFirefoxのベンチマークテスト結果をまとめたデータが公開されました。これによると、FirefoxはChromeよりも高いスコアを出している、つまりは高速なブラウジングが可能なブラウザということのようです。 Perfherder https://treeherder.mozilla.org/perfherder/graphs?timerange=31536000&series=mozilla-central,3735773,1,13&series=mozilla-central,3412459,1,13 Firefox has surpassedChrome

BetaNewsは1月18日(米国時間)、「WeirdWindows 10 bug causes BSoD if you visit a certain path usingChrome」において、Windows 10にWebブラウザ「GoogleChrome」で特定のパスにアクセスするだけでブルースクリーンになってクラッシュするバグが発見されたことを伝えた。このバグはセキュリティ研究者のJonas Lykkegaard氏によって発見されたもので、Microsoftには数カ月前に報告されているとのことだが、本稿執筆時点では修正されていない。 このバグは極めて簡単に再現することができる。GoogleChromeのアドレスバーに「\\.\globalroot\device\condrv\kernelconnect」のパスを入力してアクセスするだけだ。ただそれだけで、Windows 10

インパクトのある写真を反射的にシェアしてしまったり、「マスメディアに流れない事実」を見つけてリツイートしたり。そうやってあなたが拡散した情報は、世界中で何度も繰り返し現れるデマやフェイク情報かもしれない。 実例と、そういった情報に騙されないための具体的な方法を紹介する。 何度も拡散する「インドの雷神」画像2020年6月25日、インドで落雷によって107人が死亡したというニュースが流れた。その際に、ある匿名アカウントがツイートした画像が、冒頭に掲げたものだ。 信じがたい量の雷が降り注ぐ画像は1.2万回以上リツイートされ、「これが本当の『万雷』か」「逃げ場なし」などの反応を生んだ。 結論から言うと、この画像は2つの意味で現実のものではない。 一つは、雷が落ちている写真を何枚も合成して作った写真だということ。もう一つは、2017年4月に撮影されたものであるということ。 つまり、2020年6月25

経緯 もともとMouseoverDictionaryという素晴らしいFirefox用辞書があったのですが、Quantumの登場とXULの廃止とともに使えなくなってしまったため、自分用にChrome拡張をつくった次第です。 ソースコード 実装に関わる技術寄りの用語:React, esbuild,chrome.storage.local,chrome.storage.sync, Cross-extension messaging, Hogan, debounce, resizable/draggable, intl.v8BreakIterator, deinja, クロスブラウザ, など。 ※詳細は「Mouse Dictionaryの技術的な話」をご参照ください https://qiita.com/wtetsu/items/2a5568cb0b5a38c003fb 使い方 インストール

JavaScriptのデバッグは、ウェブ開発の必須スキルのひとつです。プログラムの実行をデバッグすることで、現在の変数の値や、処理がどのように進んでいるのかを確認できます。デバッグによってプログラムが意図した動作になっているかの分析に役立てられます。本記事ではChrome・Edgeブラウザーの「Developer Tools」(以下「デベロッパーツール」、「DevToolsデブ・ツールズ」という略称もあります)を使用してJavaScriptをデバッグする際の基本的な使い方を解説します。「今までデベロッパーツールを使ったことのない」という方でもこの記事を読めば理解できるよう、チュートリアル形式になっています。20分ほどで理解できるようまとめているので、順番に試しながら読み進めてください。 この記事で学べること デベロッパーツールの使い方JavaScriptのブレークポイントの使い方 実行

こんにちは!(*^^*) 当ブログにご訪問いただきありがとうございます! 最近知名度を増してきているゴシップサイトブロッカー という拡張をご存知でしょうか? ゴシップなサイトをブロックする……、本当だとしたら凄いですよね!笑 そこで今回は気になるこのゴシップサイトブロッカーが、 どんな経緯で誕生したのか? や、 使い方について調べてみました! ゴシップサイトブロッカーの経歴は? ゴシップサイトブロッカーの基本情報! ゴシップサイトブロッカーの導入方法は? ゴシップサイトブロッカーの使い方! まとめ ゴシップサイトブロッカーの経歴は? 気になるゴシップサイトブロッカーが 誕生した背景についてまとめます。 昨今SNSを中心に、Google検索が使い物にならないと 度々話題になっています。 「やたら上位に出てくるまとめサイトや商品への誘導記事…」最近のネット検索、欲しい情報手に入らなくなってる

Mozillaは「GoogleChrome」に負けたことを認めてGoogleのブラウザ技術を採用するべきだと、Microsoftの幹部が米国時間1月25日に提案した。これに対し先週末、「Firefox」の独立性が今まで以上に重要になったとの反論が起きていた。ChromeはGoogleのオープンソースソフトウェアプロジェクト「Chromium」をベースに構築されている。オープンソースのため、誰でもChromiumのコードを自分のプロジェクトで使って改良し、変更点を還元することが可能だ。現在、Chromeは優位性を保持しており、Googleは同ブラウザの改善に多額の資金を投じている。そのため、多くのブラウザメーカーは、まさにMicrosoftの幹部が提案したことを実行している。Chromiumベースのブラウザメーカーには、OperaやVivaldi、サムスン、Brave、そして、最近ではM
Better Ads Standardは、ユーザーが特に不快に感じると業界が特定した広告に関する問題を集めたもので、例えばいきなり音が出るものや10秒以上広告が表示されて先に進めないものなどが該当する。Googleは北米と欧州での広告ブロック開始と同時に、自身の広告ネットワークでは基準に満たない広告販売を停止した。 北米と欧州では、当初基準に違反する広告を掲載していたWebサイトの3分の2が1月1日の時点で基準を満たすようになり、現在では広告ブロックが必要なWebサイトはレビューした数百件のうち1%以下だったという。GoogleはWebオーナーに対し、広告に関する問題レポートを使って自分のWebサイトに問題がないかどうかチェックするよう勧めている。 関連記事Google、Chromeブラウザでの劣悪広告ブロック開始、仕組みを説明Chromeブラウザでの劣悪広告ブロックがバージョン6

ウェブページで「戻る」ボタンをクリックしても、元のページに戻れないことがあります。Googleはこのような「history manipulation(履歴操作)」と呼ばれる悪質な仕様に終止符を打つべく、ブラウザGoogleChromeを改良する予定です。 Mark entries to be skipped on back for history manipulation intervention. (I169031de) · Gerrit Code Review https://chromium-review.googlesource.com/c/chromium/src/+/1344199Chrome to put an end to sites that won't let yougo 'back' - 9to5Google https://9to5google.com/201

いつもはてなブックマークをご利用いただきありがとうございます。 11月15日(木)に、はてなブックマークのGoogleChrome拡張とFirefox拡張の最新バージョン*1をリリースし、以下機能に対応しました。 HTTPSのページでもブックマーク数を表示できるように 特定ページのブックマーク数を任意で非表示にできるように これらの機能をご利用いただくには、お手数ですが以下の手順に沿って設定いただく必要があります。 最新バージョンにアップデート HTTPSのページでブックマーク数を表示する 特定ページのブックマーク数を非表示にする 最新バージョンにアップデート 上記機能を利用するには、最新バージョンへのアップデートが必要です。GoogleChrome拡張をアップデート・インストール Firefox拡張をアップデート・インストール HTTPSのページでブックマーク数を表示する拡張機能

画面をよく見ると、「Continue」ボタンの下に、ほとんど見えないほど小さな文字で「Continueボタンを押すことで、非公開の月額料金を支払うことに同意します」という内容が表示されている。Chrome 71からは、こうした形で料金に関する情報が見えにくかったり、隠されていたりするページを検出。画面に赤い警告表示を出して「この先のページは、あなたに料金を請求するかもしれません」とユーザーに告げ、注意を促す。この措置はモバイル版とデスクトップ版のChromeおよびAndroidのWebViewで導入される。 問題が検出されたWebページに対しては、Search Consoleを通じて管理者に通知するなどの方法で改善を促す。改善が報告されれば内容を審査した上で、警告表示を削除するという。 関連記事Google、「Chrome 71」から有害広告に対する対策を強化 12月にリリース予定の「

閲覧したくないサイトをドメインまるごとブロックすることができるChromeの便利な拡張機能「PersonalBlocklist」。Googleが公開した信頼性の高いChrome用の拡張機能として、多くのユーザーの人気を集めているのですが、記事執筆時、Google検索から指定のドメインをブロック・ブロック解除する機能が使用できなくなっています。最新版は2015年8月20日公開となっているため、最近のGoogle検索の仕様変更に対応できていないせいかもしれません。 とはいえGoogle検索からの操作ができなくなっているだけで、PersonalBlocklistの本質であるブロック機能は現状でも使い続けることが可能となっています。 今回はこの方法を説明します。 サイトを一端開いてからブロックGoogle検索からはブロックできくなっているため、ブロックしたいサイトを一端Chromeで表示し

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