作戦記録画24点を「ひっそり」公開東京国立近代美術館で10月26日まで開催中の企画展「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」展は、アジア・太平洋戦争と美術の関係を扱った重要な展覧会だ。展示の中核をなすのは、戦後米軍が接収し1970年に日本に戻された「作戦記録画」。本展は、同館が所蔵する作戦記録画153点のうち24点を展示し、これは一度のまとまった公開点数として戦後最多規模となる(別会場の常設展でもさらに作品を展示)。借用作品や資料を織り交ぜ、報道や文学、軍歌、漫画など多分野が醸成した時代の「文脈」も提示しながら戦時・戦後の美術動向を浮き彫りにした本展は、戦後80年の節目にふさわしい直球の企画と言える。 いっぽう、本展レポートが指摘するように、あたかも「ひっそり」と開催するような広報体制に戸惑いの声が上がっている。チラシやポスター、カタログ、告知のリリースがなく、内覧会も

こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。この春のドラマは久々に不作で、ほぼ全滅。ほぼというのは、朝ドラの『あんぱん』だけは観てるからですが、私は朝ドラは録画はせずに、朝の放送時間に家事や出掛ける支度をしながら観てる感じなので、きちんと観てるとはいえません。それでも話の流れについていけるのが、朝ドラならではなのですが。 いまドラマではちょうど戦時期で、戦前戦中が舞台のドラマでは恒例の、「贅沢は敵だ」みたいな貼り紙が町のセットに貼られてました。 じっくり観てないのでドラマに出てきたかわかりませんが、戦時下のスローガンとして「贅沢は敵だ」に並んで有名だったのが、「パーマネントはやめましょう」。 あれって、よく考えるとヘンじゃないですか。たとえば現代の日本では、どこの駅にも「痴漢・盗撮に注意」というポスターが貼られてます。なぜそんな注意喚起をするのかというと、痴漢や盗撮被害が実際に多数起きているか
ロシア兵死傷者95万人 第2次大戦後で最多―ウクライナ侵攻 時事通信 外信部2025年06月04日19時47分配信ロシア・トゥーラ州のボゴロジツクにある墓地で行われた戦死したロシア兵の葬儀=2023年3月(AFP時事) 米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は3日、2022年2月に始まったウクライナ侵攻でロシア軍の兵士最大25万人が死亡したとの推計を発表した。軍事作戦に伴うロシア兵の死者としては、旧ソ連時代を含めて第2次大戦後最多。負傷者も加えた人的被害は95万人以上とみられる。 停戦不発、突破口開けず 仲介離脱に現実味―トランプ氏ウクライナ側の死者数は最大10万人。負傷者を含む人的被害は40万人に達している。 推計は英国防省が公表するデータなどに基づく。ロシア側の死者は年を追うごとに増えており、旧ソ連によるアフガニスタン侵攻(1979~89年)の1万5000人より圧倒的に多い

交流サイト(SNS)の浸透を背景に、戦争は、人々の考え方の主体となる「脳」を巡る争い「認知戦」に発展しつつある。「人の脳が戦場になる」とは、どういうことなのか。ロシア・旧ソ連諸国を専門とする軍事研究家で、安全保障問題に詳しい小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター准教授(42)に聞いた。(聞き手・滝沢学) 認知戦 人の脳など「認知領域」を標的にした戦い。世論の誘導や敵対勢力の撹乱を狙う「情報戦」の一つ。マスメディアを通じたプロパガンダ(宣伝)の流布だけでなく、SNSなどで刺激的な情報発信を繰り返し、人の頭の中に直接働きかけて考え方を先鋭化させ、対立をあおって社会を弱体化させる。陸海空や宇宙、サイバー空間と並ぶ6番目の戦闘領域として「認知領域」が捉えられ、各国で研究が進む。日本では2022年の防衛白書で初めて「認知戦」の用語が登場した。

ヤバーン @Yabarn_Jin 家族の戦争体験ののを見ての思い出 俺「爺様は偵察機で夜間飛行中に雲海に出たときに満天の星空が綺麗で永遠に偵察機を飛ばせたら幸せだろうなあと思っていたそうです」 狂士「そんな話を聞きたい訳じゃない戦争犯罪者が嘘を言うな」とかって目の敵にされてブン殴られて立たされたりしたわ 2024-07-14 02:41:21 ヤバーン @Yabarn_Jin 高校の時の老教師は手伝いで高射砲の弾運びに駆り出され、昼飯も出るし暇だし最高だったけどクソして帰ってきたら高射砲が吹き飛んで何もなくなってて「腹減ったのにコレじゃ昼飯出ねえなあ」って思ったとか そう言うの 2024-07-14 02:46:50

《一切の自分ていふものを捨てるのだ。》 しかしその後に自分の言葉を否定する。 《吾は死に面するとも、理想を持ちつづけん。吾は如何なる事態となるとも吾であらん事を欲する。》 芸術を志しながらも救いを仏教や基督教に求め、また哲学が芸術を支える杖となるのかと悩む。 《吾を救ふものは道徳か、哲学か、芸術か、基督教か、仏教か、而してまよふた。道徳は死に対して強くなるまでは日月がかかり、哲学は広すぎる。芸術は死に無関心である。》 《俺は画家になる。美を基礎づけるために哲学をする。単に絵だけを書くのでは不安でたまらん。》 かと思えば 《前に哲学者になるやうな絵描きになるやうな事を書いたが、あれは自分で自分をあざむくつもりに違ひない。哲学者は世界を虚空だと言ふ。画家は、深遠で手ごたへがあると言ふ。(中略)之ぢや自分が二つにさけねば解決はつくまい。》 当時の水木さんは哲学書や宗教書を読みあさっていたようだ。

戦時下でも人々の格差はさまざまにあったと言われますが、なかなか具体的な話は残らない物です。1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲から2日後、2024年からみて79年前のきょう、1945年3月12日、長野県平野村(現・岡谷市)出身の童画家、武井武雄は、貴重な作品を「戦中気侭画帳」に残してくれました。 1944年9月から1945年8月まで、東京と故郷での暮らしを描いた 武井武雄も、東京大空襲を目撃しています。幸い自宅は燃えませんでしたが、建物疎開のため壊されることとなり、故郷に引き上げる目前のことでした。 東京大空襲は何ページにもわたって描かれています その武井武雄は空襲2日後に開かれた「日本少国民文化協会」の理事幹事長会議に出席するため、新橋駅にある東洋軒に出向きます。余談ですが、この協会も国策協力のための組織で、愛国イロハカルタをつくるなどしています。途中で見える風景は、一面の焼け野

日本軍の南進は、資源と領土を奪う目的があったことが、前回の記事で分かったで。 今回は、インドシナにおける日仏二重支配がもたらした大惨事について調べてみるわ。 超長い記事になるけど、日本人として知っとかなあかん歴史や。 とくに、大日本帝国を崇めとるウヨちゃんに「大東亜共栄圏」の実際を知ってほしいねん。 まずは、前回の復習を兼ねて、ベトナム独立宣言を読んでクレメンス。 出典・参考「ベトナム独立宣言」1945年9月2日(Wikipedia)「Võ An Ninh」ベトナムの著名な写真家。(ベトナム語版Wikipedia)「古田元夫」ベトナム現代史研究者の論文。(CiNii)『私のなかのヴェトナム』小林昇/1968年(未来社)『写真週報 180号』Ref. A06031077500(国立公文書館アジア歴史史料センター)『ベトナム“200万人”餓死の記録 1945年日本占領下で』早乙女勝元/199

暑い日が続いていますが、みなさんは元気に頑張っていますか? 毎日毎日、新型コロナウイルスのことを心配しながら過ごす憂鬱な日々が続いていて、『コロナ疲れ』なんて言葉も使われていますが、世界中が今現在もこの病気と戦い続けています。決定的に効く薬が開発されるまでは安心できない状況ですから、みなさんもまだまだ気をつけて過ごしてください。 王さまも新型コロナが日本で発生して以来、3回連続でこのメッセージに新型コロナのことを書いてきましたが、8月号のいちごの王さまのメッセージだけは、今年もどうしても75年前の忘れられないあの日の出来事、1945年、王さまが18歳で高等工業学校(現在の大学)の1年生だった時のことを書かなければなりません。 人間は、どんなに大変な出来事や体験も、年月の経過とともに記憶が薄らいでしまい、「あんなことがあった」と思い出すこと自体を忘れていってしまうものです。 だから、王さまは

いちご新聞8月号|いちごの王さまからのメッセージ ひとりひとりの『みんななかよく』が、いずれ世界の平和へつながっていくと王さまは信じています。 今年も8月号のいちごの王さまからのメッセージを書く時がやってきましたが、王さまは、とても重苦しい気持ちでペンを握っています。 「世界は平和から遠ざかっている」世界中の人々が今、そう考えているのではないでしょうか? 毎年8月号のいちご新聞で王さまの戦争体験、平和へのメッセージをずっと書き続けてきたことも虚しく、ニュースでは連日、人命が失われ、街が破壊される恐ろしい戦いが終わる気配を見せないことを報じています。しかも、どんどん世界中を巻き込んでいるようで、武力しか通用しない争いが21世紀になっても起こり続けていることに、王さまは心の底から悲しくてたまりません。 世界唯一の核被爆国である日本で行われた今年5月のG7サミットでは、各国のトップが広島の原爆記

武力攻撃事態等における避難に当たって国民が留意しておくべき事項として、「武力攻撃やテロなどから身を守るために」をとりまとめました。
104歳の中野清香(なかの・きよか)さんは「地獄」を知っている。約80年前、そこにいたからだ。 水たまりに頭を突っ込んで倒れている兵士がいた。まだ生きているのに、誰も助け起こさない。 蛆(うじ)がわく死体の隣で眠っても、死臭が気にならなくなっていた――。 「戦争が終わった時、喜怒哀楽の感情がすっかり抜けていた。今考えると、とても恐ろしい」 子犬の肉球まで食った 太平洋戦争で最も悲惨な戦場の1つといわれる東部ニューギニア(現在のパプアニューギニア)の戦い。日本に戻ることができた兵士は1割もいないとされる。 「食い物のことしか頭にない。敵の攻撃も恐ろしくなかった」 イナゴを捕まえて羽をむしり、そのまま食べた。10センチぐらいのトカゲを火の中に放り込んで口にいれた。山中でちょろちょろと歩いてきた子犬を殺し、足裏の肉球まで食らいついた。 降伏は許されず、突入して潔く死ぬよう玉砕命令が出た時、銃1丁
ロシアによるウクライナでの戦闘行為を表現するにあたり、「戦争」「侵略」「侵攻」など、国やメディア、発言者ごと表現にバラつきが見られます。その点に注目すると、この件に対する各々のスタンスが透けて見えるかもしれません。 侵攻開始から4か月 定まらない呼称問題2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの軍事侵攻は4か月が経過し、日本国内では引き続き高い関心を持ってその動向に注目が集まっていますが、そこで気になるのが呼称問題です。ウクライナ兵と、破壊されたロシア戦車(画像:ウクライナ国防省)。 たとえば、この事態を「ロシアによる軍事侵攻」と表現する向きもあれば、「ウクライナ戦争」「ロシアによるウクライナ侵略」など、メディアごと、発言者ごとにさまざまな呼称がなされているのです。 「戦争」という呼び方は国際法的にどう考えられる? もちろん、それぞれの呼称は異なる背景のもとでなされてい

犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争 著者:イム・ジヒョン 出版社:東洋経済新報社 ジャンル:社会思想・政治思想 「犠牲者意識ナショナリズム」 [著]林志弦 「犠牲者意識ナショナリズム」とは著者の造語で、自分の国の一体性や正当性を主張するために、自分たちの英雄的な行動ではなく、他国から受けた被害を過剰に強調し、自分たちの加害を過剰に小さく見せようとする態度のことをいう。 慰安婦問題が欧州の女性に対する犯罪の記憶を呼び起こしたり、ホロコーストの記憶とイスラエルによるパレスチナでの暴力の記憶が重ねられたりする記憶のグローバル化を背景に、ポーランド、ドイツ、イスラエル、日本、韓国、旧ユーゴなどの犠牲者意識ナショナリズムを縦横無尽に論じる快著の翻訳を寿(ことほ)ぎたい。 私が初めて著者の報告で犠牲者意識ナショナリズムという言葉を聞いたとき、なんて恐ろしい概念だと驚愕(きょうがく)し

スイス・ジュネーブにあるロシアの国連代表部に勤務してきた露外交官、ボリス・ボンダレフ氏は23日、ウクライナ侵攻とプーチン露政権に抗議するため、露外務省を退職すると発表した。侵攻への批判を公表した上での露外交官の辞職は極めて異例とみられる。 ボンダレフ氏はSNS(交流サイト)上で「もううんざりだ。遅くなったが本日で退職する」と表明。「2月24日(侵攻開始日)ほど国を恥ずかしいと思ったことはない」とし、「侵略戦争はウクライナ国民に対してだけでなく、繁栄を失うロシア国民に対しても犯罪だ」などと述べた。 その上で、プーチン露大統領を念頭に「この戦争を思いついた人物は、永遠に権力を握り、豪華な宮殿に住み、露海軍全体の金額にも匹敵するヨットに乗りたいと思っている。そのためにはどんな犠牲もいとわない。既に両国民が何千人も亡くなった」とした。 ボンダレフ氏は、自身が20年間にわたり勤務してきた露外務省が年


日本人だけではないとは思いますが、人間は標語(スローガン)がお好きなようです。コロナ禍の現在においても「ステイホーム」「3密」など、簡潔で分かりやすい標語がもてはやされたりします。 今回は、日本国内における戦前&戦時下の標語(スローガン)をいくつかまとめてみました。国民を戦争に導くために、官民一体となって様々な標語が作られたのです。 誰でも知っているであろう代表的な戦時下における標語の1つが『欲しがりません 勝つまでは』でしょうね。そのような標語をいくつかご紹介していきます。 戦前&戦時下の標語まとめ 『欲しがりません、勝つまでは』 出典:1942年「国民決意の標語」入選作品 戦時下の標語としてはおそらく最も有名なもの。この作品は1942年に一般公募された国民決意の標語 -Wikipediaという企画の入選作品の1つです。作者は小学5年生の三宅阿幾子さんでした。 後に本人の回想によると、

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く