お中元がめんたいこの缶詰だったことに腹を立てて40代の男性を脅したとして、福岡県警は13日、指定暴力団山口組傘下組織の組長藤浦良幸容疑者(62)=同県朝倉市甘木=を暴力法違反の疑いで逮捕し、発表した。「脅迫していない」と否認しているという。 暴力団犯罪捜査課によると、藤浦容疑者は7月23日、男性から届いたお中元がめんたいこの缶詰セットだったことに憤慨。携帯電話で「甘木におられるとは誰のおかげと思いよるとか。おられんごとしてやるけんな」などと組の威力を示して脅した疑いがある。 2人は古くからの知り合いで、男性は以前からお中元を贈っていた。ここ数年は3千円ほどのめんたいこだったが、今年は缶詰セット(約2千円分)だった。県警は、お中元が安価で質素になったことに藤浦容疑者が激怒したとみている。

24日午前7時50分ごろ、福岡県岡垣町南高陽のJR鹿児島線近くの道路から乗用車が線路上に転落し、走行してきた上り普通電車(6両編成)と衝突した。県警によると、車を運転していた男性が病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。普通電車の乗客約300人に、けがはなかったという。 JR九州は鹿児島線は博多―小倉間の上下線で一時運転を見合わせたが、同日午前10時40分ごろまでに運転を再開した。 現場は遠賀川(おんががわ)―海老津(えびつ)駅間。折尾署によると、乗用車は線路から高さ約15メートルのところにある道路のガードレールを突き破り、転落した。電車の運転士が急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。 現場近くに住む無職男性(70)は「通りかかったら車が線路の間で横倒しになり列車が立ち往生していた。警笛がたくさん鳴って近所の人も集まっていた」。別の無職男性(69)は「踏切での事故かと思った

宗像大社(福岡県宗像市)は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産への登録が決まった沖ノ島を保護するため、毎年5月に島で開催してきた現地大祭を来年から中止する方針を固めた。原則入島禁止で、年に1度だけ一般の上陸が認められる機会だったが、遺産登録に合わせて運用を厳しくする。 宗像大社によると、大祭は日露戦争の日本海海戦が1905年に沖ノ島近海であり、日本が勝利したのを記念。戦前は本土の宗像大社で式典をしたが、58年からは大社の沖津宮(おきつみや)がある沖ノ島で海戦のあった5月27日に開催し、両国の戦没者を慰霊してきた。 沖ノ島に一般男性の参拝が認められているのはこの日だけで、毎年、全国から公募で選ばれた200~250人が参拝していた。 ユネスコの世界遺産委員会は…

10代後半の娘に金魚の死骸を食べさせたとして福岡県警は16日、母親の福岡県久留米市荒木町荒木、無職尾形優子容疑者(46)と同居する自営業江上孝容疑者(46)=いずれも逮捕監禁致傷罪などで公判中=を強要の疑いで再逮捕し、発表した。 久留米署によると、2人は昨年6月初旬ごろ、自宅アパートで娘に「全部食べて」などと言い、30匹以上の金魚の死骸を無理やり食べさせた疑いがある。飼っていた金魚のえさのやり方に文句をつけ、水槽に洗剤を入れて金魚を死なせた上で、食べさせたという。尾形容疑者は容疑を認め、江上容疑者は「そんな事実はありません」と否認している。 両容疑者は昨年、娘をロープでベッドの柵に縛り付けて監禁して顔を殴るなどの暴行を加えたほか、舌にたばこの火を押し付けたなどとして逮捕され、起訴された。昨秋以降、両容疑者の逮捕は5回目。

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