情報を盗み出すだけでなく、入手した情報をAIに学習させると脅迫し、身代金を求める──こんな手口を用いるハッカー集団が登場した。アート系サービスを攻撃し、イラストなどアート作品のデータを複数のAI企業に提供すると脅す事例があったという。NTTグループでセキュリティ事業を手掛けるNTTセキュリティ・ジャパンが10月16日に公開した月次レポートによれば、この手口を用いるのは「LunaLock」というランサムウェア集団。LunaLockは9月1日、アート作品の受発注プラットフォーム「Artists&Clients」を攻撃し、データベースやユーザーの個人情報、アート作品など全データを窃取・暗号化したと主張。サービスの運営組織に5万ドルの身代金を要求した。 さらに身代金が支払われない場合には、全データを公開するだけでなく、入手した全てのアート作品のデータを複数のAI企業に提供し、学習用のデータセット

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