ロンドン(CNN) 「鶏が先か、卵が先か」という長年の謎がついに解明された――。マスコミ各社が英国の学術論文を引き合いに、そう報じている。 根拠とされたのは、英シェフィールド大学のコリン・フリーマン氏らのチームが発表した、卵の殻のたんぱく質による結晶核の構造制御に関する学術論文。メディアにはこの論文を引き合いに、「鶏が先だった」との見出しが躍った。しかしフリーマン氏は、実は決定的な答えが出たわけではないと釘を刺している。 同氏のチームは、卵の殻と鶏の卵巣に共通して含まれるovocledidin-17というたんぱく質に着目。スーパーコンピューターを使って、生命体の内部で無機物や固形物が生成されるバイオミネラル化の過程をシミュレーションした。 その結果、このたんぱく質には鶏の体内で卵の殻の形成を促進させるはたらきがあるらしいことを、世界で初めて突き止めた。これまでovocledidin-17に
ニューヨークの米自然史博物館の「ダーウィン展」で展示されたグリーンイグアナ(2005年11月15日撮影)。(c)AFP/DONEMMERT 【2月11日 AFP】(一部訂正)ある生物をタイムマシンに乗せて過去に送り届けたら、その生物のDNAは逆方向に進化し、その遺伝情報は先祖返りをするだろうか?その答えが、科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)」(1月11号)に掲載された。 この興味深い問題を探るべく、ポルトガルと米国の科学者らは、キイロショウジョウバエ(学名:Drosophila melanogaster)と、昔の環境を再現した研究室を使って、実験を行った。 実験に使ったハエは、1975年に採集された1つのグループの子孫だ。原生種はその後の数十年間で、さまざまな環境において500回もの世代交代を重ねてきた。 これまで、さまざまな昆虫を、餌がない、湿度が極め

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