陰茎不要論の話をしたい。 それにまつわる二人の男の話を。 * 陰茎不要論を最初に唱えた男の話をしよう。 「咲-saki-」だとか「ストライクウィッチーズ」だとか、ほとんど男の登場しない世界で女の子同士がいちゃこらいちゃこらする作品……いわゆる「百合」作品が台頭し、人気を博するようになって久しい。 そんな百合をこよなく愛する男、V林田氏によって陰茎不要論は提唱された。 「二次元の世界に陰茎など不要」 彼はそう高らかに宣言する。 日々衰え、萎えていく陰茎について一喜一憂している俺などからすると、いくら二次元を対象にしたものとはいえ、それはあまりに過激な論に聞こえた。 思わず俺は反駁する。 ――でもあなたは、百合作品のERO同人誌を数多く購入しているではないですか 「僕が買う同人誌は、女子しか出てこないもの限定です」 おそるべき徹底ぶりである。 そう語る彼の姿は後光がさしているようにも見え、その
●百合の表向きの形骸化● WEB拍手より。 最近ゲームをやって、男(男の娘?)×男に目覚めそうな昨今。巷での萌え具合に反して、作中で扱われる同性愛の障害の大きさって、男の娘>BLとかホモ>百合な気がします。百合は既にファッション感覚というかフツーに属性の1つ、BLは(二次的な捏造が多いのもあるが)友情の上位とあまり障害として機能しないのに対し、男の娘だけは性差に対して真っ向から向き合うものが多い印象。 このゲームでは、中性的でコンプレックスこそあれ男と自覚していて、その子が男なのに主人公に好意を持っていて、だからこそ嫌われたくないから言い出せなくて〜ってのが非常にツボで萌えました。 ただ、一般向け漫画などではこういう好き嫌いのある感情を扱うことは難しいし(だからファッション感覚の男の娘ばかり)、エロマンガでもニッチで話の尺も取れないからやっぱり描かれない、と難しい属性なんですよねぇ。同性

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く