貧困に苦しんでいる人に対し、どうしても「成功につながるポジティブなマインドセットに切り替えて、現在の境遇ではなく将来に目を向け、資格取得やスキルアップを目標にコツコツ努力すればいいのに」と考えてしまう人もいるはず。しかし、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで社会心理学の助教を務めるJennifer Sheehy-Skeffington氏は、「貧困に苦しむ人にポジティブなマインドセットを押しつけても役に立たない」として、その理由について解説しています。 Why we shouldn’t push a positive mindset on those in poverty | Psyche Ideas https://psyche.co/ideas/why-we-shouldnt-push-a-positive-mindset-on-those-in-poverty貧困に関する研究はこ

インドネシア・東ジャワ(EastJava)州のクディリ(Kediri)地区のタバコ会社の前で、ラマダン中にこの会社が配る施しのお金をもらうために待つ人々(2013年8月6日撮影)。(c)AFP/M. ANDIKA 【8月30日 AFP】貧困は人の知力を鈍らせ、IQ(知能指数)を13ポイント減少させる可能性がある――。貧困が脳に与える影響についての研究報告が29日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 研究報告によると、貧困は人の心的資源を枯渇させ、問題の解決や衝動の抑制といったことに対する集中力を減少させる。貧困状態は、睡眠不足の時や知能が低い場合と同じ影響をもたらすという。 論文の共著者、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)のJiaying Zhao教授は、「貧困状態は人の認識機能に影響を与え、正しい判断を

例えばあなたがたった一人で、どこか深い山の奥に置き去りにされたと考えてみて欲しい。あなたは着の身着のままで、このまま闇雲に歩き続けたらおそらく助からない。そう気づいたときについて想像してみて欲しい。 そういうことが、人生にはある。僕は人生で何度かその状態に陥ったことがある。経営していた会社が破綻して大きな借金を抱えた時、人生を変えようと故郷を離れた時。そういう時は、いつもゼロから生活を作り直すことを求められた。 それは二度と経験したいことではないけれど、貴重な経験ではあったと思う。それは、端的に言って「ゼロから100万円貯める」スキルを与えてくれた。人生は結構サバイバルなので、上手くサバイバルをやれると豊かな暮らしが出来る。 昔、先輩経営者がこんなことを教えてくれた。 「0から100万円貯めるのは、1000万を1億にするより難しい。でも、やり方さえ覚えれば何度でも出来る」 今思うと、あの人
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