米ウィスコンシン州プレーリードゥシーンで開かれた選挙集会で演説する共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ前大統領(2024年9月28日撮影)。(c)KAMIL KRZACZYNSKI / AFP 【9月29日 AFP】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は28日、ウィスコンシン州で演説し、民主党候補のカマラ・ハリス(Kamala Harris)副大統領を「精神障害者」と呼んだ。また、不法移民が一般市民の家に入り込み、喉を切り裂こうとしていると主張。11月の大統領選での返り咲きを目指して、人種差別的な発言を一段と激化させている。トランプ氏の発言は、ハリス氏が27日にメキシコとの国境を訪れ、亡命申請と不法移民の取り締まり強化を表明したことへの対抗とみられる。トランプ氏との接戦を繰り広げる中、不法移民問題は、世論調査でハリス氏の評価を最も下げているト

来年の米大統領選で再選をめざすドナルド・トランプ前大統領が、「不法移住はわれわれの国の血を汚している」といった扇動的な物言いを繰り返している。ナチ・ドイツを率いた独裁者アドルフ・ヒトラーを彷彿させるという反発が広がる一方で、「身内」の共和党から表立った批判は少ない。トランプは16日、ニューハンプシャー州で開いた集会で、米国に大量の移民が流入していることに言及した上で、「彼らはわれわれの国の血を汚している」と発言。その後、自身のSNS(交流サイト)「トゥルース・ソーシャル」にも同様の内容を書き込んだ。ヒトラーは著書『わが闘争』で「過去の偉大な文明が滅びたのは、最初に生み出された人種が血を汚されて死に絶えたからだ」などと主張した。トランプはヒトラーになぞらえられる発言をここ数週間で少なくとも4回している。 ジョー・バイデン米大統領の陣営や歴史家は、トランプの言葉遣いとナチのプロパガンダ(宣伝

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