台湾、コロナ再燃で厳戒態勢 5000人を自宅隔離へ 2021年01月25日17時40分 【台北時事】台湾では今月中旬に確認された病院内のクラスター(感染者集団)を発端に、新型コロナウイルスの感染が再燃している。政府対策本部は最高レベルの厳戒態勢を敷き、クラスターが発生した北部・桃園の病院に入院歴のある人や同居家族に、2週間の自宅隔離を強制。対象者は最終的に5000人規模に膨らむ見通しだ。昨年来のコロナ禍で「最大の正念場」(地元メディア)を迎えている。台湾総統「東京五輪実現して」 コロナ禍日本にメッセージ台湾はこれまで、徹底した水際対策で感染を抑え込んできたが、今回の院内クラスターでは医師や看護師、患者に加え、家族にも感染が拡大。25日時点で15人の陽性が確認された。同病院では新型コロナ患者を専門に収容する病室と、その他の病室を階層で分けているが、非コロナ階層の病室に入院していた60代男

欧州、コロナ感染拡大で再規制 地元からは不満噴出 2020年09月27日07時07分 25日、フランス南部マルセイユで、飲食店の営業禁止措置に対し抗議の声を上げるデモ参加者(AFP時事) 【パリ時事】新型コロナウイルスの感染が再び増加している欧州で、感染防止のための規制を再強化する動きが広がっている。累計感染者数が70万人を超えたスペインでは、マドリード自治州政府が首都の一部を含む移動制限の対象範囲を拡大。フランスでは南部マルセイユで飲食店の営業が禁止され、地元自治体から反発の声が上がっている。 マドリード自治州は21日、首都マドリードの一部などで移動制限を発動。通勤や通学、通院以外での居住区域外への移動を制限した。自治州政府は25日、対象地域を28日から拡大すると発表。ただ、中央政府が要請していた首都全域での制限には踏み込まなかった。 AFP通信によると、これを受けてイジャ保健相は「決意

スウェーデン、対応を反省 新型コロナで独自路線 2020年06月03日22時43分 スウェーデン政府の疫学者アンデシュ・テグネル博士=5月7日、ストックホルム郊外ソルナ(AFP時事) 【ロンドン時事】新型コロナウイルスへの対応でロックダウン(都市封鎖)を行わない独自路線を進んでいるスウェーデン政府の疫学者アンデシュ・テグネル博士は3日、地元ラジオのインタビューで「われわれの取った行動には明らかに改善すべき点がある」と述べ、反省の念を示した。地元メディアが報じた。 「封鎖せず」独自路線 自主性尊重、「集団免疫」目指す―スウェーデン・新型コロナ スウェーデンは多数が自然感染して免疫を持つことでウイルスを抑制する「集団免疫」の獲得を目指した。世界的な注目を浴び、国内でも支持を集めた一方、最近では批判にもさらされている。 ロックダウン(都市封鎖)が行われず、屋外で楽しむスウェーデンの人々=4月22

フランス、来月11日に外出制限解除 ウイルスとの「共存必要」―新型コロナ 2020年04月29日06時20分 【パリ時事】フランスのフィリップ首相は28日、議会で演説し、新型コロナウイルスの感染拡大防止目的の外出制限を5月11日から段階的に解除する方針を明らかにした。3月から一斉休校となっている学校は、地域や学年に応じて徐々に再開する。 フィリップ氏は新型ウイルスの感染について、「緩やかだが縮小が確認された」と指摘。店舗休業により経済が深刻な影響を受けていることを踏まえ、「ウイルスと共存していかなければならない。いつまでも制限は続けられない」と強調した。 5月11日以降、店舗は感染防止対策を取った上で営業を再開するが、飲食店は少なくとも6月初頭まで休業。また、公共交通機関を利用する際はマスクの着用が義務付けられる。 新型コロナ最新情報 日韓関係 香港問題

独、コロナ「制御可能に」 二次感染が基準下回る 2020年04月17日19時03分 【ベルリン時事】ドイツのシュパーン保健相は17日の記者会見で、新型コロナウイルスについて、「制御可能な状態になった」と表明した。重要な指標と位置付ける1人の感染者からの二次感染者数が基準値を下回るなど、良好な傾向が鮮明になってきたという。 シュパーン氏は「感染状況を、急拡大から緩やかな増加に抑え込むことに成功した」と自賛した。ドイツは来週から、小中規模店舗の再開など、制限の一部緩和を始める。シュパーン氏は「ウイルスと共に生きることを学ぶ必要がある」と述べ、感染リスクが残る状況を前提に、社会経済活動とのバランスを取っていくと説明した。 新型コロナ最新情報 日韓関係 香港問題

台湾、コロナ封じ込め成功 新規感染者ゼロも引き締め 2020年04月16日07時07分マスク姿で横断歩道を渡る子供たち=9日、台北(EPA時事) 【台北時事】台湾が新型コロナウイルスの封じ込めに成功している。14日は3月9日以来、36日ぶりに新規感染者数ゼロを達成。官民一体の取り組みが奏功した格好で、政府対策本部は「喜ぶに値するが、警戒はこのまま続けてほしい」と手綱を引き締めている。台湾でWHOへの反発広がる テドロス発言、不信増幅 15日は2人増え、感染者は累計395人。死者は6人にとどまる。感染者の大半は海外由来だ。 対策本部は外出自粛を特に求めず、人々はほぼ普段と変わらない生活を送る中、感染者や濃厚接触者、海外から戻った人に義務付ける14日間の隔離を徹底。隔離された人に1日当たり1000台湾ドル(約3600円)の補償金を支給する一方、違反者に最高100万台湾ドル(約360万円)の

夜行バスに若者次々 「東京出られなくなる」―週末控え、予定早め帰省・新型コロナ 2020年03月29日07時50分 高速バスターミナル「バスタ新宿」で東京から遠方に向かうバスを待つ乗客ら=27日夜、東京都渋谷区 首都圏の自治体などが外出自粛を要請した週末を前日に控えた27日夜、東京・新宿の高速バスターミナル「バスタ新宿」では、荷物を抱えたマスク姿の若者らが次々と夜行バスに乗り込んでいた。「東京から出られなくなるかも」。新型コロナウイルスの都内での感染者が急増する中、帰省の予定を早めた人もいた。 安倍政権、新型コロナ感染爆発に危機感 首都「外出自粛」受け対応加速 「東京から出られなくなるかと思った。帰れそうでほっとした」。就職試験のため上京した専門学校1年の女性(19)=仙台市=は、予定を2日早めて盛岡市の実家に帰省するため、ベンチで盛岡行きのバスを待っていた。友人と会うつもりだったが、小池

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