連載:グッドパッチとUXの話をしようか 「あの商品はどうして人気?」「あのブームはなぜ起きた?」その裏側にはユーザーの心を掴む仕掛けがある──。この連載では、アプリやサービスのユーザー体験(UX)を考える専門家、グッドパッチのUXデザイナーが今話題のサービスやプロダクトをUXの視点で解説。マーケティングにも生きる、UXの心得をお届けします。本記事はグッドパッチブログ「【イカしたUIを見る】Vol.5 スマホから飛び出した体験設計!リアルの世界でこそ輝くUI」の加筆版です。 近年、多くの店舗が効率化のためにセルフレジを導入し、「自分で商品をスキャンして支払う」光景はもはや当たり前になりました。しかし、その操作方法は店舗によって大きく異なり、利用者が戸惑う場面も少なくありません。実際、セブン-イレブンのセミセルフレジやローソンのセルフレジが「分かりにくい」と話題になったのは記憶に新しいでしょ

サイバーエージェントは本日2025年11月14日、公式サイトにて2025年9月期における決算短信を発表。 決算短信では、同社の子会社サイゲームスが運営する『ウマ娘 プリティーダービー』による、コナミデジタルエンタテインメントとの特許権侵害訴訟における和解成立の件において、特別損失として727百万円(7億2700万円)計上していたことを明らかにした。
株式会社 Cygames(以下「サイゲームス」、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邊耕一)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下「コナミデジタルエンタテインメント」、本社:東京都江東区、代表取締役社長:早川英樹)が当社に対して提起していた『ウマ娘 プリティーダービー』に関する訴訟(以下「本件訴訟」)、および当社が本件訴訟の対象特許に対して請求した無効審判(以下「本件無効審判」)について、和解することといたしました。本件をめぐる対応として、2023 年 3 月 31 日付で訴訟を提起されて以降、当社は本件訴訟に係る全ての対象特許(18 件)に対して無効審判を請求してまいりました。 当社は、特許権侵害の事実はないと確信しておりますが、紛争の早期解決と『ウマ娘 プリティーダービー』のユーザーのみなさまに今後も長く安心してお楽しみいただける環境の確保を図る観点から、このたび和解す

ゲーム ポケットペア側は「動く標的」戦略を展開 『パルワールド』訴えた任天堂が苦戦中? 訴訟中に特許の文言を修正 Image:Pocketpair 任天堂および株式会社ポケモンは、同社の『ポケットモンスター』シリーズを想起させる人気ゲーム『Palworld(パルワールド)』を開発したポケットペアを、2023年9月に特許権侵害を理由として提訴した。この訴訟は日本国内で提起されたものであり、現在も継続中である。 一般に「最強」とも評される任天堂の法務部であるが、今回は苦戦を強いられているようだ。ゲーム業界の訴訟やIP関連に詳しいメディア「Games Fray」によれば、任天堂は訴訟の過程で一部の特許内容を修正するなど、さまざまな手段を講じているという。 今回の訴訟で根拠とされているのは、以下の3件の日本特許である。 モンスターなどの「捕獲」メカニズム(特許第7545191号) 捕獲に関連する追

sponsored デノン「DHT-S218」をレビュー これは感激の便利さ。PCユーザーのための、生活が変わるサウンドバーの使い方 sponsored 知っている人は選んでいる! 端子はなんと11個、GaN で96Wの高速充電もできる、ベルキンのドッキングステーション sponsored G-Master Spear X870A、PremiumLine Z890FD、G-Master Spear Mini B850Aが◎ サイコムの売れ筋TOP3カスタムで構成するド鉄板ゲーミングPC3選、容量26.3Lのミニタワーも sponsored Zoom認定コミュニティリーダー・株式会社パートナープロップ 磐崎友玖氏 Zoomを極めたプロは「Zoomは単なるビデオ会議ツールではない、収益向上ツール」と語る sponsored MSIの「Project Zero」対応製品レビュー 見たら最後、欲

動画サイトの「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが、再生中に視聴者のコメントを流す特許を侵害されたとして、「FC2動画」の運営会社などを訴えた裁判で、最高裁判所は特許権の侵害を認め、FC2側に配信の停止と1億1000万円余りの賠償を命じました。 ドワンゴは再生中の動画に視聴者のコメントを重ならないように流す特許を持ち、アメリカに本社を置く「FC2」などに特許権を侵害されたとして配信停止と賠償などを求めました。 特許権は、日本国内でのみ有効とされる「属地主義」がとられ、FC2のサーバーがアメリカにあることから、効力が及ぶのかどうかが争点になりました。 3日の判決で最高裁判所第2小法廷の草野耕一裁判長は「国境を越える情報流通が容易となった現代では、国外からの送信でも実質的に国内でプログラムが提供されている時などは特許権の効力が及ぶ」という判断を示しました。 そのうえで今回は特許権の侵害にあたると

こんにちは。eスポーツライターの小川です。ゲーム業界では毎年のように、訴訟騒ぎが起きています。 任天堂 vs コロプラ(2018年-2021年:『白猫プロジェクト』)、コナミ vs Cygames(2023年-現在:『ウマ娘 プリティーダービー』)は記憶に新しく、2024年からは、任天堂によるポケットペアに対する訴訟(『パルワールド』)が進行中です。 コロプラ訴訟はコロプラ側が和解金33億円を支払うことで決着となりましたが、2007年~2017年の日本において、特許の損害賠償として認められた中央値は約2300万円なので、ゲーム業界における特許関連の訴訟が、いかに高額になるのかを物語っています。 世間的にもゲーム業界の訴訟に注目が集まるなか、2025年1月10日に「東京eスポーツフェスタ2025」で、ビジネスセミナー「ゲーム業界における知的財産権の重要性について」が実施されました。登壇は、

音声データ圧縮技術およびファイルフォーマットのMP3は非常に広く普及していますが、一昔前までは特許関連の問題から音声編集アプリにMP3エンコード機能を標準搭載できない状況にありました。記事作成時点ではMP3の特許は失効しており、MP3関連の機能を搭載したソフトウェアを自由に配布できるようになっています。 You Didn't NoticeMP3 Is Now Free https://idiallo.com/blog/listen-mp3-is-free What doesit mean thatMP3 is free? | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=42957517MP3はドイツのフラウンホーファー研究機構が開発した音声データ圧縮技術で、音質の低下を抑えつつファイルサイズを小さくできる技術として大きな支持を得

近年、ブロック玩具のレゴは単なるおもちゃの枠を超え、時に投資対象としても注目を集めています。数十万円のレゴセットが盗難に遭ったというニュースや、一つのミニフィギュアが数十万円で取引されるという事例は、現代におけるレゴの価値を象徴しています。なぜレゴはこれほどまでに高価なのかについて、ブロック玩具の通信販売サイトであるLatericiusが解説しています。 7 reasons why LEGO® is so expensive, plus cheaper alternatives – Latericius https://latericius.com/en/blogs/blog/why-is-lego-so-expensive レゴは玩具業界の最大手として、プレミアムブランドの地位を確立しています。AppleやNikeのような他のプレミアムブランドと同様に、レゴは高品質と革新性を重視した価格

愛知県は、鹿児島県に次いで全国2位の養殖うなぎの産地で、農林水産統計(2020年5月)によると2019年は4,362トンが生産されています。 この度、愛知県水産試験場内水面漁業研究所(西尾市)では、ほとんどが身の固い雄に育ってしまう養殖うなぎを、身が柔らかい雌に成長させることで、大きくて、おいしいうなぎを作り出すことに成功しました。 この技術を活用し、うなぎの稚魚であるシラスウナギを大きく育てることで、限りあるうなぎ資源の有効利用とともに、県産うなぎの供給量拡大が期待できます。
ポケットペアは11月8日、任天堂とポケモン(東京・港)から提起されている特許権侵害訴訟について詳細を一部公開した。ポケットペアが1月に発売したパルワールドは、生き物「パル」が暮らす世界を舞台としたゲーム。世界中で人気を博した一方、任天堂とポケモンから「複数の特許権を侵害している」として訴訟を起こされていた。 (関連記事:任天堂、「パルワールド」開発元を提訴 著作権ではなく特許権侵害で) 訴訟で際立つのは任天堂の“特許網”構築の速さだ。 ポケットペアによれば、争点となっている特許権は3つある。これらの特許が登録されたのは2024年の5~8月。パルワールドが発売された1月19日から数えて、任天堂はおよそ7カ月で3つの特許を用意したことになる。特許に詳しい弁理士法人シアラシア代表弁理士の嵐田亮氏は「動きが速い。知的財産訴訟のノウハウが蓄積されているのだろう」と評する。 任天堂の最初のアクションは

なにわづ @imawo_harubeto 先人の作ったマシンとOSの上で、先人の作ったデバイスとソフトを用いて、先人の書いた言語とライブラリを借りて、先人の考えたデータ構造とアルゴリズ厶に感謝してプログラミングをしている 依拠性の程度はそれぞれでも、巨人の肩の上に乗らなければcreationは成り立たないと思う 2024-10-03 09:22:12

ひとつの寓話から始めたい。『サルたちの狂宴』という、シリコンバレーのスタートアップ企業を運営していた人間が自らの経験を記した本がある。FacebookやAppleで活躍した著者は、当のスタートアップについて自嘲的にこう語る。 スタートアップとは、新しいアイディアによって華やかな未来を提案する夢のある新興企業のように思える。しかし著者にとってそれは、本の原題である“カオスモンキー”に近いものだ、と。 カオスモンキーとは、自社のシステムが障害に耐えられるかどうかを試すために、意図してシステム障害を起こすプログラムのことだ。『サルたちの狂宴』では、スタートアップの台頭とはある種、「社会にとってのカオスモンキーのようなものだ」と喩えてみせる。 たとえばUberの登場によって既存のタクシー業界が影響を受けたように、新興サービスが台頭するということは、既存の社会が無傷でいられるか、どんな犠牲を払うこと

ついに巨人の堪忍袋の緒が切れたようだ。 任天堂は9月19日、「ポケットモンスター」のライセンス管理などを担うポケモンと共同で、ゲーム開発会社のポケットペアに対し、特許権侵害訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。提訴は9月18日付。 任天堂側は、ポケットペアが1月に発売したゲーム「パルワールド(Palworld)」が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差し止めと損害賠償を求めている。ポケットペアは9月19日、「訴状を受領しておらず、先方の主張や侵害したとする特許権の内容等について確認できていない」とのコメントを公表。パルワールドの運営、提供は続けるという。ポケモンが出していた“警告文” 「提訴はやはりという感じだ。さすがに目に余ったのだろう」。ゲーム業界関係者からは、任天堂の対応を淡々と受け止める声が上がる。 ポケットペアは、仮想通貨取引所コインチェックの共同創業者でもある溝部

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