政情不安が続く南米のベネズエラでは、再び全国的な停電が起きていて、政府は学校や企業を休みにして復旧を急ぐとしていますが、めどは立っておらず、都市機能がマヒする事態になっています。 南米のベネズエラでは、反米を掲げ独裁を続けるマドゥーロ大統領と、アメリカの支援を受け暫定大統領を名乗るグアイド国会議長が対立し、政治的な混乱が続いています。 ベネズエラでは今月に入り、大規模な停電が断続的に起きていて、25日からは、再び全国的に停電が続いています。 この影響で地下鉄なども止まっていて、市内ではバスを待つ人の長い列ができているほか、市民が遠くまで徒歩で移動したりしています。 また、基地局が機能しないため携帯電話やインターネットなどもほぼ全面的に使用できない状態になっています。 さらに、政府は被害状況を発表していませんが、自家発電の設備のない多くの病院で、人工呼吸器や人工透析などの機器を動かすことがで

【サンパウロ=外山尚之】政情混乱が続くベネズエラで、7日に全土で発生した停電が長引き、深刻な被害が生じている。病院では透析機器や人工呼吸器が使えなくなり、死者が相次ぐ。主電源の喪失に加え、バックアップ電源が機能せず、復旧のメドがたたない状態だ。食料不足にも拍車がかかっており、深まる人道危機に歯止めがかからない。7日夕方に発生した停電は同国最大の電力供給源であるグリ水力発電所(ボリバル州)の整備

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