「俺、市議会議員の立候補することになったから」 ひさしぶりにかかってきた父からの電話。その声はやけに明るく、あまりに突然で意味不明であった。それに対して返した言葉はこうだ。 「いいんじゃない。人生一度きりだしやりたいようにやったらいいんじゃない。協力できることはするよ。」 なんの根拠もなしに父のサポートをあっさりと引き受けていた自分がいた。わたし自身、人と違う生き方を何年も前からやっているからか、驚きはしたものの「ええやん父」くらいにしか思っていなかった。世の中をなめてる娘の67才になる父の挑戦だった。 ここだけみると「親子仲がいいんだな。これからあたたかい物語が始まるのかな」そう思うかもしれない。しかし、選挙戦というのはそんなにやさしいものではなかった。辛酸を嘗める物語が始まる。 母親の悲痛な叫び新潟から実家の千葉に帰ることができたのは選挙公示日(2019年4月14日)の1週間前だった。

東京都知事選が終わりました。 都民ではありませが、日本の首都たる東京の首長を選ぶ選挙となれば注目せざるを得ませんでした。 というわけで、外野からの感想です。 忘れてはいけないMVPの存在 今回の選挙では与党が分裂しているのに対して、野党は統一候補を立てることに成功するなど、ワイドショー的なエンタメ性も抜群でしたので、選挙戦序盤から報道も過熱気味で見世物としてもなかなか面白いものでした。 もっとも、野党統一候補となった鳥越氏が予想外にポンコツだったため、中盤以降は選挙戦というよりもポンコツ候補のスキャンダルに世論は湧いていたような気もしますが… そう、今回の選挙戦は鳥越氏の女性問題などスキャンダルが次々と明るみになるうえ、氏自身の言動なども問題視され、完全に自滅の形でフェードアウトしていった感があります。 そのため、勝敗を決した真のMVPの存在が忘れられているような気がするのです。 ですから

すでに報道で明らかになっているが、去る2016年7月10日に執行された参院選において、山田太郎候補が比例区において29万票余りの得票を得ながら落選した。 落選そのものは今回新党改革からの出馬であったことから予想されていたことであったし、驚くべきことではない。一人の当選者を出すために政党で100万票が必要である以上、どう考えても不可能なことであった。 しかしながら、山田が29万票も取るということはほとんどの人が予想していないことだった。選挙に携わる様々な団体の運動員、政党関係者、マスコミ、予想していなかった事態である。選挙終了後の20時の段階でマスコミは当確を出すが、その時点で山田は15万票でで落選という報道がされた。この15万票というのは、出口調査でのアンケートを参考にしながら、マスコミの専門家が分析しているものであるが、おおよそこの倍の数字が出たというのは、誰も予想していなかった得票数と
2015年夏、コミックマーケットでTPP著作権問題について話す山田太郎氏。(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ) 元SPEED並みの人気7月10日に投開票が行われた参議院議員選挙は、与党の圧勝で終わった。与党及びおおさか維新の会の議員数は、憲法改正を発議できる三分の二に達し、今後の焦点もそちらに移っていくだろう。 全般的に情勢調査通りの結果となった今回の選挙だが(詳しくは「『議題設定』が抑圧された選挙戦」)、このなかでちょっと興味深い現象も見られた。それは、新党改革から比例代表で立候補した山田太郎議員が、落選したものの個人得票で29万1188票も獲得したことだ。 この29.1万票とは、落選議員では圧倒的にトップだ。それどころか、全体でも13位に入る。民進党トップの小林正夫議員や社民党トップの福島瑞穂議員を上回る数字だ。上には、自民党の青山繁晴氏や片山さつき氏、歌手・今井絵

この前 「シリアのアサド大統領」って、もう.. http://anond.hatelabo.jp/20151123230548 「シリアのアサド大統領」って、もう自分が物心ついたころからニュースで流れているフレーズで、 それにしても長い間独裁政権が続いているもんだなあと思ったら、 いつの間にか息子が後を継いでいたことをしって、ちょっとびびった。 (後略) これへの当方のブクマ 今の2代目は死んだ兄がいて、自分は自由な英国で眼科医をやってて後を継ぐ気なかったが急遽呼び戻されたリアルゴッドファーザー。就任当初は民主化に進むのでは、と言われたりしたが…その後は複雑すぎて書ききれぬ 3年前…この戦争も長いね…あくまでも「一説」として書いたことがある。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120404/p3 「アサド大統領(息子)本人はリベラルだが、お飾りで軍部や旧体制に

東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。 記者会見で辞任の理由について説明した資料を全文掲載します。(文中の下線は、原文のままです) 平成23年4月29日 内閣官房参与の辞任にあたって (辞意表明) 内閣官房参与 小佐古敏荘 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行
東日本大震災発生後の3月16日に内閣官房参与に任命された小佐古敏荘・東京大教授(放射線安全学)が29日、菅直人首相あての辞表を首相官邸に出した。小佐古氏は国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故の政府対応を「場当たり的」と批判。特に小中学校などの屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトに決めたことに「容認すれば学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を唱えた。 小佐古氏は、政府の原子力防災指針で「緊急事態の発生直後から速やかに開始されるべきもの」とされた「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」による影響予測がすぐに実施・公表されなかったことなどを指摘。「法律を軽視してその場限りの対応を行い、事態収束を遅らせている」と批判した。 小佐古氏はまた、学校の放射線基準を、年間1ミリシーベルトとするよう主張したのに採用されなかったこ
統一地方選が終わったが、今回、日本で初めて同性愛者であることを公言する「ゲイ議員」が誕生した。東京・豊島区議の石川大我と中野区議の石坂わたるだ。 性的少数者であるLGBT(レズビアンやゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の政治家としては、世田谷区議の上川あや(今回3期目の当選)が有名だ。彼女は生物学的な性別と本人が自認する性別が一致しない性同一性障害で、戸籍の性別も男から女に変えている。 ニューズウィーク日本版は06年、「ゲイ in Japan」という特集を掲載した。「ゲイ人」レイザーラモンが「ふぉ~~」とやっていた頃である。その時に取材をさせてもらったのが石川で、当時は何人かの仲間と一緒に、ピアフレンズというゲイの若者向けの友達作りイベントを開催していた(ピアフレンズは今はNPO法人となり、その輪もずいぶん広がっている)。 その後、NHKの番組に出演したり、千葉県の人権関係の委員を
17票で当選できる場所があるらしい Tweet カテゴリ☆☆☆ 1 :名前:名無しさん@涙目です。(大阪府):2011/04/24(日) 23:43:14.09 ID:Smgj2MZH0● ?2BP(19) 東京都 御蔵島村議 定員 6 残り 0 投票率 92.31% 開票終了 当 廣瀬 鹿雄(無 新) 69歳 48票 得票率22.6% 当 栗本 範一(無 新) 32歳 30票 得票率 14.2% 当 黒田 正道(共 現) 55歳 28票 得票率 13.2% 当 栗本 道雄(無 現) 49歳 25票 得票率 11.8% 当 廣瀬 正一(無 現) 67歳 25票 得票率 11.8% 当 栗本 寿晃(無 元) 33歳 17票 得票率 8.0% 落 広瀬 旭治(無 元) 63歳 14票 得票率 6.6% 落 廣瀬 元 (無 現) 56歳 13票 得票率 6.1% 落
酒を飲みながら仕事をしていたら、赤ちゃんは泣くわ、にゃんこ姉妹は発情だわで寝られないので、手慰みにエントリーでも。もちろん、話題は復興会議。どうなってるんでしょうかねえ、これ。 復興会議初会合、原発は任務外との指示に委員ら異論 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E6E2E1EB8DE3E6E2E6E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000 何かと風当たりの強い復興会議ですが、私は会合を良く開催できているなあと思うんですよ。皮肉じゃなしに、ぶっちゃけ火中の栗を拾いに逝くどころか、火災中のガソリンスタンドに飛び込むようなものです。どうあっても、叩かれる結末になるのは目に見えているから。 で、政府関係の仕事やそれに沿う物言いをすると、メディア

東京都知事選で石原慎太郎氏が4選を果たしました。投票率は57.80%と、地震直後で選挙戦が盛り上がらなかったわりには高かったようです。前回より3.45%高いし、全員が新人候補で有権者の関心が非常に高かった12年前(石原氏当選一期目)の57.87%に近いです。期日前投票が前回の1.5倍以上もあったことも、関心の高さを示しています。 今回、いったんは不出馬まで決めた石原氏が再選されたことで、投票することの無力感や、相変わらず低いであろう若年層の投票率にたいする同世代からの批判など、「投票する側」に問題意識をもつ人が多いようだけど、ちきりんは異なる感想をもちました。 問題は、「投票する側」ではなく、「投票される側」にある、と思えたのです。 ★★★ 今回の都知事選の結果を、先日行われた名古屋・愛知の地方選、今回行われた大阪の議会選挙と併せて考えてみましょう。名古屋・愛知では、河村陣営が圧倒的な強さ

人が集まって何かやるとき、周りに迷惑を極力かけないように配慮するのが最低限のマナー。本来味方についてくれる人達を怒らせるとは、最低です。デモの届け出を警察にすることになっているのは、言論統制が目的ではありません。自分たちは正しいことをやっているのだから何をやっても良いという訳ではありません。 そこで、地元 @lammy_i さんの呟きをまとめてみました。 @m_m1941さんから「街頭デモにも組織運営のノウハウが必要だということを、わかりやすく伝えています」というコメントを頂きましたが、まさにその通り。加えて町内会等へも事前の挨拶、デモ終了後の警察を含めたお礼の挨拶も必要です。 続きを読む

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