ゴキブリは冬の寒さが厳しい北海道にはいない――と言われるが、札幌市内の高級住宅地の近くに、ゴキブリの「聖域」がある。ゴキブリになじみの薄い北海道民は、ほかの虫のように平気で触ったりもして、積極的に駆除しようという様子はない。その一方で「聖域」のゴキブリたちは、命をおびやかす“敵”にさらされ続けているという。 【本気で閲覧注意】北海道で暮らすゴキブリの写真はこちら * * * ゴキブリの「聖域」は、札幌市の中心部から西へ3.5キロほど、市民の憩いの場である円山公園にある。北海道のゴキブリを研究している北海道大の西野浩史・准教授は、文字で見るだけでも鳥肌が立つような説明をする。 「暖かくなる5月から一気にゴキブリが増えて、6月になると、もうすごいです。夜になると、こんなにいるのか、と思うくらいめちゃくちゃゴキブリが飛んでいる。木にびっしりと張り付いているときもある。木につかまる場所が

北海道を震撼させた〝忍者グマ〟が東京で人間に食べられていた――。2019年からの4年間で牛66頭を襲ったヒグマ「OSO(オソ)18」が、先月30日に釧路町でハンターにより駆除されていたことがDNA鑑定により判明。さらに驚くことに、その後一部はジビエ肉として流通し、すでに食通たちの胃袋に消えていたことが分かった。北海道釧路総合振興局は22日、釧路町で駆除されたクマが検体の体毛のDNA鑑定により「OSO18」と断定されたと発表した。ただ駆除後のクマは、すでに地元のジビエ業者によって解体され、全国各地の飲食店などに発送されていた。 「まさか目の前の肉があの〝OSO18〟だったとは…」。東京・人形町のジビエ料理専門店「あまからくまから」の店主・林育夫さん(58)が興奮気味に振り返る。 林さんによると、店が営業中だった21日夜、取引先の北海道・白糠町のジビエ業者から「林さん! この前送ったクマ肉だ

唯一の目撃証言は4年前 “最初の事件”は2019年7月16日午前4時、世界自然遺産・釧路湿原の北に位置する標茶町オソツベツ地区の牧場で発覚した。牧場関係者が放牧中の牛1頭の姿が見えないことに気付き、捜索したところ、森の中で無惨な姿で殺されている牛の死骸を発見したのである。その関係者が思わず声をあげると、20メートルほど離れた藪の中から1頭のクマが飛び出し、逃げていった。後々まで、これがこのヒグマに関する唯一の目撃証言となる。 写真はイメージ ©iStock.com 以来、8月5日に8頭、8月6日に4頭、8月11日に5頭……といった調子で連日牛が襲われるようになり、その被害は2ヵ月で実に28頭に及び、現場に残された体毛のDNAにより「同一犯」によるものと推測された。この頃になると、最初の事件が起きた地区の名前「オソツベツ」と、現場に残された足跡の幅が「18センチ」とされたことから、このヒグマ

コードネーム「OSO(オソ)18」、別の名を「忍者グマ」と呼ばれる最凶ヒグマをご存じか。3年前に北海道で発見されて以降、65頭もの乳牛を殺傷しているシリアルキラーだ。神出鬼没で酪農などへの被害も深刻。なんとか退治しようと闘う地元民の前に立ちはだかるのは、意外にも同じ“人間”たちだった。北の大地で今、何が起きているのか。その実態に迫る現地ルポである。 【写真を見る】「OSO18」とされるヒグマ 巨体を思わせる足跡に注目 *** 「この目でOSOを一番最初に見ました。クマは自分より高いところにいる動物を強いと認識するらしく、自分とクマの位置が逆だったら、ほぼ間違いなく死んでいたと思います」 奇しくもクマを見下ろす格好だったゆえ、九死に一生を得たと振り返るのは、北海道標茶(しべちゃ)町の酪農家・高橋雄大さん(35)。2019年7月に、彼が最凶ヒグマと遭遇して以降、確実にOSOと断定できる個体を目

嘘か真か、我が家の先祖は大和と取引して興隆した家柄、というか一族で、大和から鉄器や布や網などを交易して狩猟へ応用し財産を築いたので今がある、と小さな頃からそう教えられていた 大人になり大和とアイヌの関係性をはっきりと理解できるようになると「あぁ我が家は裏切った側か」と知った もちろん有識者に言わせれば実際のところはアイヌ同士でも血を伴う争いは頻発していて、それを考えれば鉄器を潤沢に得ていた先祖は有利に戦況を進めていただろうことは想像に難しくない北海道の西側から始まったアイヌ同化政策でも少なからずの抵抗があったと聞いたが先祖はその先鋒として"交渉"を伴いながら東へ進んだという まぁどう見ても今のアイヌ人権団体から見れば裏切り者だ 何なら我が家は北海道開拓の功労が認められ、そこそこの地位まで得てしまい戦後は内地へ渡った、つまり今はもう北海道にすら住んで居ないのである しかも一部権利を北海道へ

どうも! メシ通リポーターの都良(TORA)です。 さて、今回は雪の中で「チタタプ」を作るがテーマです。 ところで「チタタプ」ってご存知ですか? アニメ化もされている人気コミックにも登場するアイヌ料理で、作中で何度も出てきます。この「チタタプ」を作って食べようと企画したのですが、せっかくなら北海道らしい景色で……そう! 真冬の雪の中で作ろうと思ったわけです。 ※この記事は2020年2月に取材しました。 若き木こりが所有する山林のメインフィールドへ そこで、取材の協力をお願いしたのが「里山部」代表の清水省吾さんです。 清水さんは35歳という若さで、自ら4.7ヘクタール(約東京ドーム1個分)の山林を持ち、そこで自伐型の林業を営んでいる“木こり”です。2016年に「里山部」を設立して、林業の傍らさまざま自然体験活動を行っています。なんと清水さんが、山を持ったのは28歳の時だそうです。 清水さんは

旭川市の公園で女子中学生が遺体で見つかり、いじめの有無が調査されている問題で、遺族が18日、手記を公開しました。その全文です。 「真実を知りたい」女子中学生いじめ問題 遺族が画像公開 北海道と旭川市の対応は「食い違い」 遺族の手記 2021年8月18日 廣瀬爽彩の遺族 今年2月13日、爽彩は、失踪しました。それから約1ヶ月後、爽彩は、近くの公園で発見されました。 その現実を受け入れられないまま、いつかまた帰ってくるのではないか、戻ってくるのではないか。そんな気持ちのまま、時間だけが過ぎています。どうして、もっと早く爽彩を見つけてあげられなかったのか、いまも悔いています。 小学生の頃の爽彩は、元気いっぱいの女の子でした。ちょっと目立ちたがりなところがあり、声が大きく快活で、みんなを引っ張っていく明るい女の子でした。学芸会では、元気な合唱を披露し、演劇では、長いセリフもすらすらとこ なし、目立

東京五輪の男子20キロ競歩が行われた5日の札幌市の目抜き通り沿いの歩道は、レースを見守る人でほぼ「密集状態」になった。新型コロナの感染の波が再び襲うなか、沿道での観戦自粛が呼びかけられたが、日本選手…

五輪競歩のリハーサルが行われた札幌駅前通。直前の降雨で街頭の温度計は27度に下がっていた=札幌市中央区で2021年8月4日午後4時半、貝塚太一撮影 東京オリンピックのマラソンと競歩が5~8日に開催される札幌市で、記録的な暑さが続いている。4日の最高気温は33・1度となり、15日連続で30度以上の真夏日となった。これは1924年の17日連続に次ぐものだ。レース中は氷や水風呂を用意するなどの対策がとられる方針だが、今後も厳しい暑さが予想されており、選手の体調への影響が懸念されている。 もともとマラソンと競歩は都内で開催される予定だった。しかし、高温多湿の中東ドーハで行われた陸上の世界選手権(2019年)で途中棄権が続出したため、国際オリンピック委員会(IOC)の主導で会場が東京から札幌に移された。当時、IOCは大会中の札幌の気温は東京より5~6度低いと想定していた。

札幌市東区の市街地でクマの目撃が相次ぎ、東区のイオン札幌元町店の駐車場から隣の小学校の敷地に走る様子などが撮影されました。 18日午前3時20分すぎ、札幌市東区北31条東19丁目でクマを目撃したという付近の住民からの110番通報から、断続的に通報が続きました。 そして、午前6時ごろ、東区のイオン元町店の駐車場でHBCのカメラマンがクマを発見、車内から撮影しました。現場は、地下鉄駅、小学校、店舗、住宅が立ち並ぶ市街地です。 ヒグマは午前6時20分現在、イオン元町店と隣の元町北小学校の間の茂みにいて、午前6時半ごろ、猟友会のハンターが現場に到着しました。 また、警察によりますと、東区北19条東16丁目付近で、70代男性と80代女性がこのクマに襲われ、ケガをしました。今のところ2人とも軽傷とみられています。 その後、クマは茂みから出て、再び市街地を逃走、付近の歩道では、血を流して倒れる人も発見さ
JR北海道の島田修社長は19日の記者会見で、バス転換を目指す留萌線(深川―留萌間)と根室線(新得―富良野間)の2区間について「鉄道で維持するよりバスに転換すべきだと提案している。一定の理解、決着をいただけるように全力を挙げたい」と話した。「路線問題とコロナの影響は直結するものではない」と話したが、新型コロナウイルスの感染収束後に鉄道利用が以前の水準まで回復するかは不透明だ。同日発表した4月の運

札幌の女子高生2人組ニューテクノバンドLAUSBUB(ラウスバブ)が世界から注目を集めている。昨年12月末に公開した楽曲「Telefon」が1月中旬にSNSを通じて爆発的に拡散。ドイツの音楽プラットフォーム「SoundCloud」では世界的人気の韓国男性音楽グループBTSを抑え週間チャート1位に。コロナ禍の昨年3月に結成した新世代のテクノサウンドに注目だ。 ◇ ◇ ◇ グラミー賞候補のBTSを抑え世界1位になったのは女子高生のサウンドだった。岩井莉子、高橋芽以(ともに17)からなるテクノバンドLAUSBUBが音楽ファンから注目を集めている。岩井は「不思議な気持ち。まさかこんなに聞かれるようになるとは。とにかくびっくりしているけど、聞いてもらってありがたい」と驚きを隠せない。 アナログシンセサイザーやサンプリングを多用した楽曲「Telefon」が先月中旬にSNSで火が付くと、「Sou

ひゃくまる @osiroiobake 『立ち入り禁止区域などに人を立ち入らせないために有効な文字は「禁止」ではなく「有料」』というツイートが先日バズりましたね。 ではここで流氷の時期に網走警察署が海辺へ立てた看板をご紹介します。 pic.twitter.com/NIXmq07YzN 2018-12-14 14:29:01

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く