当時のアベノミクスは「金融緩和・財政出動・成長戦略」の三本の矢を打ち出した。そんな浜田氏は言う。 「かつてと状況が変わった」――。 サナエノミクスとも呼ばれる高市首相の掲げる経済施策。高市氏は総裁に当選した直後の会見で「デフレではなくなったと安心するのは早い」と述べ、政権発足後は「責任ある積極財政」を掲げて戦略的な財政出動を謳った。 高市早苗総理 ©時事通信社 日経平均株価は5万円を越え、内閣支持率も7割超。だが足元では物価高が止まらず、賃金上昇は追いつかない。 8日に審議入りした補正予算案は一般会計の歳出が18.3兆円と、コロナ禍以降最大規模まで膨らんだ。 ――まず金利についてはどうですか。 「私はかつて、大規模な金融緩和を安倍氏に提言した立場です。しかし、今の日本に必要な政策は真逆」 安倍晋三元総理 ©時事通信社 浜田氏がそう語る真意とは? 「週刊文春」は、浜田氏の直言「サナエノミクス

中国で作られたアニメがいかによくできているか、という話をした瞬間に、それは今の悪化する日中関係の中では「中国脅威論」として解釈されてしまうからだ。筆者自身、要するに中国はアニメでも日本を追い越してるという話がしたいんでしょ? と言わんばかりに目の前で心を閉ざす知人の反応を何度見たか分からない。 でもそうではないのだ。『羅小黒戦記』シリーズの本質はテクノロジーにあるわけじゃない。確かにスタッフの技術は高いのだが、CGを使った最新技術とか、巨額の制作費と人員を投じているとか、そういう物量で圧倒してくるわけではない。アニメーションの線はシンプルで、むしろ懐かしいクラシックな香りがする。でもそのシンプルな線で動きの芯をとらえる絵の見事さは、昔のカンフー映画に登場する、大剣を振り回す大男たちを煙管一本で制してしまう拳法の老師みたいな見事さだ。 日本のアニメーターも絶賛する“職人技” 2019年、前作

父の敵討ちに失敗し、「死者の国」で再び復讐に向かう孤独な王女を描いた、細田守監督4年ぶりのアニメ映画『果てしなきスカーレット』。主人公の声を担当した芦田愛菜(21)が、次に挑戦する大作が――。 CM起用社数23社の芦田愛菜 慶應大学で学ぶ傍ら、テレビにCMにと、相変わらず活躍中の芦田。今年3月には国連開発計画の親善大使にも就任した。芦田の前任者で、27年間にわたって親善大使を務めた、俳優の紺野美沙子が語る。 「就任にあたって、上品なりぼん柄のカードに直筆のお手紙を頂きました。27年間を労う言葉と共に『新しい経験にワクワクしている』『これから少しずつ学んで、自分らしく務めを果たしていきたい』という愛菜さんの想いが書かれていた。学業やお仕事にお忙しいでしょうに、きちっとした方だと感心しました」

高市早苗首相と討論を行う参政党の神谷宗幣代表=国会内で2025年11月26日午後3時47分、平田明浩撮影参政党の神谷宗幣代表は26日の記者会見で、梅村みずほ参院議員を党のボード(役員会)のメンバーから解任したと発表した。梅村氏が党内の情報管理についてのガイドラインに従わなかったとし「故事に例えるなら『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』だ。決めたルールを守らないと組織や集団は維持できない」と述べた。 梅村氏は参院国対委員長も辞任し、安藤裕幹事長兼政調会長が兼務する。いずれも25日付。 梅村氏を巡っては、週刊文春電子版が25日、党ボードメンバーで政調会長補佐を務める豊田真由子元衆院議員との間でトラブルが生じ、豊田氏が「激高した」などと報じた。梅村氏が文春の取材に対し「(豊田氏に)誤解を与えてしまったのかもしれない」などと一部記事内容を認めるような発言も掲載された。 一方、参政党は25日、記事内容

記者の名刺を自身のXに投稿 まとめると、しんぶん赤旗日曜版は10月29日配信の電子版で、藤田氏による「税金還流」疑惑を報じた。藤田氏側が公設秘書の会社に税金を原資とする多額の資金を支出していた、と指摘する内容だった。これに対して藤田氏は「すべて実態のある正当な取引」と反論。質問状に対する回答が記事に反映されていないとし、記者の名刺を自身のXに投稿した。 そのあと赤旗は(1)取材活動への重大な妨害、威嚇行為(2)個人情報の無断公開によるプライバシー侵害――の2点を問題視し、対応を求めていた。 専門家は記事中で(2)についてはプライバシー権の侵害には「当たらない」との見方を示した。記者は匿名性がある仕事ではなく、記者の名前や所属部署について「プライバシーの合理的期待があるとは言えない」ためだという。 では(1)はどうか。 藤田氏が記者の名刺をXに投稿したのは、自身にとって不都合な記事を出された

――来年3月にWBCがあります。山本選手の投げる姿を見たいファンは多いと思います。 「今はまだ、やり切ったばかりで疲れもあるし、3月のことは想像できないですけど。オフに身体も、脳みそもリフレッシュして、なんとか心身を回復させて、徐々に練習の強度も上げていきたいですね。WBCは野球少年たちも楽しみに見るでしょうから、彼らに何か感じるものを、伝えられたらいいなと。ベストを尽くして、その場所を目指したいと思います。一方で、僕自身の身体の調子もありますし、ドジャースの来シーズンも、ものすごく大事なので、いろんな状況を見極めながら、慎重に決めていきたいなと思います」 〈9000字インタビューの記事全文では、「ワールドシリーズの舞台裏」「中0日登板の立役者となったトレーナー」「大谷翔平&佐々木朗希」について本人が赤裸々に明かしている。9000字インタビューの記事全文は「週刊文春 電子版」で読むことがで

昨年の死者数はインフルエンザの12.5倍、下水には5年前とほぼ同じ量のウイルスが…「コロナはまだ終わっていない」と断言できる“これだけの根拠”《感染症専門医が解説》2023年5月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)が5類感染症へと移行してから、約2年半が経過した。世間では「コロナは終わった」という雰囲気が広まり、マスクをしない日常が当たり前になりつつある。 今夏には、喉の痛みが「カミソリの刃を飲んだよう」とも表現された新型株・ニンバスの流行に注目が集まった一方で、いわゆるコロナ禍の頃のような連日の報道はされなかった。 果たして、コロナは本当に“ただの風邪”になったのだろうか。 減少しているように見えるが……感染者数が“不正確”な理由 「メディアへの露出の度合いは社会的な要素も絡んできますし、実際の流行とは必ずしも連動していません。実際には、5類移行後のコロナは夏と冬の年2回、決まっ

都市型ミニスーパー「まいばすけっと」の勢いが止まらない。コンビニをスーパー価格で脅かす“コンビニキラー”として、2025年10月3日現在で1都3県1271店に達している。 ほぼセールを行わず、白黒の素っ気ない値札と無難な品揃えで、無味乾燥な印象から「都民への罰」と揶揄されることもあるが、その便利さで広く受け入れられている。 一方西日本には、まいばすけっとの安さを多くの商品で圧倒しており、いつか“まいばす”を脅かすかもしれない「日本一安いコンビニ」とも語られる店がある。 岡山市に全9店舗を出店するコンビニスタイルのディスカウントミニスーパー「ら・む~マート」だ。圧倒的な安値の大型ディスカウントスーパー「ラ・ムー」など、西日本を中心にグループ全体で233店舗(2025年5月現在)を展開する、大黒天物産(岡山県倉敷市)による業態。 まいばすを圧倒? “日本一安いコンビニ”「ら・む~マート」の衝撃

あの男がついに公の場に姿を現す。その名は山上徹也(45)。10月28日午後2時、奈良地方裁判所大法廷に出廷する。3年前、参議院選挙で応援演説中の安倍晋三元首相を銃撃し殺害した事件の刑事裁判が、ようやく始まろうとしている。 我々の目に焼き付いている山上徹也は、大和西大寺駅北口バスロータリーで屈強なSPたちに組み伏せられた姿だ。 参院選終盤の2022年7月8日午前11時31分、安倍元首相は、集まった聴衆に向けて自民党候補の応援演説を行っていた。周辺を警戒するSPの視線が外れたわずか数秒の空白の時間に、背後からひとりの男が近付く。手にした手製のパイプ銃から放たれた弾丸は安倍氏に命中し、致命傷となった(享年67)。 銃撃された安倍元総理 Ⓒ時事通信社 逮捕直後の弁解録取や、その後の取り調べで山上は、「統一教会に恨みがありました」「統一教会と深い関わりのある安倍元首相を撃ちました」と供述。山上の母親

「10月6日に都内でおこなわれた『第21回クラリーノ美脚大賞2025』の授賞式も、米倉涼子さんは欠席しました。先月からこれでイベントは3連続辞退ということになります」(スポーツ紙記者) この日のイベントでは『オーバー40ty部門』に選出された米倉涼子(50)だったが、授賞式には欠席し、《本日は授賞式への出席がかなわず、大変残念に思っております。今回このようにご評価いただきましたことを、光栄に思います。これからも自身の体と向き合いながら、日々の小さなケアの積み重ねを大事にしてまいりたいと存じます》とコメントを寄せていた。前出のスポーツ紙記者は続ける。 「米倉さんは9月に入り、イベント出演を取り止めたという報道が相次ぎました。17日の『バーニーズニューヨーク銀座本店・アンバサダー発表会』、また25日に発表会が開催される予定だった高級自動車『ジャガー・ランドローバー・ジャパン』社の“アンバサダー

厚労省関東信越厚生局麻薬取締部、通称マトリが女優・米倉涼子(50)に対し、麻薬取締法違反容疑で本格捜査を進める方針であることが「週刊文春」の取材で分かった。 「週刊文春」取材班は今年6月上旬、マトリの捜査線上に米倉が浮上しているという情報を入手し、それ以来、約4カ月にわたり米倉の行動を確認してきた。 捜査が大きく動いたのは、8月20日。マトリが東京都内の米倉の自宅マンションに踏み込み、家宅捜索を実施したのだ。この自宅マンションは、米倉が交際中のアルゼンチン人ダンサー、X氏と半同棲生活を送る“愛の巣”でもある。 米倉の帰国時に直撃取材 家宅捜索の2日後、米倉はヨーロッパに向けて渡航し、約2週間にわたりロンドンなどを周遊した。家宅捜索での押収物について「違法成分が含まれている可能性が高い」という情報を入手した取材班は、9月6日の米倉の帰国時に直撃取材を行っている。 その後、米倉は9月17日に予

上級生による下級生への部内暴力を巡り、今夏の甲子園大会途中に出場を辞退した広陵(広島)の加害生徒とされる1人が10日、交流サイト(SNS)の投稿で名誉を傷つけられたとして、被害生徒の親権者を含む複数の人物を、名誉毀損(きそん)容疑で東京地検に刑事告訴した。代理人弁護士が同地検に告訴状を提出。告訴人の名誉回復に向けて、民事訴訟も検討していく考えを示した。 ◇ ◇ ◇ 甲子園大会の辞退からちょうど1カ月。夏の甲子園を騒がせた広陵暴力問題は新たな局面に突入した。加害生徒とされる3年生部員(既に引退)が、被害生徒の親権者らを相手取り刑事告訴した。代理人弁護士は「SNSを利用して誹謗(ひぼう)中傷を行うことが言葉の暴力になるということを改めてご理解いただきたく、本告訴に踏み切りました」と説明した。 告訴状などによると、学校側が作成した内部資料が流出し、告訴人ら選手の名前や顔写真がネット上に拡

高校野球の強豪、広島の広陵硬式野球部で上級生による下級生への部内暴力が発覚した問題で、加害生徒の1人が、交流サイト(SNS)上の書き込みにより名誉を傷つけられたとして、投稿を行った被害生徒の親権者とみられる者を含む複数の人物を、名誉毀損(きそん)罪で東京地検に告訴することが9日、分かった。 この問題を巡って、同校は今年8月に出場中だった全国高校野球選手権を途中で辞退。現在、捜査機関や学校側で調査が続けられている。 告訴の概要は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ 告訴人:広陵硬式野球部に所属していた高校3年生。名前は非公表 被告訴人ら:以下に例示・列挙する投稿を行った複数の人物 広陵野球部では今年1月末ころ、告訴人を含む複数の部員が下級生の部員1名に対して暴行や暴言を行った不祥事が発生した。 7月下旬ころより、被害者の親権者とみられる人物が、インスタグラムにおいて 「息子がいなくなった。」 「

「広陵が文春に対して出した声明は、僕が告発した野球部での暴力事案が、いかにも“でっちあげ”であるかのように思わせる内容でした。でも本当は違う。今回、この『診断書』を公開することにしたのも、僕の告発が実体験に基づくものだと証明するためです」 こう話すのは、かつて同校野球部で暴行の被害に遭い、右半身麻痺に陥ったAさんだ。 「週刊文春」は8月16日、「広陵高校野球部・元部員の衝撃告白」と題した記事(第1弾)を電子版で公開。2015年9月に同校野球部の1年生だったAさんが複数の上級生部員から暴力を振るわれ、意識を失って搬送された末に右半身麻痺に陥り、一時的に車椅子生活を余儀なくされた――という凄惨な体験の告発だった。 Aさんは2016年1月にも部内での集団暴行に遭い、その後、同校から転校した。2016年1月の件は当時も表沙汰となり、広陵は高野連から「対外試合禁止1カ月」の処分を受けていた。

【読売新聞】 読売新聞グループ本社は19日、週刊文春の電子版で配信され、20日発売の同誌に掲載される「石破首相強気のウラに読売の“謝罪”があった!」と題する記事について、事実無根の記事で名誉が著しく 毀損 ( きそん ) されたとし

広陵が「文春オンライン」の記事に声明 元部員の告発内容を否定「2015年秋頃に野球部内での集団暴行に遭ったという事実はありません」 拡大 第107回全国高校野球選手権の出場を辞退した広陵は16日、公式ホームページを更新。同日に「文春オンライン」が報じた記事に対する声明を発表した。 広陵は「本日付けで文藝春秋社による『文春オンライン』の記事において、2015年に本校に入学し硬式野球部に所属したA氏の訴えに基づく記事が掲載されております」と触れた上で、同社からの問い合わせを受けて12日に回答したと報告。「しかし、本校が回答した内容は、有料記事部分に要約が記載されているのみですので、誤解を避けるため、A氏が怪我をされた事象に関する本校から文藝春秋社への回答の概要を別紙のとおり公表させていただきます」とした。 ▽以下、広陵の声明本校から文藝春秋社に対する回答概要 (1)2015年4月に本校に入学

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く