news.yahoo.co.jp Z世代が残業をキャンセルして大変らしい。それでなくとも、理由も告げずに有給休暇をとる、注意や指摘をハラスメント扱いする、さらにはそれらが高じて、あろうことか、信じられないことに、給料が安いという理由で会社を退職するというのである。 まさに世も末だ。滅私奉公、24時間働けますか、会社は家族、血の小便が出るまで仕事しろ、といったかつての「美しい国」の労働倫理はどこへ行ってしまったのか。高市早苗でなくとも嘆かずにはいられないというものだ。 この手の話は、「最近の若者は合理的すぎる」とか「タイパ至上主義だ」という世代論に落ち着きがちだ。しかし、この断絶の正体は「合理的かどうか」などという生易しい話ではないように思う。少なくとも私たちが真に苛立ち、恐れさえ抱いているのはそこではない。 Z世代の逸話を聞くたびに私たちの胸がうすら寒くなるのは、自分たちが長年積み上げ、守

8日夜遅く、青森県東方沖を震源とする地震があり、青森県で震度6強の激しい揺れを観測しました。気象庁は北海道から東北にかけての沿岸に津波警報や注意報を発表していましたが、午前6時20分にすべて解除しまし…

高市早苗総理の存立危機発言を以降、悪化を続ける日中関係。その背景には中国経済の弱体化がある。経済誌プレジデントの元編集長で作家の小倉健一氏は「なぜ、巨龍はこれほどまでに無惨な姿を晒すことになったのか。その原因は、市場原理という普遍的なルールを無視し、イデオロギーという名の妄想に固執した一人の独裁者の失政にある」と語る。小倉氏が解説する。 【画像】「世界の工場」今は昔…ボロボロになった中国経済の実態 「世界の工場」と呼ばれた大国の成れの果て海を隔てた隣国から届く映像は、現代の「廃墟」がいかに静かで、そして恐ろしいかを雄弁に物語っている。 かつて建設クレーンが林立し、トラックの轟音が鳴り響いていた中国の地方都市。そこには今、コンクリートが剥き出しになった巨大な未完成マンション群が、墓標のように延々と連なっている。 「鬼城(ゴーストタウン)」と呼ばれるこれらの建築群には、ガラスの入っていない窓枠

11月20日に、グーグルの画像生成AI「NanoBanana Pro」がリリースされました。あまりにも性能が高くて、その上、汎用性も高いために、これまでの常識をまたもひっくり返す存在になりました。SNS上では、画像生成AIの話題はNanoBanana Pro一色になりました。その潜在能力の高さから、毎日のように新しい使い方の発見が続いています。なにより、画像生成AIの大きな壁であった同じキャラクターを出し続けられない「一貫性の問題」を完全に乗り越えたモデルと言えます。そのすごさをご紹介します。 使い捨てカメラの画質を再現 SSSS_CRYPTOMANさんが発見したプロンプトは、NanoBanana Proの潜在能力の高さを示すものでした。プロンプトは「低画質な使い捨てカメラで撮影した1枚の日常写真。日本の高校生が撮影した下手くそな写真。」というものです。これによって、撮影すると、90

南アフリカ、クルーガー国立公園の岩の上でくつろぐヤマネコ(Felis lybica)。(RICHARD FLACK, NATURE PICTURE LIBRARY) 街の雑貨屋でも離島でも、あらゆる場所で見かけるネコ。しかし、人はいつ、どこで野生のネコを飼うようになったのだろうか? この謎解きは簡単ではないが、古いネコの骨のDNAを広く分析した研究の結果から、従来の説とは異なり、現在のイエネコ(Felis catus)の起源は北アフリカで、ヨーロッパにやってきたのはわずか2000年ほど前であることがわかった。論文は11月27日付けで学術誌「Science」で発表された。 考古学や古い遺伝子の研究に基づいた従来の説によると、イエネコを飼い始めたのは1万年ほど前の中東で農業をしていた人々で、ネズミの駆除に役立つことから、ヨーロッパに移住する際に連れていったとされていた。(参考記事:「イエネコの
楽天グループは12月1日、ストリーミングサービス「Rakuten TV」上で、動画を単品で購入する形式の商品「購入コンテンツ」の販売を12月25日で終了すると発表した。販売を終了する理由は説明していない。すでに購入した動画は、2026年12月までしか視聴できない。 「Rakuten TV」アプリにダウンロード済みの購入コンテンツについても、26年12月以降は視聴できなくなる。一方、「BL」「ブロマンス」「LGBTQ+」関連の購入コンテンツは、新たな視聴方法を提供予定。開始予定日は26年内としている。 なお、Rakuten TVが提供しているその他のサービスである「レンタルコンテンツ」「定額見放題」「ライブ配信」については引き続き提供を続けていく。 この発表を見たXユーザーからは「購入すればずっと視聴できると思ってたからレンタルじゃなくて購入にしたのに……」「そういう可能性あるの知ってたけど

2025年12月1日【重要】Rakuten TV 「購入コンテンツ」の販売および視聴終了に関するお知らせ 平素より「Rakuten TV」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、「Rakuten TV」にて販売しております「購入コンテンツ」につきまして、2025年12月25日(木)12:00をもって販売を終了させていただくこととなりました。ご購入いただいたコンテンツの視聴可能期間は2026年12月まで(予定)となります。なお、「レンタルコンテンツ」「定額見放題」「ライブ配信」につきましては、引き続きご利用いただけます。 「購入コンテンツ」販売および視聴終了の詳細につきましては、以下をご確認ください。「購入コンテンツ」の視聴可能期間の詳細については、後日改めて当サイト上にてご案内させていただきます。 また、「Rakuten TV」で取り扱う「BL」・「ブロマンス」・「LGBTQ

猫の投げかける「ニャー」に男女差はあるのか?猫の投げかける「ニャー」に男女差はあるのか? /Credit:Canva「なぜかこの人にだけ、うちの猫はよく鳴く気がする」 そう感じたことがある方もいるのではないでしょうか? 呼んでも来ないのに、玄関の音がした瞬間だけは、しっぽを立てて走ってきて「ニャー」と挨拶する――そんな“猫あるある”の裏側に、猫なりの細かい駆け引きが隠れているかもしれません。 動物の世界では、「挨拶行動」が、仲直りや仲良し確認のために大きな役割を果たすことが知られています。 ハイエナやゾウでは、特徴的な挨拶のしかたを通して、社会の秩序や協力関係が保たれています。猫はもともと単独で狩りをするハンターですが、エサが豊富な場所では集まって暮らし、お互いに毛づくろいをしたり、体をこすりつけ合ったりして関係を作る「社会的に柔軟な動物」だと考えられています。 人と猫のコミュニケーシ

Prime Minister Takaichi can use Beijing’s rhetoric to advance her agenda. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg中国との外交摩擦は、就任からわずか1カ月の高市早苗首相にとって望むところではなかったかもしれない。 だが、トランプ米大統領の来日やクマ被害の増加といったニュースが続く中で、台湾に関する高市氏の発言を受けた中国側の対応ほど、国内世論を結束させる要因はない。 発端は、中国の薛剣駐大阪総領事がX(旧ツイッター)に投稿した「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬のちゅうちょもなく斬ってやるしかない。覚悟ができているのか」という脅しだ。 これに加え、中国外務省のX公式アカウントには「台湾問題で火遊びをするな」「火遊びをすれば必ず身を滅ぼす」といった警告が並び、中国人民解放軍の機関紙「解

『ピル承認秘話 わが国のピル承認がこれほど遅れた本当の理由(わけ)』(薬事日報社)を出版した、産婦人科医の北村邦夫さん。承認にこぎつけるためにどんな戦略で動いたか、今だから言えることを明かします。

11月18日午後8時48分ごろから、Xをはじめとした各種Webサービスが利用しにくい状態になった。影響範囲が広いことから「インターネットが壊れた」との声も聞かれる。原因はCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)と呼ばれるサービス「Cloudflare」での障害。耳慣れない言葉だが、普段使うWebサービスにおいてどのような役目を果たしているサービスなのか。 CDNとは、ユーザーがWebサイトにアクセスした際に発生する、Webサイト側の負荷を分散するための技術の一つ。通常、Webサイトへのアクセスは本体となるサーバが処理するが、複数の別サーバを配置することで処理を分散。Webページの表示速度などを向上する。常に大量のアクセスがあるECサイトやニュースサイトといったサービスでよく活用されているため、今回のような障害が起こった際には、さまざまなサービスにアクセスしにくい状態につながることもあ

Honour guardsline up before a welcoming ceremony for Thailand's King Maha Vajiralongkorn and Queen Suthida at the Great Hall of the People in Beijing on November 14, 2025. (Photo by TINGSHU WANG / POOL / AFP) (Photo by TINGSHU WANG/POOL/AFP via Getty Images) Photographer: TINGSHU WANG/AFP中国の「戦狼外交」が終わったなどという「対中ハト派」の言葉を信じてはいけない。高市早苗首相による台湾を巡る発言で、中国はあっという間に攻撃姿勢に転じた。 日中間の新たな火種となったのは11月7日の高市氏の発言だ。台湾に

作ってあげてるよね。 高市首相の熱心な支持者の間では「あれは来援した米軍に対する武力行使のことを言っているんだ」みたいな擁護が出回ってるので質疑の全文を眺めてみたけど、いや、その解釈は無理があるだろう、というか、このままだと「台湾に対する武力行使」だと明言しかねないからって岡田が日和ってるじゃん。 〇岡田委員 海上封鎖をした場合、存立危機事態になるかもしれないというふうにおっしゃっているわけですね。 例えば、台湾とフィリピンの間のバシー海峡、これを封鎖されたという場合に、でも、それは迂回すれば、何日間か余分にかかるかもしれませんが、別に日本に対してエネルギーや食料が途絶えるということは基本的にありませんよね。だから、どういう場合に存立危機事態になるのかということをお聞きしたいんですが、いかがですか。 〇高市内閣総理大臣 これはやはり他国に、台湾でしたら他の地域と申し上げた方がいいかもしれま

環境省によれば、今年4月~10月までのクマによる被害件数は176件、被害者数は196件と過去最悪のペースとなっている。連日、各所にクマの目撃情報、被害報告がニュースで報道され、われわれの日常を震撼させている。そんななか、本誌連載中の東出昌大がクマについて寄稿してくれた。猟師免許を持ち、日常的に山に出入りする東出昌大は現在のクマ報道をどう見るのか。(以下、東出昌大氏による寄稿)。 クマ報道が凄い。我が家にテレビはないが、そんな私でも連日のようにクマにまつわるニュースが飛び込んでくる。週刊誌などからも「クマについて取材させて下さい」と、今年だけで8件もご依頼を頂戴した。 しかし、報道が過熱しすぎだと思うし、メディアは「危ない!」「死のリスク!」などの言葉を拾い歩きたいという前提があるから、私の実感が伴う「そんな危ないもんじゃないですよ」というお答えは編集部にとって快く思われないことも分かってい

◆◆◆ ──村松さんのクリニックは「リストカットの傷あとに特化した形成外科」をうたっていますね。全国でも珍しいのでは。 村松 2017年に開業以来、1200人以上の自傷患者さんを診てきました。でも昔は、自傷する人への苦手意識があったんです。 僕が医者になったのは2000年ですが、最初は総合病院の研修医だったので、夜間は入院患者さんや救急外来に対応する当直勤務がありました。夜なので自傷の患者さんも多かったのですが、交通事故など他の理由で来院する人たちとは印象が違ったんですよね。 「『自傷する人は“かまってちゃん”だろう』と思っていました」 ──どんなところが違ったのでしょう。 村松 夜間の救急外来に来るほどなので、たいていは腕を深く切っているんですよ。いわゆる「リストカット」です。気づいた家族があわてて連れてきたり、救急車で運ばれてくるんですが、当のご本人はなぜかスッキリとした表情をしている

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