よくTwitter上などでMVVMパターンの学習は難しいという話を聞きます。最近その理由と認識のずれが少しづつ解ってきたので、書いてみる事にしました。 ネット上には様々なサンプルコードがありますが、「MVVMパターンを使う」という視点で学習する場合、用意した開発環境によって学習する事は異なってきます。 何故なら、設計パターンの思想の再現度は「その設計パターンのためのライブラリと環境」によって大きく異なるものだからです。ASP.NET MVCが導入できない状況でASP.NET MVCをやろうとしますか?。そんな事をしようとすると業務ドメインのロジックに注力するどころか、MVCの概念を正しく理解しているのはもちろんの事、ASP.NETパイプラインの仕様に詳しく精通している必要もあります。他の環境(例えばRubyにおけるRails)でMVC補助がどうやって成立しているかも踏まえた上でインフラス
1年半ほどDevLabsプロジェクトとして動いていたReactive Extensionsですが、ついにDevLabsを卒業し、Data Developer Center入りを果たしました。まずは、おめでとう!そして、これで安心してプロダクトに突っ込む事ができます。どれだけ有望そうに見えても、DevLabsのままではいつ消滅するか分からない。そういう先例(STM.NETがね、この死骸ページの虚しさ)もあった。また、Rxチームの前身はMicrosoft Live LabsでのVoltaというプロジェクトなわけですが、これは打ち切りでした!その魂はRxの可愛い鰻のアイコンで引き継がれ(Voltaからの継続使用)、ついに復活を遂げたという感動ストーリーがあるかないかは、特にない。それはともかくとして、私はこのアイコン好きです。 なお、Data Developer Centerはen-usとja-
Silverlight Toolkitに密かに隠された宝石"System.Reactive.dll"が発見されてから1年。Reactive FrameworkからReactive Extensionsに名前が変わりDevLabsでプロジェクトサイトが公開され、何度となく派手にAPIが消滅したり追加されたりしながら、JavaScript版まで登場して、ここまで来ました。IObservable<T>とIObserver<T>インターフェイスは.NET Framework 4に搭載されたことで、将来的なSP1での標準搭載は間違いなさそう。Windows Phone 7にはベータ版の開発キットに搭載されているように、間違いなく標準搭載されそう。 現在はAPIもかなり安定したし、Windows Phone 7の登場も迫っている。学ぶならまさに今こそベスト!そんなわけで、Rxの機能の簡単な紹介と導入コ

物凄く期間を開けてしまいましたが、Reactive Extensions for .NET (Rx)紹介を再開していきます。もはやRxってなんだっけ?という感じなので、今回は最も基本である、IObservableについて扱います。ボケーッとしている間にIQbservable(IQueryableのデュアル)とか出てきてて置いてかれちゃってるし。 そんなこんなで、IObservableはIEnumerableのデュアルなんだよ、とか言われてもぶっちゃけさっぱり分かりません。なので、その辺のことはスルーして普通にコードで対比させながら見ていくことにします。 // IEnumerable (RunはForEachです、ようするに) Enumerable.Range(1, 10) .Where(i => i % 2 == 0) .Select(i => i * 2) .Run(Console.Wr
ASP.NET MVC 3の最終リリース版を出荷しました。ここから、ASP.NET MVC 3をダウンロードおよびインストールできます。ASP.NET MVC 3のソースコード(OSI準拠のオープンソースライセンスの下)も、オプションとしてここ(zipファイル)からダウンロードできます。ASP.NET MVC 3では、大幅な更新が行われ、非常に多くの新機能が追加されています。以下は、その一例です。 RazorASP.NET MVC 3には、(既存の.aspxビューエンジンは継続してサポート/改善されていることに加えて)『Razor』と呼ばれる新しいビューエンジンオプションがあります。Razorは、ビューテンプレートを書く時の文字数やキーストロークを最小限におさえ、高速で流れのあるコーディングのワークフローを可能にします。 よくあるテンプレート文法と違い、HTMLでサーバブロックの開始と

連載:マイクロソフト技術による標準化志向Web開発ことはじめ 第1回 WebフォームによるWeb開発と、ASP.NET MVC登場の背景 マイクロソフト 井上 章 2010/12/21 ■本連載の概要と目的本連載では、クラウド、HTML5などのキーワードとともに登場した新しいWeb開発フレームワーク“ASP.NET MVC”について、その登場の背景や技術的な特徴を、メリット、デメリットを含めて解説する。その中では、「いま、なぜWebフォームではなくて、ASP.NET MVCなのか?」といった疑問や、Web標準仕様への対応、そして日本では特にニーズの高い携帯サイト開発などのトピックを扱いながら、ASP.NET MVCが持つ柔軟性、将来性、そして使いどころなどを紹介する。 マイクロソフトのWeb開発プラットフォームであるASP.NETにおいても、さまざまなフレームワークやテクノロジを組み合わ
はじめに 前編では、ASP.NET MVC 2(以下、MVC 2)の概要とエリアやテンプレートの活用方法について、中編ではDataAnnotationを使用した検証方法について紹介しました。連載最終回となる今回は、AsyncController(非同期コントローラー)と、MVC 2におけるjQuery活用方法にフォーカスを当てて紹介します。 使用するVisual Studioのバージョンは2010ですが、2008でも同様のサンプルを実行できます。 なお、ASP.NET MVCの基本的な開発については過去の連載を参照してください。ASP.NET MVCフレームワークの概要を理解するASP.NET MVCで簡単なアプリケーションを構築しようASP.NET MVCで認証、テスト、フィルタ機能、AJAXを活用しようASP.NET MVCの開発応用編1 ~リポジトリパターンをマスターする~

xUnit.NETは.NET 2.0以上で動作するテストツールで、MicrosoftのBrad Wilson氏とJames Newkirk氏が中心となって開発を進めています。xUnit.NETは拡張性の向上、カスタム属性の減少、メソッドごと のインスタンス生成を特徴としており、Moq、Ninject、Oxite、KiGGなどのOSSにも採用されています。 Assertクラスのメソッド(抜粋) 前編では、xUnit.NETの導入方法、テストコード、Fact属性とTrait属性の設定を紹介しましたが、今回は後編として、Assertクラスの検証メソッド、データドリブンテストの実行、メソッドが呼び出される順番の確認について説明します。 Assertクラスには、さまざまな検証用のメソッドが用意されています。これらのメソッドを次の4種類に分けて見ていきましょう。 基本的なメソッド コレクション関連のメ
本記事は、Microsoftの本社副社長であり、ASP.NETやSilverlightなどの開発チームを率いるScott Guthrie氏のブログを翻訳したものです。氏の許可を得て転載しています。 今朝(2010/7/27)、ASP.NET MVC 3の“プレビュー1”リリースを投稿しました。ここでダウンロードできます。 われわれはASP.NET MVCプロジェクトのまさに最初から反復的な開発アプローチを使ってきており、開発サイクルを通じて、定期的なプレビュー版の提供を行っています。今日のような初期のプレビュー・リリースの目的は、好きなもの/嫌いなものと、見つけた足りないもの/不完全なもの、の両方についてフィードバックを得ることです。このフィードバックは非常に貴重で、それにより最後には最終製品をもっともっと良いものにします。 すでにお分かりだと思いますが、ASP.NET MVC 3は、次の
はじめに 前回はASP.NET MVC 2(以下、MVC 2)の概要とエリアやテンプレートの活用方法について紹介しました。今回はアプリケーション必須の検証機能にフォーカスをあてて紹介をします。 使用するVisual Studioのバージョンは2010ですが、2008でも同様のサンプルを実行できますのでご安心ください。 なお、ASP.NET MVCの基本的な開発については過去の連載を参照してください。ASP.NET MVCフレームワークの概要を理解するASP.NET MVCで簡単なアプリケーションを構築しようASP.NET MVCで認証、テスト、フィルタ機能、AJAXを活用しようASP.NET MVCの開発応用編1 ~リポジトリパターンをマスターする~ASP.NET MVCのセキュリティ対策とクライアントサイドスクリプト活用方法ASP.NET MVCと周辺技術の活用テクニック 必


xUnit.NETは.NET 2.0以上で動作するテストツールで、MicrosoftのBrad Wilson氏とJames Newkirk氏が中心となって開発を進めています。xUnit.NETは拡張性の向上、カスタム属性の減少、メソッドごとのインスタンス生成を特徴としており、Moq、Ninject、Oxite、KiGGなどのOSSにも採用されています。以下、xUnit.NETの導入方法、テストコードを紹介します。 xUnit.NET の入手と環境設定 xUnit.NET はCodePlexから入手できます。執筆時点での最新バージョンは1.6です。「xunit-1.6.zip」をダウンロードして適当なフォルダ(本稿ではC:\Sample\xunit)に展開します。これには以下のようなファイルが含まれています。 xUnit.NETのWebサイト インストールウィンドウ(xunit.instal
特集:ASP.NET 4概説(後編)ASP.NET 4/ASP.NET MVC/Dynamic Dataの新機能 山田 祥寛 2010/07/13ASP.NETアプリケーション開発者のためのVisual Studio 2010(以降、VS 2010)の新機能として、前編では開発環境、サーバ・コントロール、クライアントサイド開発という観点から概観した。 後編となる今回では、引き続きASP.NET 4のコア機能、そして、ASP.NET MVC、Dynamic Dataなど周辺技術の新機能について解説していく。 ■ASP.NET 4コアの新機能 まずは、ASP.NET 4のコア部分の変更点から見てみよう。 ●ユーザーフレンドリなURLを設計する ― ルーティング機能の強化 ― Webアプリケーションにおいて、ルーティングとは、リクエストURLとあらかじめ決められた条件設定(=ルート)に従って
はじめにASP.NET MVCのリリースから1年ほどで、ASP.NET MVC 2(以下、MVC 2)がリリースされました。本連載では3編に分けてASP.NET MVCから強化された点を紹介します。使用するVisual Studioのバージョンは2010ですが、2008でも同様のサンプルを実行できますのでご安心ください。 なお、ASP.NET MVCの基本的な開発については過去の連載を参照してください。ASP.NET MVCフレームワークの概要を理解するASP.NET MVCで簡単なアプリケーションを構築しようASP.NET MVCで認証、テスト、フィルタ機能、AJAXを活用しようASP.NET MVCの開発応用編1 ~リポジトリパターンをマスターする~ASP.NET MVCのセキュリティ対策とクライアントサイドスクリプト活用方法ASP.NET MVCと周辺技術の活用テクニッ

はじめにASP.NET MVCでは、ASP.NET WebForm(以下、WebForm)で使用していたValidationコントロールが使えないため、検証周りがWebFormよりも苦手だったと言えます。しかし、ASP.NET MVCにおいて検証周りを検証コントロール並に強力に検証できるツールが登場しました。 また、ASP.NET MVCとASP.NET WebFormはアプリケーション構築方法が異なるため、それぞれ独立して扱うというイメージがあるかと思います。確かに構築するアプリケーションの仕様や設計によりそれぞれ独立して扱うべきですが、シナリオによっては「ルーティングだけ利用したい」「既存のWebFormで作成したアプリケーションの流用をしたい」などの要望も出てくるかもしれません。 今回はASP.NET MVCで若干不得手な検証機能を拡張するツールと、ASP.NET MVCとWebF

はじめに 前回は、ASP.NET MVCアプリケーションによる実用的なアプリケーションの便利な機能を紹介しました。今回はメジャーな開発パターンであるリポジトリパターンについて概要とメリットを紹介し、実際にリポジトリパターンを利用したサンプルアプリケーションの開発を行います。現在Web上で公開されているASP.NET MVCのサンプルアプリケーションのほとんどはリポジトリパターンを利用して作られているので、本稿を読んでリポジトリパターンをマスターしてください。 必要な環境 次の環境が必要です。 Visual Studio 2008 Visual Studio 2008 SP1ASP.NET MVC RTW版 Visual Studio 2008(以下、VS2008)のインストールは、『Visual Studio 2008入門 第1回』を参考に行ってください。 VS2008 SP1のインスト


はじめに 前回は、ASP.NET MVCアプリケーションの基本的な構築方法について解説しました。今回は、認証、テスト、フィルタ機能、AJAXの活用方法について解説します。それぞれ実用的で非常に優れている機能なので、しっかりと理解しましょう。 必要な環境 次の環境が必要です。 Visual Studio 2008 Visual Studio 2008 SP1ASP.NET MVC RTW版 Visual Studio 2008(以下、VS2008)のインストールは、『Visual Studio 2008入門 第1回』を参考に行ってください。 VS2008 SP1のインストールは『簡単なデータ編集はお任せ!ASP.NET Dynamic Dataアプリケーション』を参考に行ってください。ASP.NET MVC RTW(Release To Web)は、マイクロソフトダウンロードセンターか

はじめに 前回はASP.NET MVCの基本として、「URLルーティング」や「MVCの明確な分離」、「認証機能」などを紹介しました。今回は残りの基本部分を解説しつつ、スキャフォールディング機能を利用してデータの一覧、詳細、編集、作成ができるアプリケーションを作成してみます。 必要な環境 次の環境が必要です。 Visual Studio 2008 Visual Studio 2008 SP1ASP.NET MVC 1 RTW版(MVC 2以降では正しく動作しません。) Visual Studio 2008(以下、VS2008)のインストールは、『Visual Studio 2008入門 第1回』を参考に行ってください。 VS2008 SP1のインストールは『簡単なデータ編集はお任せ!ASP.NET Dynamic Dataアプリケーション』を参考に行ってください。ASP.NET MVC

本稿は昨年公開された「もう一つのASP.NET “ASP.NET MVC”を知る(前編)」をRTW対応させ、内容を再構築したものです。ASP.NET MVC入門者にとって基本のキの部分までは学べると思うので、ASP.NET MVCに興味がある方はぜひ参考にしてください。 はじめに Visual Studio 2010(以下、VS2010)のBetaがリリースされ、少しずつVS2010の影が見えてきていますが、そのリリース前にASP.NETには大きな分岐点が現れました。ASP.NET MVCの正式リリースです。VS2010から標準搭載され、ASP.NETユーザーの選択肢であると同時に、Azureプラットフォームや動的言語ユーザーに対するアプローチも行えるASP.NET MVCについて、仕組みの部分をしっかりと押さえたいと思います。 必要な環境 次の環境が必要です。 Visual Studio

いまさらJava対.NETはちょっとテーマとして古くないかな? とは思うものの、とても面白いビデオが公開されたので紹介します。「Java 4-ever」という映画のトレーラー、という設定のおもしろビデオ。 9月8日にノルウェイのオスロで開催されるイベント「JavaZone 2010」の宣伝のために作られたようです。こんなストーリー。Java 4-ever Trailer 父親は寝る前に息子にマイクロソフトテクノロジーのすばらしさをおとぎ話のように語る。その父に子どもは無邪気に問いかける。「パパ、どうしていつも.NETなの?」 父親の顔色が変わる。「さあ、もう寝る時間だ」 少年は青年となり、禁じられた技術をこっそり友人と試すようになる。「こいつはスゲー、ロバストで、セキュアで、ポータブルで、スケーラブルじゃんか!」 そこへ父親の監視の目が光る「お前たち、Javaやオープンソースを使ってたり

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